見知らぬ世界との出合いのきっかけを提供してくれるのが雑誌である。単行本との違いはタイムリーさにある。仕事をしている時は主に3冊の雑誌を定期購読した。現実の体制にどっぷりつからずあるべき教育の姿を考える刺激をもらうための『ひと』(太郎次郎社)、専門の数学教育について考えたり、ヒントをもらうための『数学教室』(国土社)、数学に限らず広く視野を持つための『楽しい授業』(仮説社)である。『ひと』は途中で廃刊になったが残り2冊は退職まで愛読した。
心の事前準備のために退職1年前から定期購読をしたのが『毎日が発見』。退職して追加したのが『ノジュール』。2年余り読むとテーマがローテーションしていることがわかり『毎日が発見』をやめて『新潮45』にした。社会的な問題に関しての刺激が欲しくなった。『ノジュール』はジムの雑誌コーナーに加えてもらうように支配人と交渉する。試しに私の持っている何冊かを置いてみたら「こういう雑誌も欲しかった」と他の会員にも好評だったのでジムのほうで定期購入してもらうことになった。
昨年末で『新潮45』の定期購読を打ち切り、新年から『いきいき』を定期購読することにした。割引価格につられ3年定期購読とした。どうも2~3年周期で社会問題と個人としての生き方との間を振り子が行ったり来たりするという傾向にある。心の自然の要求に従いたい。
年末に1月号が届き、気が向いた時に読んでいるが心が動いた箇所が2つある。
1つは、「キッチン園芸」である。12月の中頃に根付きのネギを使い終わった後「根は後で畑に植えるから捨てないで置いといて」と言われたので枯らしてはいけないと使い終わった味噌の容器に水を入れて置いておいた。年末のバタバタの中で土に戻すことを忘れそのまま放っておいたらニョキニョキと伸びてきてちょっとした薬味に重宝しているということがたまたま起こった。
そのこともありこの特集にちょっと惹かれた。キャベツの芯の再生もできるのかと驚いた。是非試してみたい。
野菜ではないが松ぼっくりのミニ鉢植えも試してみたいと強く思った次第。
叔父二人が船関係の仕事に従事していたので、家に行くとボトルシップが置いてある。小さい頃から見てはワクワクしていたが到底無理だと諦めていた。ボトルグリーンなるものを見た時これならできるかもと心が動いた。ボトルの中身は全然違うけれど閉じた小さな空間というのが何故か好きである。

もう1つは、「折り句」。
折り句は高校の古典で『 からごろも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ』に出合ったとき以来折に触れ作ってきたものである。宇治原くんにお付き合いしてみようと即決めた。今号のお題「つばめ」の応募締切は2014年12月31日だったので、応募は次号から。それでも頭の片隅で「つばめ」の折り句を考えているのである。いまだ閃かず。このモヤモヤ感が楽しいのかも。
心の事前準備のために退職1年前から定期購読をしたのが『毎日が発見』。退職して追加したのが『ノジュール』。2年余り読むとテーマがローテーションしていることがわかり『毎日が発見』をやめて『新潮45』にした。社会的な問題に関しての刺激が欲しくなった。『ノジュール』はジムの雑誌コーナーに加えてもらうように支配人と交渉する。試しに私の持っている何冊かを置いてみたら「こういう雑誌も欲しかった」と他の会員にも好評だったのでジムのほうで定期購入してもらうことになった。
昨年末で『新潮45』の定期購読を打ち切り、新年から『いきいき』を定期購読することにした。割引価格につられ3年定期購読とした。どうも2~3年周期で社会問題と個人としての生き方との間を振り子が行ったり来たりするという傾向にある。心の自然の要求に従いたい。
年末に1月号が届き、気が向いた時に読んでいるが心が動いた箇所が2つある。
1つは、「キッチン園芸」である。12月の中頃に根付きのネギを使い終わった後「根は後で畑に植えるから捨てないで置いといて」と言われたので枯らしてはいけないと使い終わった味噌の容器に水を入れて置いておいた。年末のバタバタの中で土に戻すことを忘れそのまま放っておいたらニョキニョキと伸びてきてちょっとした薬味に重宝しているということがたまたま起こった。




もう1つは、「折り句」。
