別大マラソン、定員なしに

別府大分毎日マラソンといえば市民ランナーの憧れの大会です。
最近は参加資格を３時間半まで緩めてびっくりしたのですが、なんと２０１３年は定員を設けずに募集するそうです。

まあ、３時間半という制限があることもあって殺到することはないでしょうけど、それでも定員を設けないというのは大会の姿勢としてどうなのかしら・・・。

勝田全国マラソンも昨年は定員なしを売り物にしていましたが、別大はそれじゃまずいと思うのですが。
（勝田と別大は大会の性格が違う）
別大は３時間を切る人達が主役、定員なしにしてキャパオーバーになったらそういった人達が別大から逃げていくと思うのです。

別大の参加資格緩和で経済効果があったという記事を見ました。
たしかに人を多く集めれば潤う人はいるでしょうし、マラソンは公道を使うスポーツですから社会貢献も必要でしょう。

でも、それは大会としての筋というか背骨あってこそ、です。
別大は東京マラソンのようなお祭り観光一色の大会にしてはいけないのです。

また、違う意味での不安もあります。
別大のような陸連色の強い大会は、仮設トイレの数にしろ給水体勢にしろ、人数と比較して貧弱な運営が目立つのです。
定員を設定していても貧弱なのですから、何人集まるかわからない状態では・・・。

大丈夫かな・・・。

まあ、３時間半という足かせがあるから、そうそう人は増えないとは思いますが。


ちなみに、３時間半の記録を持っていれば別大の参加資格はありますが、途中の関門は３時間２５分ペースでないと通過できないところがあるので、要注意ですよ。
このタイムにはスタートロスも含みますので、ロスが１分あれば３時間２４分ペースで関門通過をしないといけなくなります。