勉強はゴールのないマラソンだ。
「王様の勉強法」荒俣宏・中谷彰宏著より。
勉強というと、学生時代を思い出してしまうが、それはやらされ感が強いものだった。だからこそいろいろと学べたということも言えるが。やはり義務教育の時期がないと、単純なことも理解できずに、その後の生活もつまらなくなってしまうだろう。
生きていくためには基本的に知らなければならないことはたくさんあるが、自分ひとりで学べるものはごくわずかにしか過ぎないだろう。ある時期には無理やりにでも知識は詰め込んでおいた方があとで楽になるし、楽しめる。
フレーズは荒俣氏のものだが、マラソンの瀬古のことを引き合いに出していた。彼の走り方は理想的で、上半身を少しも動かさないで、ロボットみたいな走り方をしていたという。そういえば、背筋がピンと伸びていたような印象はある。
しかし、それも癖(へき)が発展したものだと思うと荒俣氏は語る。この利点は量をこなせることだった。自分に一番身についたスタイルで取り組むから疲れないのだという。それは言えるだろう。
荒俣氏は、量にどれくらい取り組めるかが、あらゆる知的活動の基本になると語っていたが、それは氏自身の経験からのものだろう。かなりのスタミナも必要だとわかる。
「王様の勉強法」荒俣宏・中谷彰宏著より。
勉強というと、学生時代を思い出してしまうが、それはやらされ感が強いものだった。だからこそいろいろと学べたということも言えるが。やはり義務教育の時期がないと、単純なことも理解できずに、その後の生活もつまらなくなってしまうだろう。
生きていくためには基本的に知らなければならないことはたくさんあるが、自分ひとりで学べるものはごくわずかにしか過ぎないだろう。ある時期には無理やりにでも知識は詰め込んでおいた方があとで楽になるし、楽しめる。
フレーズは荒俣氏のものだが、マラソンの瀬古のことを引き合いに出していた。彼の走り方は理想的で、上半身を少しも動かさないで、ロボットみたいな走り方をしていたという。そういえば、背筋がピンと伸びていたような印象はある。
しかし、それも癖(へき)が発展したものだと思うと荒俣氏は語る。この利点は量をこなせることだった。自分に一番身についたスタイルで取り組むから疲れないのだという。それは言えるだろう。
荒俣氏は、量にどれくらい取り組めるかが、あらゆる知的活動の基本になると語っていたが、それは氏自身の経験からのものだろう。かなりのスタミナも必要だとわかる。