手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

模型の下図を描く

2006-11-26 | 模型
模型を作るための、下図を描く。
壁の位置を定規を使って、かなり?正確に・・・書く。

           
           メモ28

壁の厚みは15センチ・・・取り合えずこの寸法で書く。
模型は1/50のスケールで作るので・・・
3ミリボードを買ってくれば、ちょうど寸法的には合う。
壁の位置に高さを決めてボードを切り、建て込めば概ねのボリュウムが掴める。

簡単にやるには、スプレーのりで土台ボード(7ミリ厚)に、メモのような間取り図を張る。
言葉ではわかりにくいので、次回 実際に切り刻んだボードを建て込んでみよう!

ボリューム模型を作る

2006-11-24 | 模型
絵に描いたものを、立体的に確認する必要がある。
身近にある材料で・・・
簡単に時間をかけず・・・
これが飽きず 失敗しないコツ!
          
          メモ27

必要な材料・道具をメモ27に乗せる。
屋根・壁・床を作るのは、紙張りスチレンボード・・確かこんな名前。
スチレンフォームの両側に紙が張ってあって、1ミリ~7ミリぐらいまでの厚さが用意してある。
これを糊付けするのに、スチノリが必要である。木工用ボンドでも
十分付くが、乾くのに少し時間がかかる。
定規にカッター・・・直角にスチレンボードを切らないと、見た目が悪い!
何れも画材屋で売っている。2000円も持っていけばおつりがくる。

間取りをきれいに書いて、スチレンボードに貼り付け、線の上を切っていくと早い。
次回は図面を書いて、貼り付ける。

一回り大きく・・・

2006-11-19 | 家造り
五間四方の家を、六間四方に一回り大きくした。
但し建築面積が増えると、必要な土地面積も増える。
強いては予算にも影響するので、程ほどに・・・

個室は8畳キープを基本に考えると、自ずと皺寄せはリビング・ダイニングに!

        
        メモ26

八畳個室を一つ追加し、主寝室も八畳を確保できた。
夫々の部屋に二間幅のワードローブが付いているので、収納も十分。
仕事部屋(居間兼用)・暖炉前のダイニング・キッチンで18畳あれば、
一体空間なので、狭さを感じることも無いだろう。
屋外のコートは12畳あるから、窓を開け放って使えば広さは十分!

建築面積は約26坪。
住居系の建蔽率40%だと、土地は65坪強・・・
建蔽率50%だと52坪強・・・
60坪・・・40万/坪の土地だと、2400万程度の土地を購入することになる。
利便性は少しあきらめて、自然環境(?)の豊かな郊外へ・・・

ボリュームを確認するために、簡単な模型を作ってみるか・・・?
連休を使ってチャレンジしてみよう・・・!

チョッとプアな住宅・・・

2006-11-18 | 家造り
ここでもう一度、間取りに戻る。
  メモ14参照

建築面積約20坪
住居系の土地だと建蔽率は40%から50%・・・
土地は逆算すると50坪あるいは40坪強・・・
坪50万(今の地価だったら程ほど便利なところが手に入るか)で、2000~2500万
の土地代がかかる。
建物は坪60万として、1200万・・・備品が300万として1500万。
4000万程度が建設費。ほかに税金と雑費を加えると4500万程度が総費用!

費用的には射程距離のようだが・・・いまいち住宅の空間が貧弱!

間数も、もう一部屋必要になることがあるのでは・・・
予備を考えるときりがないが、作った後では取り返しが付かない!
寝室の大きさもチョッと小さい。最低8畳をキープできると・・・?

ここからが <環境(利便性を含め)と規模と費用> の三つ巴合戦!
何処に軍配が上がるか・・・
まず、住宅の規模をもう少し上げて、再チャレンジ!

