手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

9年前の東日本大震災の当時、私はダンスを習っていた

2020-03-11 16:02:31 | 想い出
地震が起きた当時、渡良瀬川近くの「リバーサイド」体育館で行われていた社交ダンスの講習会に出席していた。八木下先生のクラスで、たしか、サンバの講習中だった、と記憶している。
地震が発生したとき、体育館が大きく揺れたので、私たちは、非常口の扉を開けて、外に出た。そして、渡良瀬川の土手の草むらに腰をおろして、体育館がユッサ・ユッサと左右に大きく揺さぶられているのを眺めていた。
地震がおさまって、しばらくしてから、車で我が家に戻った。
自宅2階の10畳の洋間では、壁際に設置された食器棚は倒れてはいなかったものの、その観音開きの扉は、開いていて、中に収納されていたワイン・グラスやコップや、数万円したコーヒーカップなどが棚からこぼれ落ち、コナゴナに割れていた!、
今日は、例年なら、政府主催でその大震災の追悼式典が行われるところだが、最近、世界を揺るがしている新型コロナ・ウイルスによる病気拡大を防ぐため、中止された。ただ、それに代わって、大震災発生時刻の午後2時46分に、政府による簡単な黙祷の式典が行われた。この時の1分間にわたる黙祷の模様は、NHKのテレビチャンネルで放映された。私もこのときばかりは、炬燵から抜け出て、座敷に正座し、東北方面に向かって、合掌して黙祷した。
なお、この式典と同時刻に大震災に関わる報道を行っていたのは、民放TV局では、6チャンネル(TBSテレビ)と8チャンネル(フジ・テレビ)の2局だけだった。今後、時の流れとともに大震災のことが忘れ去られ、風化しつつあるのかなぁ、と思うと、寂しいと同時に残念なことである。