散歩者goo 

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不在者投票

2011年11月26日 12時06分09秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
昨日不在者投票するため東成区役所に行った。
パラパラと切れ目無く投票者が来ていた。
この状態を見る限り、大阪市長選府知事選への関心は高いのかもしれない。
しかし、実感とすれば、市内に出かけてもそれほどの盛り上がりは感じない気がした。

この選挙に関しては、グローバリズムと関連あるのではないかということは、先のブログで述べた。
グローバリズムや市場原理主義や金融資本主義、はほぼ共通した性格を持っている。
現在の世界で、資源小国の日本は貿易で収入を得る以外道はない。
必然的に好むと好まざるとにかかわらず、グローバリズムを合わなければならないし、企業の競争力もつけなければならない。

その意味で、様々な分野で競争原理を導入し無駄の削減や改善が必要であることはいうまでもない。
だからといって、何でも競争原理の導入や効率化のみを追求するのが良いかというと、議論が必要だ。
様々なサービス部門で、効率の中心の競争原理の働いては困る分野もあるであろう。

そもそも、今回の選挙の争点が、都構想はあるが、具体的な細部の問題点は多くありそうなのに、議論されていない。
そもそも、なぜ大阪市を解体するのか、解体してどのように良くなるのか、イメージがわいてこない。

以前から、大阪都推進派は、各区で知事を招きタウンミーティングを繰り返してきた。
その話がよく報道されていたので、もっとこの問題で盛り上がるだろうと思っていた。
しかしこの問題は、市民に直結する問題であるのに、私の周辺を見る限り市民の熱気が感じられない。

昨日夕方、不在者投票を済ませ、ついでにミナミに近いギャラリーを2軒廻った帰りに、長堀通りを自転車で走っていると、市長候補者の応援演説?が玉造駅前で行われているのに出合った。
人通りは多いのに、足を止める人はいなかった。
なんとなく、醒めた空気を感じた。

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