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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

3つの政治ショー

2024年09月18日 | 日記
 9月は3つの政治ショーでにぎやかだ。目玉は日本の総理大臣につながる自民党総裁選のはずだが9人もの候補者があるため散漫気味である。地方の一議会に過ぎない兵庫県知事のパワハラ疑惑をめぐる動きのほうが目立つ。立憲民主党の代表選は完全に埋没してしまっている。

 斎藤知事の議会やマスコミへの答弁の様子を見ていると森友学園での公文書書き換え問題での佐川局長とダブった。斎藤さんが「道義的責任を感じないのか?」という質問に対して戸惑った様子が印象的だった。それは責任を感じての戸惑いではなく、「道義的責任」という概念が理解できないというものだった。

 両氏とも、渦中に関係者の自殺を引き起こしているということに対して全く何も感じていない様子だった。あくまでも法的責任の有無のみで思考を組み立てているように思えた。百条委員会の結論が出る前に、不信任決議案が可決される見通しだが、その後の展開も予測不能で波乱含み。おかげで、地方自治の二元代表制の意味が良く学べた。

 国政も、自民党総裁と立憲民主党の代表が決まった後その2人で総理を決める国民投票でもあればもっと盛り上がるなあなんてことを空想した。自民党9人、立憲民主党4人に対して私は投票権がないので野次馬として眺めるだけである。

 政治ショーの幕が下りて、さて誰が舞台に残っているだろうか?石破さんと野田さんだったら昭和に戻った感があるとまたまた空想する。
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