穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

破門が映画になるそうだ

2017-01-30 09:44:48 | 直木賞と本屋大賞

 テレビの芸能欄でいっていた。改めて本を見るとたしかに帯に映画化って書いてある。西川(だったかな)巡査部長は出てくるかな。ヤクザ、それも下っ端のヤクザの便利屋みたいな男だったが、端折るだろうな。映画だからどんどん端折る訳で警察から文句が出そうな所はどんどん端折るだろう。

思い出して後書きを読み返した。直木賞選者の浅田次郎の評だが「細密なディテールの集積は、まったく映像の表現しきれぬ、小説ならではの世界である云々」

意味がよく分からなかったがカジノのルールを非小説的に解説したところなのかな。よく分からない。映画を見に行くつもりはないが、浅田氏の評からすると映像化に問題があるということらしいが。ま、どうでも良いことだ。こちらで心配することではない。


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