外観に少し動きを・・・

2006-11-12 | 家造り
シンプルで変化の乏しかった昨日の外観に、チョッと手を加えてみる。

出窓部分の外壁を外側に倒す。
        
       
       メモ25

横からの絵なので、立体的にはわかりづらいが、見慣れた垂直の壁に対して
今にも倒れそうな斜めの壁は、違和感と同時に 立体に動きを感じさせる。

この壁は四面に付いているので、四方に立体が飛び出した感じになる。

言い換えれば、大きな直方体に出窓の立体が貫入したことになる。

この部分の材質を変えたり色を変えると、建築もチョッと彫塑的な
芸術作品・・?になるかも知れない。

街並みの景観を乱さない程度に、そして少し街並みにアクセントをつける程度に、
家の個性を表現することは、許されるだろう。

こんなに違う外観

2006-11-11 | 家造り
前回の断面にあわせて、外観を描いてみる。
多少洋風を念頭において描いているせいか、
ぜんぜん違う外観になった!
              
              メモ24

正方形のボックスに、出窓部分が縦長スリット窓として付いている。
四隅のコーナー部分は、角を抉り取った陰影の濃さを残している。
通気・採光を補完する意味で、壁の高い位置にポツ窓をつけた。

中庭に向かって片勾配の屋根をつけると、和風外観からおもいっきり
洋風外観に変わった。
当然この中間的な外観も作ることは可能か・・・

街並みの調和を乱さない程度に、個人的趣味を加味して
お気に入りの<我が家>を作ればよい。

ライトコートを持つ片流れ屋根

2006-11-05 | 家造り
ケーキ箱のような住宅・・・
軒先空間が無い・・・箱型住宅
夏の強い日差しと、梅雨時の長雨が無いような気候の土地に発達した住宅。
でもこのような外観の住宅は、都心の住宅地には ままある。

このような街並みを想定して、片流れの外観を検討してみる。
断面形はどうなるか・・・
            
            メモ23

前回とは逆に、内勾配の断面になった。
外観的には軒先が無く、箱っぽくなる。
内勾配の分、中庭を通して部屋内に入る光の量は多い。
中庭側に見える天空量も十分ある。
都心に建っても、これだけの閉鎖性がある庭なら、気兼ねなく出られる。

外観がどの様になるか・・・次回

屋根がガラスのトップライトに・・・

2006-11-04 | 家造り
屋根の頂部が、とうとうトップライトになった。
低く低くと検討しているうちに、ガラスの屋根に!
            
            メモ22

見慣れた四角錘の屋根・・・
部屋内から見れば、8畳の天井部分が全てガラス屋根。
これは明るいし、夜は満天の星もゲット!

夏の日差しをどう遮るか?
冬の結露対策は?
土ぼこりの清掃は?
雹でも振ったらガラスが割れないか?

技術の進歩で雨漏れは少なくなったかもしれないが、
新しいことをやろうとすると、次々に解決しなければならないことが出てくる。
飽くなき挑戦をするか、どこかで妥協するか?

屋根形態の検討は、まずここまでとする。

屋根をかけると、それだけで 和風・・・
周辺の街並みに合えばよいが、最近はケーキ箱風の住宅も多い。
間取りを変えず、外観を洋風に・・・
次回検討してみよう。


ハイサイドライト取入れ窓を小さく・・・

2006-11-03 | 家造り
屋根のてっぺんに乗ったボリュウムが大きい!
ほどほどの外光を確保しながら、屋根のボリュウムとして適切な大きさは・・・?
高さ60センチぐらいにして見る。
       
       メモ21

バランス的には落ち着いてきた。
形態的にはあまり見慣れない屋根・・・
好き嫌いはありそうだ。室内から上空への<抜け>は良い。
機能的にも、採光・通気は完璧!
夜の天空行灯も生活を感じられ、楽しいかもしれない。
維持メンテナンスの点で、高所のため工夫が必要だ。
汚い窓を眺めているのは、耐え難い。高齢者でも日頃清掃に苦労せずにすむには・・・

ものづくりは、<創意と工夫>はたまた<模倣と妥協>