酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

放送大学 卒業しました

2016-03-26 19:34:49 | 放送大学
東京・渋谷のNHKホールで行われた放送大学の学位記授与式に出席してきました。
教養学部と大学院の共通の式です。
この4年間を思い出しながら、しみじみとしてきました。

袴姿の人もいましたし、アカデミックガウンの人もいました。
アカデミックガウンと聞くと ん?、と思うかもしれませんが、意外としっくりしていましたよ。

これで学士(教養)を取得しました。
4年で卒業できるとは思いませんでしたし、認定心理士も取得することになるとは思いませんでした。
在学中に宅建はじめ難易度は様々ですが5つの資格を取得しましたし、勉強漬けの4年間でした。





会場入りが始まった直後の様子です。
これには写っていませんが、地方の学習センターの旗が何本もはためいていました。
地方から出席された方も多いようです。





岡部学長の挨拶です。





学歌斉唱。
指揮は岡部学長。

ちなみに式の間は録音・録画は禁止、撮影はフラッシュとシャッター音を消せばOKでした。



大きな荷物を降ろした気がします。
学歴コンプレックスはなかったと思っていたのですが、心のどこかで大学に行かなかったことがひっかかっていたのでしょう。
どちらかというと理系の人生なのですが、まさか教養学部に入って心理学を中心に学ぶことがこんなに楽しいとは思いませんでした。
人生は分からないものです。
数十年前の自分が今の私を見たら驚くでしょうね。
数十年どころか、5年前の私だって驚いているでしょう。

こうやって勉強漬けの生活が送れたのも周囲の理解と健康な身体、そして経済的な余裕があったからです。
感謝の一言です。



さて、おまけというか、気が付いた点。


数ヶ月程度の学校なら大人になってから行っていたこともありますが、年単位の学校の卒業式は約30年ぶりです。
卒業式って、立ったり座ったりが多いんですね。
来賓挨拶のたびに起立・礼・着席、それをなんども繰り返していました。

学位記の授与は代表者が受け取り、我々は終わってから受付で受け取ります。
式では代表者が受け取り、その時は学部生は全員起立します。
同様に大学院の修了証も同じように・・・と思ったら、それがない。
でも「着席してください」のアナウンスはありましたので、司会者が「起立」の一言を言い忘れたんだろうなぁ。
ちょっと可哀想。

挨拶にあったのですが、放送大学は生涯学習の学校なので、それで卒業式と言わずに学位気授与式と呼ぶみたいです。
ちなみに院は修了証授与式と呼ぶみたいです。

式の様子は45分番組でテレビで放送されるそうですし、ダイジェスト版は大学の窓でも放送されるそうです。
当然カメラも立派なものが数台使われていましたが、カメラマンもカメラのコードをさばくアシスタントさんも、きちんとした服装だったのが立派だなぁと思いました。
あたりまえなのかな。




タイムキーパーというかADさんというか、司会者にキュー出しする人がいました。
写真の前の方で土下座(笑)しているように見える女性です。
例えば来賓挨拶や謝辞などが終わった際、席に戻って着席するのを確認してから司会者にキューを出していました。
ちなみに、写真で起立されている方々は、全コース卒業で表彰された学生さんです。

国歌演奏もありましたが、斉唱ではなく演奏なのが個人的には良かったと思います。
演奏ならば別に歌わなくても問題ないわけですからね。
歌うかどうかは個人の意思に任せるべきだと思うのです。
まして大学の場合は特に。
起立するのはいいけど歌うのは抵抗がある人も多いでしょうし、演奏というのはそういった意味でいい選択なのではないでしょうか。
もちろん歌ってもいいわけです(歌も流れていました)。



卒業された皆様、おめでとうございます。
ともに今までの大学生活を噛み締め、この学びを人生の様々な局面で生かしていきましょう。

学歌にある通り、知は力、学ぶことは喜び。
生涯学び続けましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする