素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

VAR様様「三苫の1㍉」人の目ではわからない領域

2022年12月02日 | 日記
 今回のW杯から導入されたVARによる検証。アディショナルタイムが長くなるということで不満を感じ、「アバウトもサッカーの面白さと違うか」とブツブツ吹聴していたが、AIに謝らなくてはいけない。予選突破がかかったスペインとの大一番で三苫の折り返しのアシストパスがインプレーと判定する決め手となったのだ。

 「境界線は全て同じ太さで、12 cm以下のラインで描かれる。また、各エリアのラインはそのエリアの一部であるため、少しでもラインにボールがかかっていればそのエリア内にあるものと見なされる。ただし、ハーフウェーラインはオフサイドの判断の際、どちらのハーフにも属さない。」というルールのギリギリの判定である。
 


 主審と右サイドの副審がゴールラインを割ったかどうかを判定するのだが、副審にとってもゴールポストが前にあり一番見にくい場所である。「出た」と判断したのも致し方ないと思った。VARによる検証がなければこの試合1対1の引き分けの公算が大だったと思う。

 となると、 コスタリカに4対2で勝ったドイツと勝ち点4に並び、得失点差で日本は0、ドイツは+1となり日本は予選敗退となった。VAR様様である。

 サッカーの指導者は「ラインのギリギリまであきらめるな」と口を酸っぱくして言っているはずだ。百聞は一見に如かず、このプレーでその大切さをサッカーをする人の心に深く刻まれたことだろう。

 「三苫の1㍉」新語流行語大賞に追加したいものだ。

 余談だが、コスタリカは一時、2対1とドイツを逆転した。もし、そのまま逃げ切ったらスペインは予選落ちとなった。だから、4チームのリーグ戦は面白いし、怖い。
コメント
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