手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

家具を作ろう・・・

2009-01-31 | 家具
脱衣室に置く家具を作ろう。
収納する内容が確認できたら、家具はデザインできる。
幅75センチ、奥行き30センチ、高さ210センチの収納とは・・・

               
            家具1

天井いっぱいまでの、移動家具を作る。

下段は開き戸で、右側には脱いだ下着をほーり込むカゴを付ける。
左半分は、洗剤・ホース・洗濯籠を入れるスペース。

中段は4段の収納引き出し。
一つの引き出しに、上下下着が4セットとフェイスタオルが4枚入る。
4人家族まで0K。

上段は開き戸で、バスタオル・予備のタオルを収納。

側面にフックをつけておけば、ハンガーに吊るして室内着もOK。

尚、上段・下段の扉は両面から開閉でき、洗濯コーナー側からも、物の出し入れが出来る。

                

ライティングビューロー

2008-11-23 | 家具
言葉が変わると、違う物のような感じだが・・・
writing bureau:戸棚の蓋を倒すと、卓板のようになる収納を兼ねた机。(イミダス)

                
                ライティングデスク3

チョッと古風な感じだが、格調高い。
部屋の感じでは、調和しにくい事もあるだろう。
他の家具も、この調子に引きずられる。
ヨーロッパの何々時代に帰りそうだ。

                 
                 ライティングデスク4

これなら「様式」を感じないから、他の家具の選択幅が広がる。
家具選びも気を使う。

ライティング・ビューローの良いところは、机の上を雑然と見せずにすむ事!
“くさい物には蓋”式に、簡単にしまえる。
個室では、この位の気安さは許されるだろう・・・?

寝室に置く家具

2008-11-22 | 家具
寝室にはライティングデスクを置きたい。
ここで仕事や勉強をする訳ではないが、
ベッドを離れた時に
縋る場所を・・・

                
                
                

                ライティングデスク1

天板がスライド式になっていて、机上面が広そうだ。
形もシンプルで、他の家具とも馴染む。
脚の補強に横材が入っているが、軽快さを損ねる。
最近の接着剤強度をもってすれば、十分に耐えそうだが・・・?

                
                ライティングデスク2

これなどは、脚の形状も彫り込みがしてあって、エレガント!
コンソ-ルデスク風でもある。
花器を載せたり、小物を置くテーブルとしても使える。

自分でデザインして、世界に一つの「家具」を持つのも愉しい。
注文に応じてくれる家具屋さんも在るはずだ。 

より和風に・・・

2008-11-09 | 家具
意匠性によっては、より和風に感じる家具も・・・

是はまさに日本の伝統意匠。
線のシンプルさ・・・
塗装の色味・・・
装飾性の削ぎ落とし・・・

               
               ベッド4

ベッドは床に根を生やしている。
ベッド下には埃も入らない。どっしりした感じ・・・
重心が低く見えるのも当然。マットの高さで300mm弱しかない。

周囲の枠は、ホワイトアッシュに塗装。
ベンチ的に使える。
水平ラインが強調されて美しい。


ロックストーン表参道で販売。
フレーム価格26万。
マットレスは別途・・・それでも値ごろ感が感じられる。


床に寝る・・・?

2008-11-08 | 家具
床に寝る感じ・・・
日本人は、畳の床に寝続けた。
床に寝る習慣は、昔からある。

ベッドは起き上がるときに楽だ。
加齢の体には、起き上がるための筋力も馬鹿にならない?
チョッとオーバーな表現だが、このような感じになる。

床とベッドのコラボレーション・・・?

