手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

謎の深まる漆喰・・・

2017-06-25 | 建材

 漆喰は多くの城郭の壁に使用されており、
室町時代末(1565年)に信貴山城(奈良)を訪れた
宣教師イスマン・ルイス・ダルメイダは、
「今日までキリスト教国において見たことがなき
甚だ白く光沢ある壁を塗りたり。
其の清潔にして白きこと、
あたかも当日落成せしものの如く、
教国に入りたるの感あり。
外より此城を見れば甚だ心地よく、
世界の大部分に、かくの如く美麗なるものありと思はれず」と、
所感を述べている。

海外の宣教師を感嘆させるほどの技術開発を、
どの様にして達成したか・・・?

 この時代、西洋圏から鉄砲が伝来したため、
漆喰にも防弾性が求められた結果、
足利家が築いた中尾城では、
漆喰に礫(こいし)を混ぜ込んで塗るといった
対策も取られており、
漆喰の城壁にも防御性を高めるための工夫がとられた。

時代の要求が、技術の発展を支えているのか・・・?
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さらに・・・漆喰を探求?すると・・・

2017-06-24 | 建材
この漆喰・・・どのくらい昔から使われていたか?

ここでまたWikipediaの記事を参考に・・
建築材料としては、神話の時代から接着剤として知られており、
バベルの塔に関する記述に、
「しっくいの代わりにアスファルトを得た」という記述が残っている。
文献上ではなく、考古学的には世界最古の例は
1万二千年前のメソポタミア文明の遺跡から
発掘されたものが最古とされている。

これって…最古の建材になるか?

漆喰が接着剤として使われていたのも不思議。
固まると固くはなるが・・・引っ張り力には、弱いような気がする。

原始的な漆喰(ほぼ石灰)は日本では、部分的だが、
縄文時代後期、約4000年前の遺跡(千葉市、大膳野南貝塚)から
発見されたものが2012年時点では国内最古とされる。
炉穴内部や周辺の床に厚さ1センチほどに塗り固められた状態で出土しており、
玉川文化財研究所所長は、
炉を封じる=住居を放棄する儀式に用いられたのではと考えを示し、
この地の縄文人が、独自に開発するも広まらなかったのだろうと推測している。
のちに、漆喰の製法が古墳期に大陸側から渡来し、
古墳(高松塚古墳壁画等)などにも使われている。

人類は、同時期に消石灰の使い方を体得したのか、
異民族の知恵が伝わったのか・・・不思議だ。

ますます面白くなった建材・・・漆喰
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歴史的塗り壁は・・・漆喰塗り

2017-06-18 | 建材
昔からあるのは、漆喰の塗り壁。
神社仏閣の外壁・・・歴史的建造物でしか、
現在ではお目にかかれない。

これは山口県柳井市の街並み。
  

藩政時代には岩国藩のお納戸と呼ばれ、
産物を満載した大八車が往来してにぎわった町筋。
昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。
往時の面影をしのばせる町並みです。

この白い壁・・・材料は漆喰。
ここからWikipediaの力を借りて・・・
漆喰は、水酸化カルシウム・炭酸カルシウムを主成分としており、
もとは「石灰」と表記されていたものであり、
漆喰の字は当て字が定着したものである。

日本では土の上に塗るため
糊や麻すさなどと混合して作られ、なめらかな質感になるが、
欧州では、石の上に塗る石灰モルタルや、生石灰クリームが主流であり、
下地が硬いため、糊などと混合せず、強度をだし、ざらついた質感になる。
世界各国で使われていた、古典的な材料であることが分かる。

ちょっと検索したら、いろいろなことが分かった。
もーすこし・・・探ってみるか?

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今回から、外壁の建材を検討する・・・

2017-06-17 | 建材
屋根建材の検討が終わったので、
今回から、外壁の建材を調べることにする。

住宅の外壁というと、
昔からあるのが、・・・塗り壁。

60年代~80年代までは、
湿式の外壁に上塗り材をかけて、
仕上げした住宅が、ほとんどだった。

湿式の壁とは、
軸組のうえに下地板、防水紙、ラスを張って、
30ミリ程、モルタルを塗る工法である。
これだけの工種をかけるのは、時間と費用の点で、
無駄が多いと、乾式壁に移行していった。

90年代に入って、時間のかかる左官の工程を省くため、
乾式壁が登場した。
サイディングと呼ばれる、工場でセメントを板状に加工して、
表面塗装した材料である。

2000年に入ってからは、
これら乾式素材による建設が、
主流になっているかと思われる。

それでは、・・・湿式の塗り壁に施された仕上げ材から。
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施工の方法を規定する、仕様書・・・

2017-06-11 | 建材
それでは、工事の仕方を指し示す仕様書には、
どのように書かれているのか?

