最近は、携帯電話が普及して、電話がいつでもどこでも使えて、便利になった反面、一方で、せせこましい世の中になったものだ、と思う。家の中にいても、いつ電話があるか分からないので、私はトイレに入る時はいつも、親子電話の子機とそれに携帯電話機とを持参している。でも意外とそういうときに限って電話がかかってくるものだ。
かつて、数十年前、私が学校を卒業して、大学の研究所に勤務していた時分、あちこちからかかってくる電話に追い回されて超多忙だった教授が、「外出して車などで移動している時が、電話がかかってこなくて、ゆっくりできて非常にいい!」と語っておられたものだが、現在の世の中では、そういうことはまったく通用しなくなってしまった。
緊急事態発生などはいつ起こるか分からないので、そんな場合はいつでもどこでもの電話の存在は有り難いものだが、一方で、電話に追いまくられる生活のため、心の余裕が失われてしまうのはおおいに考えものだ。
かつて、数十年前、私が学校を卒業して、大学の研究所に勤務していた時分、あちこちからかかってくる電話に追い回されて超多忙だった教授が、「外出して車などで移動している時が、電話がかかってこなくて、ゆっくりできて非常にいい!」と語っておられたものだが、現在の世の中では、そういうことはまったく通用しなくなってしまった。
緊急事態発生などはいつ起こるか分からないので、そんな場合はいつでもどこでもの電話の存在は有り難いものだが、一方で、電話に追いまくられる生活のため、心の余裕が失われてしまうのはおおいに考えものだ。