               
               ベッド3

ドイツ製のベットとは思えぬデザイン・・・
1926年創業のドイツベッドメーカー「RUF(ルフ)」のアイテムを、
2007年11月より、ドリームベッドが日本国内で販売。

折り曲げたヘッド部分は、落下防止か・・・はたまた別の理由が?
床部分との間が、中空な点が良い。軽やかに感じる事と、床掃除が
簡単に出来そうな点。

環具を感じさせる一品。

リアルな生活

2008-11-02 | 家具
生活感のある画像・・・

                
               ベッド2

この様にして使うのだろうか。
映画でも見ているような・・・?
ベッドの中で読書をするにはgoodな角度。

“終の棲家”では中庭の鉢植えを見るか、夜空の星が見えそうだ。

ソファーベッドと言うのがあるが、ベッドが椅子の機能も併せ持てば、
寛ぎ感も一層と増そうもの・・・

電動の機構は、どのようになっているのか?
モーター音がするのだろうか?
動くものは、とかく音がつきもの・・・
寝室が一緒の場合は、かえって使いにくい事もある。

買う前には作動させて、音を確認する必要あり!
しかも、暗騒音の無い静かな環境で聞こう。

宝の持ち腐れにしない為にも、最善の注意を払う事。


家具から寝室を考える

2008-11-01 | 家具
前回の記事・・・ベッドの写真に注目を!
なんと・・・車輪が付いている。
このベット・・・優れもの!
お気づきの方も多いと思う。
ベットメーキングと部屋の掃除がし易い。

これは重要なことで、ベッドライフを充実するための第一歩。
今回はこのような観点から、寝室に置く家具を検証していこう。

               
               ベッド1

この写真・・・医療用ベッドのトップメーカー パラマウント社が“上質な眠りと健康”を
コンセプトに展開する、家庭用リクライニングベッド<INTIME>
ワイヤレスリモコンで、頭・背・足の高さや角度が自由に調整できる。

ベット本体の高さも、床から435~635mmの間で設定。
読書・映画鑑賞に最適?寝室で映画を見るのだろうか・・・TVはありかも?
何れにしても、寝るだけの寝室ではなさそうだ。

マットレスは睡眠時に寝返りし易い“人間の体の硬さ”に近づけるため、
一人一人の体形や体圧を測定して作るオーダーメイド。
なんと豪華なこと!

価格も58万とこちらも豪華!ベッドサイズは1200(W)×2230(D)
マットレス18万
エジプト綿のボックスシーツ3万
デュベカバー5万
ピローケース1万

上掛けが無いので風邪をひくが、ここまでで締めて85万円也。

組立て家具

2008-09-20 | 家具
家具も、造付け家具(家具職人が工房で作ったものを現場で取り付ける)と
組立て家具(工場生産されたパーツを現場で組み立てる)がある。

今回掲載する写真は、組立て家具の事例。

              
              組立て家具1

ダイニングに置く、床置き式の収納。
幅・奥行き・高さがモデュール化されており、これらの組合せ寸法で製品化される。

              
              組立て家具2

この写真はカップボード。
カップ・皿・食器など、自由に入れられる。
出窓下に取り付ける収納は、この写真の下段部分を、組み込むことになる。

                    
              組立て家具3

この写真は、ローボード。まさに窓下に置くタイプ。
扉のデザインもシャレている。
左の横桟部分には、床置きの空調機でも置くのだろうか・・・
組立て家具は比較的安く、メーカーをうまく選択すれば、見栄えのするものが出来る。

モダンなデザインの家には、もってこいだろる。


引出しのレール その2

2008-09-14 | 家具
押すだけで引き出せるレール
引出しには取っ手がつきもの・・・
取っ手が無かったら・・・?

                
               引出しレール3

初めて使う人は、迷ってしまいますね。

               
               引出しレール4

引出しは、奥まで使えなければ意味が無い。
この絵のように、全部引き出す!
引出しがお辞儀しないような、堅固なレールが必要。

               
               引出しレール5

この図では、三段に伸びるようだが・・・強度は?

               
               引出しレール6

荷重表記は、20~45㌔と書かれている。
45キロ収納できれば十分か?