住宅金融支援機構から融資を受けて、
住宅を建設するときには、
決まりを守って、建設しなければならない。
「フラット35」という融資基準を満たすためには、
木造住宅工事仕様書に書かれている施工法で、
品質を確保しなければならない。

仕様書の“加工”部分には、どのように書かれているか・・・
加工の欄には、
 1、金属板の折り曲げは、次による。
   イ、加工は原則として、機械加工とし、塗膜に損傷や
     剥離が生じないよう折り曲げる。
   ロ、塗膜の損傷部分の補修については、
     各製造所の仕様による。

これ以下は、金属板の接合、取り付け方、接合部分の長さ等
強度・構造的な記述になる。

なんと簡単な記載か・・・というより、業者任せか?
ここに、日本独特の“信頼と保証?”の風土を感じる。

因みに、公共建築工事の標準仕様書には、
どのように書かれているか?

 2、加工
   1、金属板は、金属板葺き形式に応じて、
     所定の形状及び寸法に加工する。
     金属板の折り曲げは、塗装またはメッキ及び地肌に、
     亀裂を生じないように行う。

このような記載しかない。
剥離・亀裂が起きないわけはないので、この点の処理をもっと明確に、
指示するべきではないだろうか?

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塗装鋼板を建築に使うときの・・・キモ

2017-06-10 | 建材
何回かに渡って、塗装鋼板の性能を調べてきたが、
建築素材として使用するときは、
施工方法に気を配ることが、肝心である。

塗装鋼板が出荷されるときは、
ロール状の製品として、
現場に運び込まれる。
この素材を、加工機に通して・・・折り返しを作り、
屋根上でつなぎ合わせる。
長さ方向も、鋼板を切断して所定の寸法を作り出す。

肝心なのは、この加工時の処置と、
貼り終わった仕上げ面の、養生の仕方である。

材料そのものが、鉄板。
鉄が錆びないように、防錆処理をして、
表面に仕上げ塗装してあるのだから、
これがハゲたら・・・錆びて劣化する。
切断面も鉄部が露出しているので、
タッチアップ・・・防錆処理がされていなければ錆びる。

いくら性能の良い製品を選択しても、
施工が悪くては、意味をなさない。

良い板金業者を選ぶか、徹底した施工管理が、
品質向上に欠かせない!
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まだまだある金属屋根メーカー

2017-06-04 | 建材
金属屋根メーカーには、他にもいくつかある。
三晃金属、元旦ビューティー、株式会社カナメ・・・等。
いずれも大規模屋根・・工場とか店舗の大屋根を構成する
屋根葺き材の販売として、
商品企画を展開している。

因みに、元旦ビューティーの住宅用商品としては、
以下の三点。
断熱ビューティールーフ
ビューティールーフしがらみ
ラジアールーフ3型

材質はカラーアルミ、銅板、カラーステンレス、カラーガルバリウム鋼板
材の厚みも0、35ミリ〜0、5ミリ

大型屋根になると、厚みも2倍ほどになる。

材質の防錆処理に関しては、
詳細の記述がないので、
製品の評価は難しい。
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日新製鋼は、三種類の基板を使い分け・・・

2017-06-03 | 建材
日新製鋼では三種類の基板を使い分けていた。
ガルバスター・・・ガルバリウム鋼板ベースと、
アルスター・・・・溶融アルミニウムめっきと、
カラーソフテン・・ステンレス鋼板を基板とした
カラー鋼板である。

溶融アルミニウムめっきは、
1930年代に米国で開発された、
アルミニウムめっき工法。

日本国内では1953年に、
技術の確立と企業化に成功。
通称アルマー加工。
耐蝕性・耐熱性に優れ、海水・塩水の環境に強い
鋼材とされる。

ステンレス鋼を基板に選定すれば、
サビに対しては、非常に効果的だろう。

コストは、溶融亜鉛メッキ鋼板を基板にするものと比べ、
5倍近いコスト高になる。
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