いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

横浜市の「敬老パス」持続?

2007年06月25日 10時29分24秒 | 兎に角書きたいの!
 横浜市は、地下鉄と市内を走るバスが乗り放題となる「敬老特別乗車証(男女でパスの色が異なる)」が70歳以上の人に交付されている。
 敬老パスは、1974年、70歳以上の市民全員を対象に無償配布を開始。
          2002年からは希望発行制に移行。
          2003年からは所得に応じた利用者一部負担制を導入。
 しかし、高齢化の急速な進展で市の負担額は、2007年度で82億8千万円となりわずか3年で市の負担額は10億円も増加したという。しかも、70歳以上の人は毎年2万人ずつ増える見通しだという。
 そこで横浜市は、「持続可能な制度に」検討会がスタートしたという。十分な検討をお願いしたい。
 利用者として「敬老パス」利用に伴なうバス会社への支払いはどうしているのだろうか常々疑問を持っていた。現在は、「利用推計に応じて事業者に支払う」システムをとっているようである。これを「敬老パス」を使用するカウントを一般のカードのようなシステムに変更したらどうだろうか。
 例えば、一般的な人の場合年間5,000円を納めて敬老パスを受けてい場合は、10,000円か15,000円の一般のパスカードを交付することにする。市のパスへの支出総額が分からないから提案しにくいが、市が負担できる額を算出しパス交付申請者の数により交付金額(カード)を交付したらどうか。
 単純計算で1日一回バスに乗車するとすると年間153,300円となる。1ケ月12,600円となる。仲間には1ヶ月1万円以上利用したというつわものもいるが、利用者もその実態は良く分からない。その利便性を感じるのは市営地下鉄の利用の場合である。料金はバスより高額に設定されているから。
 利用限度付きカードの発行、バスだけのカード発行、地下鉄だけのカード発行など色々考えられるが「市敬老特別乗車証制度のあり方検討会」でどのような意見に集約されるか見守りたい。
 私たち利用者にとっては大変ありがたい制度であり持続を願うし、外へ出ることで高齢者の健康維持にもつながり健康で過ごせればその分医療費負担も少なくなる。次の歌はその現実を如実に言い当てていると思う。

   午後三時 あらまし老いで バスジャック

        18.4.13読売新聞 旭区 河合りえ子様作
 
コメント
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