老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

遺言書作成しました

2017年09月20日 21時13分09秒 | 高齢化社会での生活・終括・社会保障など
 本日ツレアイ共々公証人役場に出向いて、共々に遺言書を作成してきました。
まだ76歳で、テニスを週2回ほど愉しんでいますし、財産と言うような大したものもなく、今すぐにという必要性はそれほど感じていなかったのですが、今年春に思い立ってから色々と準備してやっと作成となりました。

 この遺言書作成を思い立った背景としては、
◆2年程前に私の叔父がなくなり、その後約1年ほどしてその配偶者もなくなったのですが、二人の間には子供がなく、また叔父の名義の不動産等はまだ伯母の名義に変えていないこともあり、この二人の相続などを巡っては大変な手間が予想されることになったこと。

◆私とツレアイの立場としては、
・二人の間には子供がいない
・今年からツレアイの体調が余り良くない
・私の前の配偶者との間に二人の子供がいる
ことにより、万一の場合は叔父伯母以上に周囲に手間を掛けることになる危惧があった

◆多くの人のように、結婚生活の破綻もなく、子どもたちとも同居されている方には必要がないかも知れませんが、私の様な生活を経験している者には、例えこれという財産は無くても、このような備えをしておくことは、周りの人への不要の負担を少しでも減らす意味でも必要と思った次第です。


 いざ、公正証書作成を作成するとなると、実に様々な準備がありました。
・ツレアイと、遺言に内容を色々と打合せし、結局二人共に同じ内容で作成することにしました。
・不動産などの明細整理。
・相続人である、私の子供たち、双方の兄弟などへの事前通知と、基本的同意の取り付け
・色々な書類の整備。(不動産謄本と関係書類、印鑑証明、関係者の身元証明書類など)
なかなか大変でしたが、幸いにもイトコの息子さんに司法書士資格を持つ人がいて、相談と書類作成をお願いできることが出来ましたので大変助かりました。

 思い立ってから書類作成まで約半年かかりましたが、色々な意味で整理が出来たことや、今後の万一の場合のトラブル防止が少しでもできたかと思うと、何か少し肩の荷がおりたような気がします。(まさ)