ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

“俺ホビー”の極意とは?

2008年05月29日 | Weblog
「R25」2008.5.8号より。

(前日のつづき)
かつての“マイブーム”の名付け親でホビーの達人でもある、みうらじゅん氏はニッチな趣味をいくつも構築してきた。その彼が考えるホビーの極意について、4つの法則にわけて解説があったので簡単にここに記してみよう。

極意1、勝手にネーミングしてみる。→カテゴリーが存在しなかったジャンルを勝手にネーミングしてみる。この人は「ゆるキャラ」というのを考えだしていた。つまりいまひとつアカ抜けないキャラクターだった。国や地方の公共団体で使用しているやつだ。

極意2、街を“漫然”に歩かない。→通勤や散歩のときにも見つかるかもしれない。この人は街中で看板文字を撮影して、「般若心経」の経文を作成している。これを“アウトドア般若心経”と言っているようだ。実にオリジナル性がある。

極意3、趣味とは苦行のはじまりと心得る。→購入し、収集せざるを得ない状況に身を置く。たとえば、みうら氏は土産物屋で見つけたゴム製のヘビが気になってから集め始めている。これもあまり多くの人がやらなそうなもので奥が深そうだ!

極意4、着地点を定めずレット・イット・ビー(なすがままに)。→脱線こそ“俺ホビー”の極意だという。やっている趣味に関するワードから連想してみる。たとえば、上記のゴムヘビなら、ヘビ文献収集、ヘビが出てくる映画、DVDなど、ゴム人形、作り手への畏怖の念(どうしてこんなものを作ったのか)など。

それにしても、趣味を連想法で考えてゆくというのも面白い。どんどん世界が広がってゆくようでもあるし、また別の横道に関心がそれてしまうかもしれない。そんなところもまた俺ホビーのいい点なのだろうな・・・