素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

センリョウとマンリョウ

2022年12月25日 | 日記
 センリョウ(千両)とマンリョウ(万両)はともに赤い実をつける正月の縁起木として親しみがある。知人から苗木をいただくのだが、土などの生育環境が合わないのかうまく根付かず枯らしてばかりいた。やっと今年うまく育ち赤い実をつけている。ホッと一息で知人にも顔が立つ。
 
 そういう話をジムでしているといつもの如く博識な方が口をはさんできて話が盛り上がる。「よく似ている縁起木でマンリョウというのがあるが、違いはわかるか?」ときた。「そりゃ、千と万や9千両の違いは大きいで!」と定番のツッコミが入る。それは軽くスルーして、各自が知っていることをあれこれと話す。それらをまとめると次のようになる。

☆センリョウ(千両)はセンリョウ科、マンリョウ(万両)はサクラソウ科で全く別の木である。
☆センリョウ(千両)の実は、葉より高い位置につき、マンリョウ(万両)の実は葉の下に隠れるように付く。
☆センリョウ(千両)は、マンリョウ(万両)より実が少し小さく、実のボリュームも少なめ。

 そんなことを意識してこなかったので、マンリョウを見てみたいと思った。長年、町内を歩いているのでマンリョウを植えているのでは?と思える家が数軒ある。帰りは遠回りしてそれらの家を見ながら帰った。3軒目でマンリョウ発見!「暇やな!」と自分を笑い。「勘がいいやん」と自分を誉めた。
  

 たしかに話にあった通りだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする