素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

インフルエンザの流行実感!

2015年01月29日 | 日記
 近くの大阪病院でインフルエンザの院内感染で2人の入院患者が死亡したニュースが流れたり、お向かいのIさんから旭小学校の2年と5年で学年閉鎖をしているとかジムでは高校受験を控えた孫を心配する声などインフルエンザの流行がいっこうに衰えないという話は耳にするが、我が家にとっては他人事のようにとらえていた。

 しかし、今日の早朝の電話で他人事ではなくなった。娘からのもので、昨夜から小4の孫が風邪気味なので今から病院に連れて行くが、仕事の関係で休みが取りにくいので今日、明日の2日間預かってもらえないか?ということである。「インフルエンザか?」とたずねると「病院で検査しないとハッキリしないが、可能性は大」ということ。

 こういう緊急の要請のためにしばりの少ない生活をしているわけだから、救急車よろしく「いざ出動である」。診察終了の目途がたったら連絡するというので待っていると「混んでいて診察が進まないのでとりあえず来て欲しい」というメール。午後から出勤したい娘は若干あせっている感じ。その気持ちはよくわかる。

 10時30分過ぎに娘の家に着くと自動車がある。「もう診察が終わって帰ってきたのか」と思ったら大間違い。14番の受付だがまだ3番までしか終わっていないとのこと。インターネットで診療の進行状況を見ながら自宅待機中であった。

 木曜日は休診が多く、かかりつけの医院も休みなので時間のかかることで有名な医院だが仕方がなかったとのこと。30分に1人ぐらいのペースである。朝の体操をして『阿蘭陀西鶴』を読みウトウトと眠ってやっとあと4人となった。娘は診療後は直接仕事に向かうというので2人を乗せて医院へ行って、駐車場で待つこと1時間。インフルエンザA型であった。薬局で薬をもらって娘を最寄駅に送った後、孫を連れて我が家に戻ったら14時を過ぎていた。

 インフルエンザとなると家内感染を防ぐため緊張感が走る。とりあえず薬をと見てビックリ。「リレンザ1日2回吸引」とあって吸入器と説明書が出てきた。それらを読んで理解するのに一苦労。
 熱のほうも解熱剤を使うほどではなく食欲もまずまずあるので一安心である。隔離の寂しさに耐えてもらって回復を待つしかない。親と離れて泊まることはなかったので、これもまたいい機会だと思うことにする。

 
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