老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

主目的はダメだったが、収穫のあった兵庫県北部へのツアー  その①

2022年04月02日 19時42分43秒 | 旅行/色々な風景

 長ったらしい名前になりましたが、昨4月1日に兵庫県北部地区へのバスツアーに出掛けました。

 主目的は、香美町のハチ北高原でのザゼンソウ/ミズバショウと、丹波市でのカタクリを対象としたM新聞社主催の写真撮影を主としたツアーで、2月に申し込んで楽しみにしていたのです。

 前日から急に気温が下がりましたが、雨の心配はなさそうという事で心ウキウキで出発。
中型バスでしたが、参加者11名なので、一人で2席をゆったり利用。

 しかし、出発直後に手添乗員さんから『先ず悪い知らせですが、今年の大雪のためにザゼンソウ/ミズバショウは見られる可能性がないので、代替地を探したが了解してほしい』とのアナウンス。
最初は、エイプリルフールだと軽く聞き流していたのですが、顔見知りの添乗員さんが本当に申し訳なさそうに話すので、これは植物を目的とするツアーでは天候などによるハプニングが起こり得るものだと納得せざるを得ませんでした。

 という事で、最初に着いたのが代替地の丹波市「青垣いきもの・ふれあいの里」という所でした。

 ここにはハチ北高原から移植されたザゼンソウも数株あるとのことで、早速池の近くに植えられているのを見に行きましたが、ここは雪が少ない為かかなり前から開花しているようで、既に苞は茶色になっていて、葉もかなり大きくなっている状態ですが、私にとって初のザゼンソウを何とか見ることが出来ました。

 その後、園内を散策しましたが、温度が低いせいかカタクリは十分には開花していなかったものの、昨日のブログで紹介したシュンラン(別名、ジジババ)やカンスゲの花を楽しむことが出来ましたし、大阪では余り目にしない植物も多く、もう少しゆっくりしたいような所でした。


 その後、昼食の予約をしてあるのと、万が一にもザゼンソウが見られるかもという事で、香美町のハチ北高原に向かいました。

 近付くにつれ鉢伏山の残雪がはっきり見えると共に、標高600m程にある但馬高原植物園でも、回りは雪ばかりで、植物園もまだ閉鎖中との由でした。

 植物園のレストランで本場但馬牛のスキ焼を食してから、4月だというのにまだ営業しているスキー場の近くにあるザゼンソウの自生地迄行き、添乗員さんが雪を掻き分けてチェックくれましたが、見つけられずに断念せざるを得ませんでした。
 ミズバショウ自生地は更に雪が深いとことで、これも諦めて少し早めにカタクリの里に向かうことになりました。(まさ)


<青垣いきもの・ふれあいの里>

建物

丁度子午線が通っているようです

ザゼンソウ(サトイモ科)

同上 開花した直後の状況はこのような状態らしいです(植物園へようこそ!より引用)

カタクリ(ユリ科) まだ時間が早くて開花していません

同上 暫くして徐々に開花はしたものの、まだ花弁が反り返る迄にはなりませんでした。

シュンラン(ラン科) 前日にブログでその名に触れただけに嬉しかったです

同上

同上 下向いてはっきり見えない花は、このようになっているらしいです。(植物園へようこそ!より引用)

カンスゲ(カヤツリグサ科)

同上 結構可愛らしい花です

キンキマメザクラ 下を向いた小さな花です

ヒュウガミズキ(マンサク科)

同上

セキショウ(サトイモ科) ザゼンソウのすぐ横にありました

スミレ

<ハチ北高原>

車窓からの鉢伏山にはまだ雪がハッキリと見えます

但馬高原植物園 ここのレストランで昼食

館前にはまだ雪が

近くの林の様子

道端にフキノトウ(キク科)

同上





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