引き出しのレール

2008-09-13 | 家具
引き出しのレールは、収納する物の重量によって、
選択する。

                
               引き出しレール1

引き出し側面の、上段に写っているのがレール。
この写真で見る限りでは、食器類の重量には耐えかねそう!
下段に移っているのは、ストッパーみたい・・・
引き出しを戻した時の衝撃で、中のものが動くのを防がねばならない。

               
               引き出しレール2
ダンパーユニットにL型ストライクが当たると、減速される仕組み。
詳細がわからないが、油圧にでもなっているのだろうか?




こんなに寛げるだろうか・・・

2008-07-20 | 家具
            
            フレデリシア社1

寛ぎすぎのこの写真・・・
北欧家具メーカー製品。
暖炉前に置く家具にいかがかと、掲載してみた。

            
            フレデリシア社2
軽やかな美しいフォルム。お尻がスッポリ入ってしまいそう?

巨匠ボーエ・モーエンセンとのコラボレーションをはじめ、高品質の家具に定評があるデンマークを代表する家具メーカー、Fredericia Furniture(フレデリシア・ファニチャー)社。待望となる日本ショールームが東京デザインセンター(東京・品川区五反田)内にオープンした。

これまでに日本国内で展開されてきた当社の家具は一部のみであった。今回のショールームオープンを機に、半世紀以上の歴史を誇るクラシックラインから、若手デザイナーが手がけるコレクションまでが一同に介することに。日本ではまだあまり知られていない人気の商品がとりそろえられることにより、より多くの人たちがその魅力に触れることが可能となったのだ。

細いスポークの足の先には、これも細い金属製のロッカー。
この足の細さは、イームズの椅子の足にも似ている。
この椅子のベースには、イームズの「ラ・シェーズ(寝椅子・長椅子)」があるのか・・・

「ラ・シェーズ」と言う名は、椅子を製作する上で、インスピレーションを受けた彫刻、
「フローティングフィギア」の作者、彫刻家ガストンラシェーズに由来する由。

それにしても、日本の椅子にはなさそうな、コンセプトと造形力を感じる。
足がブラブラして、かえって落ち着かないかも・・・

リクライニングチェアー

2008-07-19 | 家具
暖炉前の家具を探す。
前回は、<飛騨の匠>が生み出す木工家具・・・
今回は家庭家具でおなじみの・・・カリモク家具。

               
               カリモク1

いかにも緩やかにリクライニングしそうな家具。 

               
               カリモク2

               
               カリモク3

カリモクは、昔 刈谷木工とか言う愛知の家具メーカーだったと思う。
ホームユースの家具を多く生産しているのでは・・・?
匠の技と言うよりは、工場で機械が大量生産・・・よって安価と言うイメージがある。
間違っていたら大変失礼。

消費者ニーズは"安くてよい品を・・・”だから、これを満たしてくれる企業は、
ベスト企業と言う事だ。

デザインも良いと思う。肩肘張らず・・・馴染みやすい。
写真で見る限りでは、素材は合皮だろうか?
暖炉の熱から、どのような影響を受けるのだろう・・・
チョッと気になる。

暖炉コーナーに置く椅子

2008-07-13 | 家具
暖炉の前に置く家具は、如何に・・・
癒される家具・・・
暖炉の熱に耐える家具・・・
メンテナンスの容易な家具・・・
長持ちする家具・・・

             
             家具1

今回は飛騨の曲げ木・・・あるいは削り出しの木製家具を紹介。

家具1はイバタインテリアの家具。
飛騨古川に工房がある。

現在の民芸家具をテーマにデザインしました。
日本の伝統文化と美しさに敏感な、深みのある女性をイメージしています。
なんとなく懐かしさを感じるのはこの椅子の魅力だと思います。
柔らかなフォルムがとても印象的ではありませんか。
この椅子の背部から肘に至る曲線は1本の曲木で作られています。
木材をどの方向に曲げるかで仕上がりが決まります。そのため、木材選びがとても重要です。
1本の木をこれほど曲げる例は少ないと思います。

