goo blog サービス終了のお知らせ 

言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

天岩戸神社

2016年03月09日 | 

高千穂神社の後、天岩戸神社に行った。

ターミナルから出る彫物(えりもの)をあしらったラッピングバスに外国人も一人乗り込んだ。
本宮でお参りし、天安河原に行くとその青年がいた。
スマホに自撮り棒ではなく、一眼レフカメラで熱心に撮影している。
目が合ってお互いに会釈したので思い切って話しかけてみた。
「Hi. Are you traveling alone?」
「Yes.」
恐らく彼自身が写った画像はないのではないか…。
「Shall I take a picture ? 」
「Thank you !」
嬉しそうな顔をしてカメラを渡し、フラッシュ、シャッターのボタンを説明した。
祠をバックにピースサインした画像はイマイチだったが「Good.」と言ってくれた。
さらに拙い英語でいくつか尋ねると、23歳のオランダ人で4週間の滞在だと答えた。
観光先は「高千穂、鹿児島、屋久島、フライトして(翼のジェスチャー付き)大阪、京都、奈良」ということだった。
初めての日本旅行のスタートが高千穂とは嬉しいではないか。
「Thank you for coming to Japan.」
「Enjoy your stay in Japan.」
劇的に増加している外国人観光客と話す機会があったら、これは必ず言いたいと思っていた二言を言って別れた。

嗚呼、もっと英会話ができたら!
若い頃は暗記するのは割と自信があったが、最近は覚えた単語も端から忘れていく。
      
     手力雄命(タジカラオノミコト)の像/ご朱印二種

高千穂神社

2016年03月04日 | 

話題は前後して今さらではあるが、画像だけでもアップしておこう。
1月3日から6日までは私の実家に帰り、3日の午後に隣町の高千穂に行った。

       神楽殿。夜にはここで観光神楽が舞われる。

鬼八退治伝説の彫像/人の悩みや世の乱れを鎮めると言われる「鎮め石」に手をかざす参詣者/お守り/ご朱印

初詣 生目神社

2016年01月27日 | 


1月下旬になって初詣の話題でもないが、画像もあることだからアップしておこう。
(あ~ぁ、今年もこんな調子だ)

年末30日から1月7日まで帰省し、前半は夫の実家の宮崎市にいた。
初詣は2日に行った。
宮崎神宮が定番だが、一昨年行ったのでどこか別の所がいい。
鵜戸神宮に行きたかったがちょっと遠い。
地元の出版社が発行している「神話がいざなう宮崎神社めぐり」という本を見てみると、「生目神社」が市の郊外で比較的近いのでそこにした。

生目神社は名称の通り「眼病平癒」のご利益があるという神社だった。
平安後期の武将藤原景清がこれ以上戦世を見たくないと嘆いて、自らの眼をえぐって投げた先がここ生目だという言い伝えがあるそうだ。
市の天然記念物に指定されている楠の巨木、本殿奥の雲龍巻柱など見どころもあった。
昨年秋から始めたご朱印帳も忘れずに持って行った。
      

錦市場から東寺 夜の京都駅

2015年11月04日 | 


昼食後、錦市場に行った。
京都の台所と言われているそうで、京野菜の店や漬け物の店をはじめいろんな店が並んでいた。
細い通路は観光客で溢れ、活気に満ちていた。
通りの端から端まで歩き、さて次はどこへ行こう…。
「駅の方に行って、向こう側の東寺にしようか。いい仏像があるから。」
夫の提案でそうすることにした。
新幹線で京都に着くと真っ先に見えるのが東寺の五重塔で、「京都に来た!」と実感する。遠くから観て満足し一度も行ったことがなかった。

東寺は空海(弘法大師)ゆかりの真言宗総本山。
講堂には大日如来を中央に21体の仏像があり、これは立体曼荼羅の配置らしい。
金堂、御影堂、そして五重塔も間近で見た。。
旅の最後にいただいた御朱印は「弘法大師」だった。頭の文字はおそらく梵字だろう。

金堂の甍 すでに紅葉が始まっていた
                
御影堂/講堂/五重塔/御朱印「弘法大師」


京都駅に戻ると午後6時近かった。
二人とも疲れて、さらにどこかに行くには微妙な時間なので駅構内で過ごすことにした。
日没になると京都タワーがライトアップされた。
帰りの新幹線は午後8時。もう帰りたい気分だったが変更できないチケットである。
2時間以上あってもったいない気もしたが、早めの夕食を摂り、お土産を買い、何より駅ビルそのものが観光スポットでまたたく間に時間が過ぎた。

中央コンコースは吹き抜けになっていて、幾何学的な骨組みとガラスのアーチ大屋根がきれいだった。
その下には大階段があり、各ステップにたくさんのLEDライトが取り付けられ「グラフィカル・イルミネーション」になっている。
タイムリーな絵柄で演出しているようで、9月中旬のその日は「重陽の節句」「菊の花」「中秋の名月」だった。
階段下に佇んでしばらく見とれてしまった。

さあ帰ろう。日常に。
 
    
      小さいサイズの画像は、クリックすると拡大して見られます。

知恩院 三十三間堂

2015年10月31日 | 
       
青蓮院の後は同じ山の斜面に並ぶ知恩院に行った。
本堂は法要の真っ最中で大勢の信徒の方々がいた。
その後ろをそっと通り抜け、鶯張りの廊下は強めに歩いて方丈の庭に行った。
法然上人を祀っている御影堂は修理中でシートに覆われていた。残念!
帰りにくぐった国宝の三門が見事だった。
御朱印は「法然上人」と、徳川家康400回忌の今年だけという「欣求浄土(ごんぐじょうど)」をいただいた。
家康の旗印にある文言らしい。

午前中にもう一ヶ所行けそうなので三十三間堂に行った。
蓮華王院という寺院の本堂が三十三間堂であるが、本堂があまりに有名なのでお寺の名前は印象が薄い。
千手観音座像、千体千手観音立像、その前に並ぶ風神・雷神・二十八武州は圧巻だった。
撮影できなくて本当に残念である。せめてこちらを。
(サイトの右下「次へ」もぜひ!)
いただいた御朱印は「大悲殿」だった。
                                         
そろそろお昼時である。
河原町にある鰻の「かねよ」に行った。
ロンリープラネットに掲載され外国人が美味しそうに食べているのをテレビで観て、機会があったら食べてみたいと思っていた。
大きなだし巻きの下に鰻があり美味しかったが、朝食をしっかり食べたせいか残してしまった。
                       京都国立博物館/レトロな店構えの「かねよ」/きんし丼