線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

さよなら豊鉄モ3702、撮影会

2007年03月25日 20時01分13秒 | 私鉄(東海)
豊橋鉄道のレトロカー、今年で製造から80年のモ3702号が、今日ラストランを迎えました。
最終列車の運行後、赤岩口車庫では撮影会が行われました。

18きっぷを使用して出かけてきました。天気はあまりよくありませんでしたが、そのおかげで
逆光を免れました。


勢ぞろいする、豊鉄市内線の全形式。

モ3702号の最終列車は駅前発11:50の赤岩口行き貸切列車でした。
これが赤岩口についた後の13時から撮影会が始まりました。


モ3702と、モ3102。

撮影会は13時から14時半までの2時間半。15分ごとに、車両に近づいて撮れる時間と
そうでない時間が区切られていました。うまく考えたもので、近づいて撮れない時間は
物品やグッズ市に、人がうまく流れていました。


本日の主役、モ3702号。

製造は、昭和2年。名鉄600V線のヌシだったモ510形と1年しか違わないわけで…


車内。

車内も開放されていて、思い思いに眺めたり撮ったりできました。
白熱灯が暖かかったです。


モ3202、モ3502、モ786、モ801。

時間ごとに、行先幕が切り替わりました。この写真では、みんな運動公園前に。


モ801号「運動公園前」行き

行先幕は標準化されているのか、モ801号にも「運動公園前」が入っていました。
入線できないのに・・・


オークション。

撮影タイムの後は、オークション。さまざまな看板が出されていました。
結構安く競り落とされていました。それでも一般の方から見れば不思議な世界のようです。

廃車後の3702号は、現在建設中の児童施設に展示されることが発表されています。
引き渡されるときまでは、車庫の中に保管されるとのこと。
お疲れ様。