            

            家具2

家具2は、オークウ‘ィレッジ有限会社のフォレストチェアー。

フォレストチェアはゆったりしています。
座板が大きく、あぐらがかけるくらいです。木目を活かした背板、またその曲線は
「森の木立」をイメージしています。
仕上げは漆と自然素材のオイルがあり、若い人には素材の色が活かされるオイル仕上げに人気があります。
座るとまるで森に抱かれたような気分になります。
手触りがよく、なんだかホッとし、とても落ち着きます。

隣に暖炉が写っているので、説得力があります。
もう少し、リクライニングする物があると、よりbetter!

今回は小さな工房の家具でしたが、飛騨には「飛騨産業・柏木工・日進木工・シラカワ」と言った、家具メイカーもあります。

組み合わせ家具をデザイン

2008-07-06 | 家具
メーカー家具には、なかなか組合せが可能な家具が少ない。
こ~なったら<終の棲家>で使う組合せ家具を、自分でデザインしよう!

家具のコンセプトを決める。
コンセプトワードは、<トルネード>

            
            トルネード1

画像が小さいので解説を・・・
<コンセプト>
単板を張り合わせ、三次元曲面をプレス加工する成形合板の技術から、
軽やかに舞い上がる、風のような・・・家具をイメージした。
反面、強靭な反発力・弾力性は、「Tornado」の持つ力強さにも匹敵する。
地上の万物を吸い上げる竜巻の漏斗は、テーブル・椅子の支柱をイメージさせる。
テーブル上の荷重を、また椅子の座面に掛かる人の体重を、しっかりと受け止める合板支柱は、
極細の形状を、可能としよう。

“軽やかに・・・
   繊細に・・・
      ・・・そして、力強く!”

下段には、左から<スツール><アームチェアー><ハイバックチェアー>の椅子バリエーション展開が
書かれている。
その右には、テーブルのバリエーション<シングルレッグ><ダブルレッグ><トリプルレッグ>と
テーブルの大きさに対応した、支柱本数の違いによる展開が書かれている。



            
            トルネード2

上段は、粘土模型の写真。
下段には、左からスツールを連結して、ベンチ状にした図。
ダイニングユースにテーブル・椅子を配置した図。
リビングユースで、みんながテーブルを取り囲むように配列した図。
三本足のワークテーブルを囲んだ図。
ろの字型に囲んだワークユース。

テーブル・椅子の組合せで、あらゆる部屋のレイアウト可。
こんな事ができたら、統一感が出てインテリアの纏まりが付く。

 

リビング家具を探す

2008-07-05 | 家具
リビング家具を検討する。
リビングの広さは、二間×三間の12帖。
ヤマギワで扱っている外国家具。
今回はザノッタの家具。

ザノッタ社は1954年にアウレリオ・ザノッタの指揮の下、ソファメーカーとして誕生しました。
その秀でた発想力、開発力、技術力によって成長し、60年代に入り、前衛的なデザイナー達を起用し、
独自のスタイルを創りあげました。



              
              リビング家具1

この家具は、非常に多彩な建築家・デザイナー、カルロ・モリーノの木を活かした有機的な作品の一つです。
ガラスの天板は透明感があり、空間を広く感じさせる。
木との相性もよさそうだ。ただし、食器が触れた時の硬質な音の響きは・・・


                  
              リビング家具2

このデザインは、design by Emaf Progetti
木製天板に、しっかりした木の足。


              
              リビング家具3

この家具は、アドルフォ・ナタリーニを中心として、1966年に結成した「ラディカル・デザイン」のグループ、スーパースタジオによるもの。幾何学的形態を追求したテーブルです。

何れもシンプルなデザインで、リビング・ダイニングの家具としてはOK。
ただ、これらの家具を組み合わせたり、並べ替えたり・・・そのシチュエーションに合わせた
使い分けができるだろうか?