ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

雑誌は商品でありながら、新人発掘の場でもある。

2010年05月20日 | Weblog
「一流をつくる法則」齋藤孝著より。

この雑誌とは、マンガ週刊誌のことだった。一冊に掲載されるマンガの本数は限られているから、有望な新人が出てくれば、その分消えてゆく者もいるということだった。新陳代謝はすさまじい。

それは主に読者アンケートによる人気投票によるものだった。人気が低ければ無理やり打ち切られることもあるようだ。実に厳しい現実がある。

客観的で完全な実力主義という感じがする。面白い作品しか生き残れない。その分新人にもチャンスがあるともいえる。週刊というのは、当然ながら毎週新しいアイデアでマンガを描き続けていかなくてはならない。

しかもそこには過酷な競争システムがあるのだ。マンガ家を目ざす新人も多いだろうが、世間に通用するのは大変なことだ。そうえいば、私の高校時代のマンガの才能あるクラスメートのことを思い出した。

彼はマンガが抜群に上手で、卒業後すぐにある有名なマンガ家に弟子入りしていた。その後新人賞をとり数冊の単行本も出したものの、その後は別の仕事に就いていた。ヒット作品を継続するのはやはり難しいのだろうな。