日本の政治家やお役人が謝る時に良く使う言葉の一つに「遺憾」があります。
元々は、“残念に思う。心残りである”というような意味なのですが、「遺憾に思う」「遺憾ながら」という場合には、どこか<残念なことですが、私には責任がありませんので…>というようなニュアンスの政治的な用語のように思えます。
「遺憾」という言葉は 、既に元の時代には存在したとされていて、日本でも15世紀後半の辞書「文明本節用集(ぶんめいぼんせつようしゅう)」に「遺憾」の用例が見られるということですが、一般的に用いられるようになるのは江戸時代に入ってからで、現代のような形で用いられるようなったのは、明治時代以降だと考えられています。
「遺」は、元々は“他人に贈り自分の手元から無くなる(失う)”という意味の漢字が転じて、“後に残る、忘れる”という意味の言葉で、「遺骨」や「遺品」という熟語もあります。
「憾」は、“心に響く出来事で心が揺れ動く”という意味の漢字が転じて、“残念な気持ちでうらむ”というような意味になりました。
この二つの言葉が合わさった「遺憾」という言葉は、“残念な気持ちが残る”という意味になったようで、本来なら単に謝るだけでなく、責任を取って辞職するような場合に使うべき言葉ではないかと思います。(まさ)
※ この項は、<語源由来大全> <意味ブロ>などを参考にさせて頂きました。

昨日の夕暮れ前の空 とても梅雨とは思えません

今朝のベランダ ハイビスカスが開花。 ここの所毎朝新しく開花しているようです。ツレアイのアルツハイマーがかなり進行した時に、お世話になった南九州の友人に一緒に会いに行った時に宮崎の植物園で分けて頂いた株です。

同上 八重咲のハイビスカスです

昨日の夕食 玉子豆腐/アユ塩焼き/メカブ

アユは近くのスーパーで買ったものですが、養殖物で身が軟らかかったです

メインは皿うどん


アユは近くのスーパーで買ったものですが、養殖物で身が軟らかかったです

メインは皿うどん
