ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

自分ではなく、相手のことを言う。

2015年02月02日 | Weblog
自分ではなく、相手のことを言う。
「憂鬱でなければ、仕事じゃない」見城徹・藤田晋著より。

これだけだと何のことかわからないが、次のように続いていた。「これが難攻不落の相手とのコミュニケーションを取る際の基本である」。

見城さんのところには、毎日たくさんの手紙やメールがくるが、心を動かすものはほとんどないという。それは自分のことばかり述べるからでもあった。

かつて、五木寛之さんと仕事をしたいと思って、作品が発表されるたびに手紙を書いたことが述べられていた。そして返事をもらえたのが、17通目だった振り返る。しかも内容は相手の刺激になるようなことを書かなければならなかったのだ。

その後25通目の手紙でようやく会っていただけたそうだ。こんなことは誰にでもできることではないだろう。だからこそその熱意が伝わったのだ。「幻冬舎」という社名も五木さんが名付け親だという。