老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

梅雨の合間の宇治・伏見 散策(2)  ~宇治/伏見~

2016年06月23日 20時16分04秒 | 旅行/色々な風景
 ≪今日は昨日の宇治・伏見の続きです≫

 黄檗山万福寺を見学した後、宇治へ。
先ずは源氏物語に因んだ“さわらびの道”をゆっくりと宇治上神社へ。それほど広くない境内ですが、本殿は平安時代後期の建立で、神社建築としては現存最古とされており国宝ですが、神社そのものが世界遺産に登録されている割には、観光客は少なくゆっくりと拝観できました。

 その後、宇治川の右岸沿いに少し上流へ歩きましたが、先日からの降雨で水嵩が増した宇治川は流れも早くいつもとは違う様子でした。
興聖寺に向う途中の琴坂の静寂を楽しんだ後、川を渡り平等院参道の食堂で食事。私は茶ソバと共に京名物のニシンの甘露煮をアテに冷たいビールで喉を潤しました。

 昼食後、平等院へ。流石にここは中国人と思われる観光客が多く、余りゆっくりもできなかったので、鳳凰堂と鳳翔館をざっと見学しただけで早々に退却し、まだ天候も持ちそうなので伏見へ。


 伏見では、今回は中書島界隈をゆっくりと楽しむことにしました。
ここは酒屋が多く、かって商社にいた時に米の担当をしていたことがあり、約40年前程になるでしょうが約2年間この地区の酒屋をこまめに回ったことを思い出しながらの散策でした。
京阪の中書島駅界隈はかっては京都でも有名な遊郭があった場所で、40年前にはまだ数多く残っていたそれらしい建物もすっかりなくなり、雑然としていた飲み屋の多かった街は綺麗に整備されていました。

 坂本龍馬で有名な寺田屋の跡を見たり、運河(こちらでは宇治川派流と呼ばれています)沿いに散策したり、古い酒蔵が整備された町並みを楽しみ、これも酒蔵を改造された趣のある焼き鳥屋で早めの食事を済ませての帰宅となりました。(まさ)

宇治上神社の鳥居

宇治上神社の山門と拝殿

宇治上神社の本殿(国宝)

琴坂

平等院鳳凰堂

鳳凰

伏見 寺田屋跡

宇治川派流。十石舟や三十石舟が観光船として復元されています

月桂冠で有名な大倉酒造の大倉記念館。見学できます

こちらは神聖で有名な山本本家の酒蔵。今は改造して焼き鳥屋に


焼き鳥屋「鳥せい」の内部。高い天井がゆったりした気分になります

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