老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

創作和食に思う

2017年11月08日 20時40分35秒 | 食べ物
 好天気が続く秋にはあちこちと出掛けることが多いのですが、私も珍しくこの10日ほどの間に2回もテニス関係で泊りがけの行事がありました。

 偶々今回宿泊したのは何れもリゾートホテルで、夕食は季節の創作和食でした。
どちらでも、色彩・味だけでなく器や食堂の雰囲気など、普段は味わえない様な素晴らしい料理で、非日常を楽しませていただきましたが、一方では個人的には残念ながら少し物足りない所がありました。

 全てはこのような贅沢な食事を年に数回しか味わえず、美食家でもない貧乏人の悲しさに由来すると思うのですが、他の参加者にも同じような意見の方もおられたので、私だけの感想ではないと思い、少し触れさせて頂きます。

<素晴らしかった点>
・何れも、メニューや使用材料などが記載された献立表がテーブルの上に置かれており、普通は目にしない漢字での材料表示に仲間同士で読み方や材料名を色々と教えたり推測したりと、わくわくするような楽しみがありました。
・また、出てくる料理はどれも初めて食べるような食材と調理法で、新鮮な美味しさを味わえました。

<少し残念だった点>
・メニューが数多い為か、何れの料理もボリュームが少なく、従って折角の珍しい素材の量も少なく、材料の素晴らしさが充分に味わえなかった。(折角の素材を味わう為には、ある程度の量が必要)
・また、全体としてのボリュームも少なく、夜中にお腹が空いて目が覚めた。

 以上、そんなに多飯食らいだと思っていない私の全く個人的な感想ですが、料理人が余りに色々な素材を楽しんで貰おうとして、その日のメインのメニューがどれか判らない様な献立になったからでしょうか。

 個人的には、おつまみの要素がある前菜は出来るだけ色々な種類が好きですが、メインとなる魚や肉はそこそこのボリュームがある方が、満足感があるのですが…(まさ)

(注)但し、これは私が経験した二つの例が、偶々同じような感じで私の好みに合わなかったのでこの印象が強かったのかも知れません。他のレストランなどでは全く状況が違う事だと思いますので、念のために申し添えておきます。TVなどで良く目にする、創作和食にはぞくぞくするような楽しみと期待感を持っています。

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