クリス・ライアン著『逃亡のSAS特務員』ハヤカワ文庫 900円+tax
アフガニスタンの山中でアルカイダの幹部の抹殺に失敗したSAS特務員のジョシュは数ヵ月後アメリカのアリゾナの砂漠に倒れていた。傍には少年の射殺死体が。
ジョシュ自らも負傷し更に記憶が喪失していることに愕然とする。
瀕死のジョシュを美人医師が救出しようとするのだがその時点から謎の襲撃者が出現するのであった。
この作家には珍しく全編サスペンスに満ちた物語展開となっている。そして舞台がアメリカというのも初めてだ。
全編スピード感のある展開で謎解きにもワクワク感がある。拷問シーンにはちょっとドキリとさせられる。
ただ「停電」をひきおこすメカニズムの説明がおざなりにされている点が不満と言えば不満だ。
だが総じて楽しめる一遍だ。
本編の邦題であるが、原書のままの「ブラックアウト」で良かったのでは。
アフガニスタンの山中でアルカイダの幹部の抹殺に失敗したSAS特務員のジョシュは数ヵ月後アメリカのアリゾナの砂漠に倒れていた。傍には少年の射殺死体が。
ジョシュ自らも負傷し更に記憶が喪失していることに愕然とする。
瀕死のジョシュを美人医師が救出しようとするのだがその時点から謎の襲撃者が出現するのであった。
この作家には珍しく全編サスペンスに満ちた物語展開となっている。そして舞台がアメリカというのも初めてだ。
全編スピード感のある展開で謎解きにもワクワク感がある。拷問シーンにはちょっとドキリとさせられる。
ただ「停電」をひきおこすメカニズムの説明がおざなりにされている点が不満と言えば不満だ。
だが総じて楽しめる一遍だ。
本編の邦題であるが、原書のままの「ブラックアウト」で良かったのでは。