手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

床に変貌する、可動手摺のイメージ

2014-06-29 | 家造り
手摺を計画するとき、まず第一に配慮したい点は・・・透明感。
四隅を耐力壁で囲われた3.6m角のユニットが、浮遊感を獲得するためには、
床面から天井まで抜けた開放感が必要。

        
        20140629

右側に、リビングから窓越しに、屋外を見たイメージを書く。
900mm角の四角は・・・ガラスで出来た手摺。
これが二つ並んで、開口の手摺になる。

左上部に、手摺の断面を書く。
H型(70×70×7mm)をしたステンレス鋼を中央で切断し、T型断面をした鋼材を溶接して
ガラスの四周を取り囲む。
ガラスとステンレス鋼の間には、ガスケットと言うゴム材を挟んで、
ガラスを固定する。ガラスは勿論・・・強化ガラス。

この手摺を吹抜け側に倒すと、仮設の床が出来て、外壁窓のメンテナンスが可能となる。
ガラスの上に立ってのメンテナンスが怖い御仁・・・ステンレスフレームに厚めの板を掛け渡せば、
何とかなるだろう。

透明感のある手摺を、ガラス以外の材料でうまく出来れば、それも可。
工夫を凝らせば・・・楽しい仕掛けが出来るだろう。

驚きの可動手摺・・・その秘密は

2014-06-28 | 家造り
リビングダイニングに面した吹抜け・・・ここに設けた手摺が可動式。
その秘密は?

       
       20140628

赤線でハッチした所が、手摺の倒れた状態を示す。

外壁に設けた窓に、リビングからは手が届かない。
普段の開け閉めは、開閉装置を付ければ、離れた場所からも可能。
しかし、清掃を含めたメンテナンスには、はしごが必要。
はしごを掛けても作業は困難を極める。
この位置に床があったら・・・話は別!
作業効率は、格段に上がる。

それでは・・・ここに床を作ろう。それも、必要なときだけ使える「床」を。
そこで、手摺を吹抜け側に倒して、床にすることにした。
人が乗っても、抜けない程度の強度を持った手摺を作る。
これを外側に倒せば「床」になる。

リフトアップテラスと同じ種類の楽しみ・・・「大人の秘密基地」的 楽しみが増えた。

空中リビングダイニング・・・絵にしてみると

2014-06-22 | 家造り
2階部分のリビングダイニングが空中感覚とは・・・
解り難いので、絵にしてみると

          
          20140622

これでも解りにくいか・・・

中央にリビングダイニング。
その奥には階段室。
階段室から手前に歩いて、山形ゲートをくぐるとリビングダイニング。
左手そして右手は・・・吹抜け。
吹抜けに挟まれたリビングダイニングは、空中感があるのでは?

四隅を耐力壁で囲まれたこの空間は、抱かれるような安心感との共存した・・・「家」の中心。

2階リビングダイニングは・・・空中仕様?

2014-06-21 | 家造り
2階リビングダイニングは、前も後ろも吹抜け。

           
           20140621

左端に階段が見える。
階段の下方に書かれた吹抜けは、玄関の上部。
階段を上りきった所から、玄関が見下ろせる。

階段の上方に書かれたのは、2階の洗面トイレ。
これを左手に見て・・・ゲイトをくぐると、リビングダイニング。
前方も後方も・・・吹抜け。空中に浮く浮遊感を覚えるかも?

テラスの環境を如何に創るか・・・・テラス支持フレームを兼ねたアイストップ

2014-06-14 | 家造り
テラスでの屋外生活を満喫するには・・・
周辺からの視線を、うまくコントロールしなければならない。
テラスを支持するために作った、フレームを利用しよう。

          
          20140614

絵で見るように・・・支持フレームの上に、1.7m程の立ち上げを作った。
左上に、寸法関係を記載。
テラス面より上に、フレームが伸びているのが、解るだろうか?
フレームには、カラーテントを取り付ける。
三角形の色付けしたのがテント。
風を通す必要から・・・テントとフレームは緩やかに繋ぎ合わせる。
視線の届かないところは、テント不要。
中間の白く抜けているところは、隣の家が見える。
隣家に圧迫感を与えない程度に・・・楚々と張ろう。

可動テラスの安全対策

2014-06-08 | 家造り
リフトテーブルは、積載時も不動の安定性を保つと思うが、
家族の安全に配慮して、セーフティーネットを張っておこう。

         
         20140608
左上にイメージを書く。
荷重は下から支えるのが効率的。
テラスの床フレーム(105×105)下に、可動式の柱を差し込む。

右上にイメージパース。
建物際とその反対側に、フレームを建てる。これには、しっかりした基礎を・・・

フレームには、丁番で固定した可動柱を取り付ける。
テラスをリフトアップした段階で、柱を90度回転。
これで、テラス床フレームの下に、柱がかむ。
フレームの端に取り付けた4箇所の柱は、フレームとL字型を形成して、
水平力に関しても、安定性を確保できる。
勿論、105×210の柱が四隅を固めれば、人が10人乗っても・・・OK.

これがリフター。テラスが、うまくリフトアップするか・・・

2014-06-07 | 家造り
リフターを探してみる。
“リフトテーブル2段式”と言う名称で、このような機種があった。

            
            20140607

機械を基礎に固定して、油圧で押し上げるらしい。

仕様を見てみると・・・

最低高さが50センチ・・・1階の床高が70センチだから、ちょうど良い。
1階の寝室ゾーンから、段差無しで出られる高さだ。
普段は1階に停止しているのだから・・・グッド。

最高高さは3メートル・・・階高が3メートルだからクリアー。

テーブル寸法は・・・1m×2m。2.7m四方のテラスを押し上げるには、フレームを組まねばならない。

積載荷重は・・・1000キロ。床、手摺で400キロ程度だから、8人がテラスに出てもOK.

昇降時間は・・・52秒。ぜんぜんOK.

自重は950キロだから、積載荷重の1000キロと足して、1950キロに耐える基礎を作ればよい。

            
            20140607-1

左側に、床面とそれを支えるフレーム、そして、リフトテーブルのテーブルを記載した。

右側に断面図を。ひょろっとした可動足が、テラスを支えている。
何となく頼りげ無い・・・
安全対策を、何か検討しておくほうが賢明か?