そして、午後4時過ぎ、私たちは、七味温泉の"ホテル渓山亭"に到着。そこでは、先ず、源泉かけ流しの温泉で、身体を休めた。露天風呂からは、紅葉に染まった山々が一望でき、その鮮やかさには、うっとり。一緒に湯船につかる弟が、思わず「幸福だな」とか「健康の有難さ」など、の言葉をつぶやいたが、私もまさに同感だった。
6時から、専用の個室で夕食をほおばったが、その豪華メニューと種類の多さには、ビックリ。途中、仲居さんが一個8千円するマツタケを焼いてくれた。馬刺しや柔らかいステーキ、マツタケの混ぜご飯など、出されたメニュー全部を残らず平らげることは、私には、お腹を壊しても絶対に無理だった。結局、出されたメニューのうち、半分以上も残してしまった。4人のうち、一品残さず、平らげたのは、弟の奥さんだけだった。
翌日の、日曜日は、"ホテル渓山亭"の駐車場に車を停めたまま、私たちは軽装で、徒歩で、七味大滝の見学に向かった。深い渓流に沿って、歩を進めるうち、途中の山々の紅葉が、実に絶景で、しばしば脚を止めて、写真撮影をした。こうして歩み進めるうち、行けども行けども、七味大滝の場所に辿りつかず、途中で、行き会った人に伺ったら、なんと、七味大滝に至る登り口を通り過ぎていたことがわかった。そこで、今来た道を戻って、七味大滝の登り口の看板を見つけて登った。(その看板の指し示す方向は、本来、山側の急な狭い道を、ガサ藪に分け入って登っていくように、指示してあるハズなのだが、実際は、そういう意味には受け取れず、曖昧な表示方法だったのだ。現に私は、当初、この看板の存在に気づいていたのだが、まさか、山側を登るというふうには、思いいたらなくて、通り過ぎてしまったのだ)。熊やイノシシが出そうな、狭くて急な山道を、400メートルほど登り詰めると、藪に囲まれた、大人5人ほどがやっと立てる、七味大滝の展望台スペースがあった。この滝は、展望スペースから数十メートル先に見えるもので、岸壁に垂れ掛かる絹のスカーフを思わせる滝だが、前日に見た、雷滝のスケールには足元にも及ばないものだった。
こうして、私たちは、一通りの旅の工程を終えて、午後5時前には、弟の自宅に無事到着した。
6時から、専用の個室で夕食をほおばったが、その豪華メニューと種類の多さには、ビックリ。途中、仲居さんが一個8千円するマツタケを焼いてくれた。馬刺しや柔らかいステーキ、マツタケの混ぜご飯など、出されたメニュー全部を残らず平らげることは、私には、お腹を壊しても絶対に無理だった。結局、出されたメニューのうち、半分以上も残してしまった。4人のうち、一品残さず、平らげたのは、弟の奥さんだけだった。
翌日の、日曜日は、"ホテル渓山亭"の駐車場に車を停めたまま、私たちは軽装で、徒歩で、七味大滝の見学に向かった。深い渓流に沿って、歩を進めるうち、途中の山々の紅葉が、実に絶景で、しばしば脚を止めて、写真撮影をした。こうして歩み進めるうち、行けども行けども、七味大滝の場所に辿りつかず、途中で、行き会った人に伺ったら、なんと、七味大滝に至る登り口を通り過ぎていたことがわかった。そこで、今来た道を戻って、七味大滝の登り口の看板を見つけて登った。(その看板の指し示す方向は、本来、山側の急な狭い道を、ガサ藪に分け入って登っていくように、指示してあるハズなのだが、実際は、そういう意味には受け取れず、曖昧な表示方法だったのだ。現に私は、当初、この看板の存在に気づいていたのだが、まさか、山側を登るというふうには、思いいたらなくて、通り過ぎてしまったのだ)。熊やイノシシが出そうな、狭くて急な山道を、400メートルほど登り詰めると、藪に囲まれた、大人5人ほどがやっと立てる、七味大滝の展望台スペースがあった。この滝は、展望スペースから数十メートル先に見えるもので、岸壁に垂れ掛かる絹のスカーフを思わせる滝だが、前日に見た、雷滝のスケールには足元にも及ばないものだった。
こうして、私たちは、一通りの旅の工程を終えて、午後5時前には、弟の自宅に無事到着した。