(今日は早朝から、堺市に住む知人に誘われて大泉緑地や、彼の畑をうろついいてきたのですが、久しぶりの再会で昼食時に美味しいお酒を頂き、帰宅後少し昼寝と思っていたら夕方近く迄すっかり寝込んでしまいました。
先程慌てて夕食を済ませたという状態で、堺市の様子は明日に回し、取り敢えずは言葉の関連の書き込みにします。)
先日、「罰(バチ)」について掻きこんでいるときに、同じく祖母がよく使っていた言葉に「ごうがわく」というのがあったのを思い出しました。
何か、腹が立った時などに使っていたと思いますが、私が何か特に悪い時をしたようなときに、前述の「バチ」と組み合わせて、「そんなことをすると、バチが当たるぞ!。ほんまにごうがわく」などと叱られていました。
この「ごうがわく」は漢字交じりにすると「業が沸く」となるようで、“非常に腹の立つ”という気持ちを言いますが、また「業(ごう)」は「業腹(ごうはら)」を省略した言い方のようです。
「ちょっとムカつく」というような軽い怒りではなく、今にもはらわたが煮えくり返るような強い怒りを表す言葉です。
余計に判りにくくなったかも知れませんが、「業腹」とは“業火(非常に激しい炎)が腹の中で燃える”という意味で、日常会話ではほとんど登場しない言葉ですが、「とても腹がたつこと」や「しゃくに触ること」を意味し、昔の日本文学ではよく使われていたようです。
尚、この「ごうがわく」は「ごうわく」などとも変化しますが、兵庫県の播州地方や三重県など各地で使われる方言ということでした。(まさ)
今日の夕食
お昼にたっぷりと食べたのと、時間がなかったので今日の夕食は簡単でした。
定番の湯豆腐は、今日頂いたシュンギク入りとし、あとは炒めそうめんと、残っていたヒジキと大豆などの煮ものにしました。