穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

科学哲学は知の形而上学 ??

2014-05-08 10:17:36 | 書評
前回のアップを確認する意味でインターネットを漁っていたら妙な記事が多い。記事がおかしいのか、私がおかしいのか。

昔は形而上学と科学哲学は天敵だった。てっきり今でもそうだと思ったが。すくなくとも野家先生の「科学の解釈学」を拾い読みする限りこのセンチメントは変わっていないと思ったから、その前提で最近何回かの記事を書いたのだが。

科学哲学者の書いた「知の形而上学」という本まであるらしい。インターネットでも科学の形而上学が科学哲学だというのが非常に多いので驚いている次第。ちょっと理解に苦しんだので前回の補足という意味で書きました。

私の前提は「科学哲学者」と「形而上学者」は天敵という理解になっております。

なお、じゃあ彼らはどういう考えなのかと記事をいくつか開いてみましたが内容のある記事はありませんでしたので、どういうことなのか確認出来ませんでした、残念。