(今年も後1日だけ、寒風に負けずに今日も今年最後のテニスで遊んできましたので、ブログは簡単に・・・)
かきいれどき(書き入れ時):
“儲かる時期で、忙しく動かねばならない時”を表すのに、「書き入れ時」という言葉があります。
「利益を搔き集める時」だと思っている人が多いようですが、これは俗解で、商売が忙しくて「帳簿に書き入れるのが多い時」を言うのが正しいようです。
二束三文:
“数量は多いが、非常に安いこと、或いは物”を言います。
草履などの履物を投げ売りするときに、「二足三文」という表示がされていることもありますが、これはこじつけで、本来は「二束三文」だそうです。
二束三文は、二束(ふたたば)でも、三文というわずかな金額にしかならないことに由来するしますが、その「二束」と「三文」について、もう少し調べてみます。
「束」というのは、稲刈りが終わって,脱穀した後の藁 (わら) を束ねて積み上げた稲わら塚のことのようで、この稲藁の束を棒の両端に下げて担いで売り歩いても, 2 束で 3 文にしかならなかった、というのが語源ということです。
また、「三文」という言葉は「三文判」、「三文芝居」や「三文文士」などという言葉もあるように、安物や粗末な物の意味で使われることが多い様です。
注文:
“欲しい商品を頼むこと”を言いますが、この語源は少し難しかったです。
この語源は何と平安時代まで遡り、土地の状況を注記して知らせる文書を「注進の文書(もんじょ)」と呼んでいたことから、急な事件を知らせる文書を言っていたのが、「注文」に変化したようです。(まさ)