大沢在昌著 講談社 2005.10.25 1,700+tax
「ザ・ジョーカー」シリーズの第二弾。2003年~2005年にかけ「小説現代」にて連載されたもので6編からなる短編集。
着手金100万円で“殺し”以外のトラブル解決ならなんでも請ける、というあのジョーカーの物語である。
第一弾がけっこう斬新なイメージだったので第二弾を期待した分ちょっとアテが外れた感が否めない。
どういったらいいのか、要は“切れ味に欠ける”のである。6編の中で『ジョーカーの命拾い』がまぁまぁであるが、後はいただけない。
これは作者の力量云々というよりもこの種の物語はそうそうネタがあるものじゃないから、という気がする。
「ザ・ジョーカー」シリーズの第二弾。2003年~2005年にかけ「小説現代」にて連載されたもので6編からなる短編集。
着手金100万円で“殺し”以外のトラブル解決ならなんでも請ける、というあのジョーカーの物語である。
第一弾がけっこう斬新なイメージだったので第二弾を期待した分ちょっとアテが外れた感が否めない。
どういったらいいのか、要は“切れ味に欠ける”のである。6編の中で『ジョーカーの命拾い』がまぁまぁであるが、後はいただけない。
これは作者の力量云々というよりもこの種の物語はそうそうネタがあるものじゃないから、という気がする。