(地震からの復旧も進まない内に、今度は豪雨被害。能登半島を襲う容赦のない自然の脅威には言葉もありません。大阪では今日は久しぶりの大雨の後、空気が入れ替わったのか、少し秋を感じるようになり、久しぶりにクーラーを切っての夕食で、今晩もクーラーなしで眠れそうです)
80を過ぎたエエオジンがと笑われるかも知れませんが、私が好きな歌手の一人が小田和正で、特に彼の『今日もどこかで』がお気に入りです。
今年の格別の暑さで、最近はすっかり昼寝の癖がつきましたが、この昼寝時などにCDをよくかけています。
昨日もこの曲をかけながらまどろんでいると、不意に普段は全く使わない「相身互い(あいみたがい)」という言葉が浮かんできました。
「相身互い」とは「相身互い身」の略で、正確には<同じ境遇にある者どうしが同情し、助け合うこと。また、その間柄>という意味らしく、直接にはこの歌とは関係がありません。
何故この言葉が? と思ったのですが、数日前に親しくしている九州の友人から【兼ねて療養中の最愛の妻が7月に亡くなった】との知らせを受け取ったばかりでした。
この友人に対する「相身互い」という気持ちと、私の心に深く入り込んでいる『今日もどこかで』の
この友人に対する「相身互い」という気持ちと、私の心に深く入り込んでいる『今日もどこかで』の
<気づかぬうちに 助けられてきた 何度も 何度も そしてこれからも> とか
<数え切れない やさしさに 出会ってきた>
<その一歩を もう ためらわないで 誰かが きっと 受け止めてくれる>
とかいうような歌詞が、知らぬ間に重奏したのだと思います。
それにしても、小田和正はまだまだ素晴らしい声ですね。
それにしても、小田和正はまだまだ素晴らしい声ですね。
暫く前にTVで観た時は、少し背中が丸くなって年老いた感じのする外見とは全く違うような相変わらずの声に聞き惚れていました。
また、余談ですが中條てい氏による小説「アイミタガイ」(幻冬舎文庫)というのがあり、映画化され(監督・草野翔吾、主演・黒木華)11月1日に公開されるようです。
原作は読んでいませんが、機会あれば観てみたいですね。(まさ)
