最近の驚くようなニュースの一つが、この月末にも衆議院を解散して総選挙が行われるとの観測が強まっているとのことで、台風18号の関西接近以上に、警戒心を高めざるを得ません。
北朝鮮の狂信的なミサイルや核兵器の試験が続き国際情勢が不安定であるばかりでなく、国内的にも来年度予算の編成期であると共に、安倍首相の関わり疑惑を持たれているカケ・モリ問題への“親切で丁寧な説明”を期待されている時にです…
◆自民党・公明党がこの時期での衆議院解散を検討していると聞けば、“下衆の勘繰り”と言われるかも知れませんが、その目的を考えてしまいます。
ズバリ、民進党の弱体化が目立ち、しかも都民ファーストの会などの第3勢力の体制が固まっていないこの時期なら、自民党の勢力図が継続できて、国民に対して今後の諸政策が “選挙で承認された”との言い訳が出来るという狙いでしょう。
◆そして、そのような枠組みが出来た先に見えるものと言えば、カケ・モリ問題を有名無実なものにした上で、首相/与党の基盤をしっかりさせ、予てから安倍首相が公言している憲法改訂に踏み切るという道筋でしょう。
そこには、将来の国の財政立て直しや原発に関わる放射性物質の処理問題などに優先して立ち向かい、次世代への負の先送りを少しでも少なくしようとかいう“政治”は少しも感じられず、何とか自分の政治信条だけを通したいというエゴしか感じられません。
別な言葉で言えば、次世代を含めた国民の為の政治という考えは全くないようで、“現代バイアス”の塊のような首相が、絶対的な数を頼りにして、忖度する政治家や公務員をも取り込んで、あわよくば祖父の代から引き継いで醸成した自己の信念を無理矢理でも実現したいという悲しい願望しか読み取れないように思えてなりません。(まさ)
北朝鮮の狂信的なミサイルや核兵器の試験が続き国際情勢が不安定であるばかりでなく、国内的にも来年度予算の編成期であると共に、安倍首相の関わり疑惑を持たれているカケ・モリ問題への“親切で丁寧な説明”を期待されている時にです…
◆自民党・公明党がこの時期での衆議院解散を検討していると聞けば、“下衆の勘繰り”と言われるかも知れませんが、その目的を考えてしまいます。
ズバリ、民進党の弱体化が目立ち、しかも都民ファーストの会などの第3勢力の体制が固まっていないこの時期なら、自民党の勢力図が継続できて、国民に対して今後の諸政策が “選挙で承認された”との言い訳が出来るという狙いでしょう。
◆そして、そのような枠組みが出来た先に見えるものと言えば、カケ・モリ問題を有名無実なものにした上で、首相/与党の基盤をしっかりさせ、予てから安倍首相が公言している憲法改訂に踏み切るという道筋でしょう。
そこには、将来の国の財政立て直しや原発に関わる放射性物質の処理問題などに優先して立ち向かい、次世代への負の先送りを少しでも少なくしようとかいう“政治”は少しも感じられず、何とか自分の政治信条だけを通したいというエゴしか感じられません。
別な言葉で言えば、次世代を含めた国民の為の政治という考えは全くないようで、“現代バイアス”の塊のような首相が、絶対的な数を頼りにして、忖度する政治家や公務員をも取り込んで、あわよくば祖父の代から引き継いで醸成した自己の信念を無理矢理でも実現したいという悲しい願望しか読み取れないように思えてなりません。(まさ)