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2008-10-26 | インテリア
寝室収納の事例を探してみる。
ベッドヘッドを活用した例などあるのだろうか・・・

               
               BR4

右下に図面が出ているが、今回の計画とまったく一緒?

花器やポットを扱うベルギーのブランドD&Mdepotのオーナー夫妻が
建築家のToonSaldienと共に作った住宅。

この写真で見る限り、ベッドヘッドは“壁”としての扱い。
仕上げも壁材と同一としたせいか、チョッと鈍重な感じがする。
ヘッドボードの高さも、天井高に比べて高い。
奥に見える窓の上端に合わせる位だと、軽快さが出る。


               
               BR5

正面の、天井面まで立ち上がったのがベッドヘッド。
材質が木目を生かした塗装のせいか、家具の観が強い。
少し面が大きすぎて、圧迫感がある。
このベッドヘッドの裏は、パウダーコーナーになっている。
洗面が付いているのは、いかがなものか・・・?
使用時の音が問題!
個室のベッドルームなら、OKの所だが・・・




どのような感じになるか・・・

2008-10-25 | インテリア
ヘッドボードの裏側は、どのような感じになるのか?
通路幅しかないが、収納面が多いのでクロゼットには最高!

               
               BR3

右側は、クロゼットの扉を開けた状態。
クロゼットの下部から外気を取り入れるので、底板が床面から
20センチ程浮いている。
3.6mの幅があるので、二人分のスーツ関係は納まる。
ハンガー下が空くので、中段に鞄を並べることが出来る。
長めのコートを掛ける高さも、十分ある。

左側は環具。
一番手前にハンガーパイプ。
今日、着ていく服をここに掛けて、コーディネートの楽しい一時を。
棚には、下に着るシャツ関係を積んで収納。
チョッと銀座の服飾店か、ユニクロみたい・・・

前回も書いたが、ここでは天井高が3メートル強あるので、
縦と上にスレンダーな空間。
前後に引戸をつければ、ウォークスルーのクロゼットになる。
夫婦二人では、開け閉めが面倒だし、その時の音が気にかかる。
視覚的にも寝室からは見えないので、回遊空間としてこのままでよいのでは・・・
 

環具

2008-10-19 | インテリア
主寝室のクロゼットコーナーを、ドレスアップルームに設える。
ヘッドボードを細工して作った<環具>
一定の環境を構成すると言う意味合いで、環具と呼ぶ。
固定壁ほど存在感がなく・・・かと言って家具ほど簡便でもなく。

                
                BR2

寸法的には幅3.6m高さ2.1m奥行0.2m・・・床から自立させる。
中央に姿見。近くで映し出すために・・・遠目の姿は、右手に書かれた姿見で。

鏡の両サイドには、ハンガーパイプを掛け渡す。
数種の服を掛けて、組合せを確認できる。朝、着替えで脱いだパジャマを、ここに掛けておいても良い。
中段に棚がある。ここには小物を置く。時計・めがね・ハンカチ・・・
朝の身支度に必要な品物が並ぶ。

照明は、両サイドの竪枠と上部の横枠に内蔵される。
光源が目に入らないような内照式とする。
この位置で天井高はおよそ3.5m。天井面からの照明は不適切か?

クロゼットの下部には、外気を取り入れる開口がある。
ここから入った外気は、ドレスアップルームを横切って
環具に開けられたスリットから、寝室へと流れ込む。
通気のルートを、しっかりと確保する。

素材は、家具に近いと言う観点から、木を基調にしたい。
塗装は木目を生かし、顔料を入れた“拭き漆”など如何だろう?

メインベッドルーム

2008-10-18 | インテリア
今日からは、主寝室。
最近、寝室を別にする夫婦が多い。
趣味が違う・・・
就寝時間が違う・・・
室温が違う・・・女性は暑がりだろうか?

