手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

条件整理4

2006-08-27 | 家造り
昨日に続いてダイニングルームの条件を整理する。

シニア生活のOneシーンとして、食生活を充実させよう。
食材の選定 購入 加工 保存・・・今までの生活環境には無かった、新しい要素!
<主夫>を始める。

始めるからには、仕事場の環境整理から・・・・

調理台は2700幅はほしい。振り向けば配膳台・・・お気に入りの器に美しい盛り付け?
調理台の周りをぐるりと取り囲んでの、楽しい調理時間。
何をやるにも<楽しみ>を生活の基本に据えたい。

ダイニングテーブルは大き目の木造!
出来ればこれも自作といきたい!
<お気に入り>に囲まれて、至福の時をすごす。

リビングとダイニングは一部屋の空間でよい。大きくたっぷりとした時を過ごすには、
せせこましい部屋は、似つかわしくない。

 

条件整理3

2006-08-26 | 家造り
今日はリビングルームに関しての条件整理をする。

・リビング-ダイニングが兼用される中、10畳程度の部屋は確保したい。
・応接セットを置く必要は無いが、大勢の人が車座になって話せる場所は、確保したい。
・部屋は整然としておきたいので、収納スペースは多く確保したい。
・チョロチョロ燃える火などを見ながら、冬の夜を過ごす暖炉が作れればBetter!
・庭を眺められる、大きめの窓がほしい。

・窓から自分の<車>等、眺めて楽しむのも良い。
・フルオープンできる開口も、今風でチョッといいかも・・・?
・中間期は窓を開放して、自然と一体となった生活が良い。
・冬の陽射しは、何と言っても捨てがたいので、南面するのか・・・
・高い天井は気持ちよいだろう!

あまり慾をかくと、きりが無いので、この辺にしておく。

条件整理2

2006-08-22 | 家造り
寝室に隣接する、水周りの条件を整理する。

・洗面は清々しい朝陽を浴びる位置がよい。
・洗面に使用するタオル関係を収納する棚が必要。
・洗面ボウルは一つでよいが、大きめの水がタップリ張れるもの。
・洗面台は高めの90センチくらいが良い。・・・腰が痛いとき
 両肘が台に着けると楽!
・洗面室は脱衣室と兼用か・・・?
・湯気が溜まるので、通気の窓は必要!

・浴室は200×180cmあればよいか・・・?
 将来体が不自由になった時、介助してもらうに必要な広さは・・・?
・浴室には窓があり、十分な換気と眺望を確保したい。
 都心にあっても、ちっちゃな庭が見れれば・・・
・浴室をやめて、大きめのシャワー室で、掛け流しの洗体が便利か・・・?
 浴室清掃 経済性 清潔感等を考えると、無くは無いかも?
 検討を要す!
・浴室から裸のまま出入りできるバスコート・・・デッキとか外部テラスが
 あると、開放的で良いかも・・・?
・ストレッチ運動の出来る予備室が組み込めれば素適!テレビを見ながら
 うつらうつらして、一日を過ごす。
・寝室との行き来は、段差を無くし車椅子でもラクラクできるように!

・トイレは音の対策くらいか? 思いっきり用を足すために・・・
 夫婦と言えども、プライバシーと尊厳は持ちつづけたい。

条件整理

2006-08-20 | 家造り
ここでもう一度<条件>を整理してみる。

・家族数は夫婦2人
・年齢は五十代後半・・・2人とも元気
・後十年は社会と関わる(何らかの収入を得る活動を続ける)
・寝室は2人で使う場合8畳大はほしい・・・
・夫々で寝室を持つことも、条件に入れたい。
・将来 体が不自由になる事を想定すると、浴室・トイレは寝室の近くに・・・
・とは言っても、プライバシー・・・<音>に対する配慮はある程度・・・
・クロゼットは2人で3間幅はほしい。
・衣類他の収納として、窓下だったら2間幅程度の物入れがあれば・・・
・部屋の中を<風>の吹き抜ける開口が適切な位置にあるか・・・
・窓の外に景色は見えるか・・・?

寝室だけでもずいぶん条件があります。

昔からの夢で、寝室の天窓から星空を見ながら寝れれば最高!
(これは子供の頃に見た、ウォルト-デズニー映画 “南海漂流記”だったか・・・?)
   南海の孤島に漂流した家族が、木の上に家を作る。
   寝室にぶら下がった綱を引くと、草葺の屋根が開いて満天の星が
   見える。文明から取り残された<孤島の幸せ>

“夢と現実”は常にかけ離れたもの!
このような自然環境は、今の日本ではごく限られた一部でしか
満たされそうに無い。

他の部屋の条件は次回に・・・


多様性の検証

2006-08-18 | 家造り
コンセプト形成のプロセスを、oneラウンド終えた。

住宅中央の十字形の通路が<象徴的>ではあるが、使用勝手と部屋を
多目的に使う日本民家が培った<伝統の文化>を
十分体現しているとは思われない。

四つのブロックは、接し合っていて<結合と分離>が可能になる。
ここら辺を勘案して、再度レイアウトを検討する。

夫婦の生活は・・・
子供は何処に住まうのか・・・
来客があった時は、何処で寝てもらうか・・・
友達が集まる広い部屋は確保できるか・・・
趣味のコーナーは確保できるか・・・
趣味をやっていても、妻の眠りの妨げにならないか・・・

再度 生活のシーンを描く事で、プランの煮詰めとコンセプトの検証が進む。
ネバーギブアップの精神で、このプロセスを何回か繰り返す。

一気に外観へ・・・

2006-08-17 | 家造り
一度外観までイメージしてみる。
コンセプトに<日本文化>と言う言葉を当てはめた関係上、
多少和風な外観か・・・?
この段階では、色々な建物外観の写真を集めたり、何回もスケッチをすることで、
自分の<想い>を形に表してみる。

