老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

能登半島へ  その①   ~能登金剛まで~

2019年05月27日 20時26分07秒 | 旅行/色々な風景
 好天気が続くので、手放すことを決めたマイカーを利用して能登半島を回ることにしました。
というものの、行くことを決めたのは数日前で、急遽コース設定や旅館確保などに追われての慌ただしい出発でした。

 23日(木)の早朝に自宅を出て、金沢から能登半島を時計回りに一周するコースを設定し、24日(金)の夜に帰宅することにしました。

 能登半島は思った以上に遠くて、金沢に着いたのが昼ごろになっており、それからリストアップした訪問予定先をできるだけ回ることにしました。

 能登半島には半島の真中を南北に通る「のと里山海道」という無料の自動車道があり、結構便利なのですが、選んだ先は海岸沿いの場所が多くて、途中からはこの道路の恩恵を受けられずに結構時間が掛かりましたが、何とか無事に主な候補地を回ることができました。

 能登半島国定公園に属する多くの観光地を回りましたので、数回に分けてお知らせします。
第1回は、能登半島西側にある名勝地の能登金剛までの様子です。

 北陸道の徳光PA付近ではまだ雪に覆われた白山が見えましたし、能登半島に入ってからは「なぎさドライブウェイ」を楽しんだ後、気多大社(元の能登国一宮神社)にも立ち寄った後に能登金剛に向いました。

 能登金剛は南北30Kmもあり、松本清張の小説『ゼロの焦点』の舞台となって有名になりましたが、今回は金剛/ヤセの断崖/義経の舟隠しの雄大な景観を楽しみました。

 また、途中の増穂浦海岸には全長460.9 mという、“世界一長いベンチ”というのがあるので、立寄りましたが、確かに壮大なベンチですが、私が行った時には誰ひとり利用されておらず“?”という印象でした。

 この能登金剛等がある志賀町には、原発2基を有する北陸電力の志賀原発があるのですが、活断層問題などもあり、2基とも運転再開の目途が立っていないようです。
今回はこの直ぐ横を通りましたが、付近には風力発電の大きな風車や太陽光発電パネルが設置されていましたし、能登半島には風力発電に有効な風が吹くのか、ここ以外にも数カ所で風力発電の風車群を見かけました。

 この風光明美な地に、原発があるのには大きな違和感を覚えましたが、地元で入手した観光案内ガイドブックには、この志賀原発の事は触れられていないだけでなく、地図にも記載がなく、不思議に思いました。(まさ)


<北陸道 徳光PA>

白山

日本海

<なぎざドライブウェイ>

平日で車も少ないようです

本当に波打ち際です

海の様子

レストランで見かけた砂人形

<気多大社>

鳥居。(一の鳥居は少し離れた海岸近くにあります)

神門と拝殿

拝殿

<能登金剛>

厳門

同上

不動の滝

近くの海岸線

ヤセの断崖

同上近くの海岸線

義経の舟隠し

<増穂浦海岸>

世界一長いベンチ

同上

海岸線はサクラ貝が拾えるので有名ですが、現在はプラゴミで溢れていました。遠くには風力発電の風車群が見えます。


途中、志賀原発の直ぐ近くで見かけた風車