手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

オオバボダイジュ

2020-04-26 | 建材
シナノキ科・・・落葉樹
別名アオシナ、オオバシナノキ。

樹高10~20m
幹径40~50㎝

分布は北海道、本州中部以北。

板目板の画像を・・・


辺材は淡い黄白色。

心材は淡い黄褐色~濃い黄褐色。

辺心材の境界はやや不明瞭。

一般にシナノキよりも、
材色がやや淡い。

木理は通直で、肌目も緻密だが、
板目面に不顕著なリップルマークを有する。

軽軟で加工性がよいが、
割裂しやすい。

保存性は低く、
耐朽性も極めて小さい。

用途は造作材、家具、合板、器具、加工物、彫刻など。

サワグルミ(沢胡桃)

2020-04-25 | 建材
クルミ科・・落葉樹。
樹高20~30m
幹径60~100㎝

別名カワグルミ、コグルミ。

それでは板目板の画像を・・・


分布は北海道(渡島半島以南)、本州、四国、九州(熊本県以北)

全体に淡い黄白色~黄白色を帯びており、
辺心材の境界は不明瞭。

木理は交錯し、
肌目もやや粗い。

軽軟で乾燥は容易だが、
加工性に劣り、
表面の仕上がりも良くない。

耐朽性が極めて小さいので、
使用部位には注意が必要。

用途は板材、茶室の炉縁、建具、家具、器具、細工物など。

カキの板目板

2020-04-19 | 建材
板目板の画像を。



全体に淡い橙褐色を帯びているが、
心材の木理に
黒色~黒褐色の縞模様と、
孔雀目(光沢のある緑色の緻密な紋様)をもつものを、
「クロガキ」と呼ぶ。

木理はほぼ通直。

肌目も緻密。

重硬な為、
加工性にやや難があり、
割れやすい。

耐朽性は小。

用途はクロガキは床柱、造作材、装飾材、家具など。


柿(カキノキ)

2020-04-18 | 建材
カキノキ科・・別名カキ
山に自生するものは、ヤマガキと呼ばれる。

まずは画像から・・


分布は本州、四国、九州。

樹形は横楕円形。

樹皮は灰褐色で、
細かい割れをもつ。

葉は長さ7~15㎝の広楕円形で、
互生する。

革質で葉の先が急に尖り、
葉縁は全縁。

淡い黄緑色の花が、
枝の葉腋に一個ずつ咲く。

液果は長さ4~8㎝の楕円形で、
橙黄色~橙紅色に熟して、
食用となる。

樹高10~20m
幹径30~60㎝
花期6月
熟期10~11月

ホオノキ・・柾目板

2020-04-12 | 建材
板目板の画像



辺心材の境界は明瞭で、
辺材は淡い灰白色。

心材は製材時、
淡い灰緑色を呈しているが、
時間の経過とともに黒ずみ、
緑褐色~暗濃緑褐色に変色する。

木理は通直で、
肌目も緻密。

軽軟なため、
加工性が良く、
狂いも少ない。

耐朽性は中程度~大。

用途は装飾材、建具、器具、細工物 等。


朴(ホオノキ)

2020-04-11 | 建材
モクレン科・・別名ホオ

樹の画像



分布は北海道、本州、四国、九州、南千島、中国大陸。

樹形は広卵形。

樹皮は灰白色で、
裂け目がなく、
円形の皮目が点在する。

葉は互生し、
長さ20~40㎝の倒卵形。

飛騨高山では、
この朴葉を使った、
“朴葉焼き”が名物。

葉の先は短く突き出し、
葉縁は全縁。

花は直径15㎝の黄白色で、
枝先に咲き、芳香を放つ。

果実は長さ10~15㎝の長楕円形で、
袋果を多数つける。

樹高20~30m
幹径60~100㎝
花期5~6月
熟期10~11月

アサダの板目板

2020-04-05 | 建材
まず画像から・・



辺材は淡い桃灰色。

心材は紅色を帯びた褐色を呈しており、
辺心材の境界は明瞭。

木理はやや交錯しているが、
肌目が緻密な為、
表面仕上げは良好。

重硬な為、
乾燥・切削などの加工面で、
難があるが、
強靭で割れにくい。

耐朽性は中程度。

用途は敷居、床板、化粧用単板、家具、合板、器具など。

アサダ・・あての漢字がない?

2020-04-04 | 建材
カバノキ科・・・

画像から見てみよう。



分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国大陸。

樹形は卵形。

樹皮は灰褐色~暗褐色。

葉は長さ6~12㎝の狭卵形で、
互生する。

葉の先は鋭く尖り、
葉縁には不斉な重鋸歯を持つ。

黄褐色の雄花序は、
長さ約5㎝の尾状で、
枝先から下垂し、
淡い緑色の雌花序は、
枝先に上向きに付く。

堅果は長さ5~6㎜の狭卵形。

樹高15~20m
幹径60~80㎝
花期4~5月
熟期10月