       
        メモ6  

和風外観と、<日本文化>と直接結び付く訳ではないので

一つの候補ぐらいに考えて次のステップに進む。

具体的な間取りを作ってみる

2006-08-16 | 家造り
ゾーニングを具体的な間取りに置き換える。
<観念的なもの?>を具体化すると、色々なところで支障が出てくる。
これらを調整し、不都合を解決する過程が、設計の醍醐味でもある。


不具合を覚悟で、何度かプランニングする。一例をメモ5で・・・・

          
          メモ5

右上がベッドルーム 左上が水周り 左下がリビング 右下がダイニング・キッチン で、
ゾーニングを間取りに置き換えた。


住宅の中央の十文字部分(茶色部分)は、<観念的>に描いた通路だが、
これをこのままプランにするには、未消化で問題がある。 とは言え
最近こんな住宅が出来て、雑誌に掲載されているが・・・

しかもこの通路部分が外部・・・・言ってみれば敷地内に四つのボックスが
ポコポコと置かれた状態。
<コンセプト>が一人歩きして<形>になると、このようなことか?
ここまで<シンプル>にしないと、<主張>が<送り手>からも、<受け手>からも
理解されないのも問題だが・・・・?


この事はひとまず置いておいて、プランに肉付けをしていく。
収納、家具レイアウト、プライバシー ・・・・・まだ多くの解決すべき問題がある。
<生活スタイルとプランの調和>を何処まで実現できるか・・・・?



  

間取りのバリエーションを図化する

2006-08-15 | 家造り
各部屋の並び方・・バリエーションをメモ帳に書き留める。
頭に思い描いたものを図化すると、想いがはっきりしてくる。
いくつもある組み合わせの内、自分の生活シーンに合わないものもあると思うが、
この段階では、すべて残す。
将来 計画に行き詰ったとき、これらを見直すことで、

新たな展開を見ることがある。

         
          メモ4

部屋ごとに色分けして、少し楽しい雰囲気にしてみる。
メモ4では色が見えないが、実際のメモ帳は結構色がついて・・・きれい!

四つの部屋を繋ぐ中央の空間は、間取りで言う通路・廊下に該当する。
なんとも十字形の廊下とはおかしいが・・・・
ここが生活者の特異な空間に発展するか・・・楽しみな場所になる。

<住宅>には同じものはない。それぞれの生活者の個性がある。

おもいっきり自分流の家をこしらえるのが、<終の棲家>を作る目的でもある。 

家つくりの<コンセプト>が見えてくる!

2006-08-14 | 家造り
家作りを始める時には、<住まい方・作り方>の方向性が ぶれないように、進め方の基本<コンセプト>を明文化しておくと、
後に再考する時多くの手戻りをせずにすむ。


はじめは なかなか短い言葉に纏めにくいが、<メモ>を重ねるうちに、自分の納得できる<想い>が、言葉になる。

最初は、言葉にこだわると手が進まないので、大雑把に二言三言メモしておき、この作業を数回重ねるうちに、
<こういう事か・・?>と、思い至るようになる。

        
          メモ3 

このメモでは、<四つのブロック>をゾーニングするところから入ったので、日本古来からある<住み方>・・・・
部屋を<障子・襖>で仕切って、
広く使ったり・・・
分割して個室として使ったり・・・


可変性・多様性に配慮した住宅作りを、<コンセプトワード>としてメモした。

生活様式のコンセプトとしては、<日本文化>のなかに生きる。とでも言えるか・・・?
はじめは、このくらい大上段に構えてはじめるのも、楽しいのではないだろうか・・・。

ゾーニングのバリエーション

2006-08-13 | 家造り
・ベッドルーム
・リビングルーム
・ダイニングルーム
・ユーティリティー   等、各部屋の使い易い位置関係を、グループ化します。

この過程を、ゾーニングといいます。


ゾーニングは、その家を使う個人個人で、結構位置関係が変わります。これは<家>に関わる考え方の違いによります。
<メモ>を多く溜め込むことにより、考えの幅広い展開が可能になります。

         
          メモ2

左にゾーニングを・・・・・右にコメントを付けます。

こうすることによって、<住まい方のコンセプト>が、固まっていきます・・・・。        

どこに住むか・・・・・?

2006-08-07 | 家造り
まず何処に住居を構えるか?
環境のよい郊外か・・・
便利な都心か・・・?

<終の棲家>となると、環境重視で都市近郊の<自然>が残っている敷地を、選択される方も多いことだろう。

まずこのあたりを手がかりに、計画を進めていく。

<自然>と言うと、日本人はまず、<太陽と採光>を関連付けて考える。
定番の考え方に基づいて、少し進めてみる。


・朝目覚めたときの陽のひかり・・・・
・朝日を受けての洗面・・・
・陽のさす食卓・・・
・爽やかな午前のひと時!

・暖かい居間・・・
・風の通るリビング・・・

<方位>を基準に考えただけでも、これらのことが思い浮かぶ。
前回のイメージスケッチは、これらの考えを纏めたものです。
ダイニング・寝室・リビング・水周りを四角で表し、これらの関連を<視認化>してみました。


画像がうまく入るか

2006-08-06 | 家造り
画像を入れてみよう。
初めてのことだからどうなるか・・・・?

イメージを固める段階では、このようなスケッチ・メモを沢山書き集める。
頭の中に思い描いたことを、視覚的に・・・

後での変更を恐れず、思ったままに!


         
     
     字が小さくて読みにくいか?
     次回までにスキルアップしておきます。


このような家作りの<コンセプト>がまとまれば、この先プランニング段階で、方針がぶれることは少ない。