ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

いない時に噂になるような人間は、存在感がある・・・

2009年05月13日 | Weblog
「ドストエフスキーの人間力」齋藤孝著より。

存在感ってなんだろう。身近な例では、学生時代にはクラスでほとんど目立たなくて印象に残っていないクラスメートがいたものだが、その後社会人になって久しぶりに会ってみると実に存在感を感じる人がいる。

“えっ、あいつが立派な経営者になっている!”と驚かされることもある。そんな時にその男のことが逆に印象に残って存在感を感じることもある。また逆に学生時代は運動も勉強もよく出来て印象に残っていたやつが、その後会ってみるとまるで目立たなくなっている者もいたりする。

印象はいいにつけ悪いにつけ残るものだが、その時点での存在感とも言えそうだ。何も印象に残せないというのもつまらない。齋藤氏はドストエフスキーな人々は、いなくなった時に噂したくなるような人たちばかりだと述べている。強烈な個性の持ち主ということだろう。

もし、営業マンだったらできるだけいいコミュニケーションを続けて、その存在感を残せたほうが有利であろう。顧客に何らかの需要が発生した時に、すぐに思い出してもらえる人物ほど価値がありそうに思える。実際の生活では、個性的とかユニークだという言葉は、できればいい意味で使われたいものだ・・・な。(難しいことだが)