違うこと尽くめの夫婦が、自分の時間を大切にするあまり
個別の部屋を持つのは、時の流れか。

               
               全体図

部屋の位置関係では、右端が主寝室になる。

               
               BR1

右端がクロゼット。
3.6m幅の壁収納タイプ。
マンションには、流行のようにウォークインクロゼットが付いているが
部屋は小さくなるし、中途半端な大きさでは、かえって使いにくい。
部屋を広く使うには、壁収納で横幅広く設けるほうが使い易い。

さりとて、服を着替える姿が丸見えでも困る。
そのような時には、このプランのようにベッドのヘッドボードを部屋との仕切りに使うと良い。
高さはクロゼットと同じ高さの2m。
視界の妨げにもならず、視覚的部屋の広さは確保できる。


部屋の広がり

2008-10-12 | インテリア
ワークスペース自体の広さは4帖。
しかも、ダイニングとベッドルームを繋ぐ、通路的位置づけでもある。

               
               ワークスペース2

幅1間、奥行き2間のまさに4帖!
この空間を、如何に広く使うかは・・・
やはり、壁に面して家具をセットするのが常套だろう。

それよりも、テラス(左部分)を如何に使いこなすかが課題だ。
テラスへのドアは、ガラスを入れて視覚的連続性を図りたい。
半屋外のワークスペース・・・

正面の左半分は引戸。
右側に引き込むと、ダイニングルームと一体になる。
空間の抜けが良くなり、広がりを感じさせる。
一人でワークスペースを使う時は、当然開け放して・・・

ワークスペースの独立性

2008-10-11 | インテリア
ワークスペースには、ある程度の独立性も必要!
落ち着いて趣味に打ち込むにも・・・

               
               ワークスペース1

前回までは、ダイニング・キッチンから寝室へのルートは、
何れもワークスペースの空間を通行していた。
キッチン・冷蔵庫の並びが、連続していた為に・・・

今回は、冷蔵庫を切り離して、キッチンを完全なアイランドとした。

アイランドを中心に、食の空間がループしたために、ワークスペースの独自性が
感じられる。
ワークスペースは、屋外のテラスと一体になって、日常生活から
一歩離れたことになる。

ワークスペース内には、ドレッサーと化粧ダンス。
カウンタータイプの造り付けデスク。
デスク上部には、収納のための棚を吊ろう。

ダイニングへの引戸を閉めれば、落ち着きも確保できる。
テラスへのドアを開け放って・・・外気の中での趣味生活。
テラスへ持ち出して作業すれば、まさにリゾート気分!
 

ここは主婦の癒し空間・・・

2008-10-05 | インテリア
ワークスペースは・・・主婦・主夫の癒し空間にしよう!

家事労働に疲れたとき、チョッと息抜きできる場所。
TV見て・・・
音楽聴いて・・・
読書して・・・
お化粧して・・・
洋服を着替えるのも良い。
ドレッサーを用意しよう。
本箱も必要だ。小物・道具をしまえる収納も必要。

部屋の楽しい設えは?

昔、コルビュジェと言う建築家が、レマン湖のほとりに
母親の為に作った小さな家がある。
毎日の生活が楽しくなるような、設えが考えられている。
眺望のためのワイドな窓。
朝日が差し込む高窓。
回転移動する照明。
手作りの裁縫台。

雑然とも見える室内が、癒される空間になっている。
日常の生活に、フィットしているためだろうか・・・?

ワークスペース

2008-10-04 | インテリア
今回は、スタディールーム(書斎)を兼ねたワークスペースの検討。
ワークスペースに、意味不明のところがあるが・・・
要は、多目的に使える・・・誰でも使える・・・コーナー。

               
               ワークスペース1

間取りで言うと、下側にあるキッチンと右側にあるベッドルームの間・・・右下コーナーに
在るのが、ワークスペース。

位置関係から言うと、キッチンでの作業の延長線上で考えられること・・・
寝室での行動の、延長線上で考えられること・・・

何れも、主婦が使う部屋になりそうだ。
・パウダーコーナー
・フィッティングコーナー
・アイロンコーナー
・レシピ研究
・趣味の研究
・午睡コーナー

まだまだありそうだが・・・ここでの生活をイメージしないと、次のステップに進めない!