手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

建物の外観を見てみると・・・

2006-10-29 | 家造り
断面にあわせて、外観のイメージと書いてみる。

         
         メモ20

屋根の勾配は三寸勾配・・・
軒の出は四寸・・・

昔風の言い方だが、ざっと1.2メートルほど出ている。
軒の出を深くすると、建物への陰影が強くなり、メリハリの利いた外観を作ることが出来る。
夏の強い日差しも、この庇で防いだので、日本の気候に適した住まい方が
可能となった。
屋根の見付面積(外部から見たときの屋根面の高さ)も、全体高さの半分は確保したい。

高窓部分の見え方が大きいので、頂部は屋根の形態を失っている。
屋根の上に<ひかりの行灯>が乗ったような外観・・・
夜は頂部が照明で明るく灯り、それなりに綺麗には見えるが・・・
従来の<屋根>というものではない。

<越し屋根>風に高さを抑えて、形態の見直しをしよう!

空間確認

2006-10-28 | 家造り
外観を決める前に、内部空間のボリュウムを確認する。
中央の8畳は少し高めの天井高・・・5メートルを想定してみる。
家のサイズからすると、スケールオーバーだが、十分な陽光と<空>の景色を
住宅内で楽しみたいという思いで、チャレンジ!
       
       メモ19

メモに書いてみると、幅に対して縦方向が長い。井戸底の感は否めないが、
越し窓の高さを確保しないと、空までは見えない。
当初のコンセプト段階で、夢の一つとした<夜空の星を見ながら眠る>計画は実現したい!
椅子に座った位置での景観は満喫できそうだ。
越し窓からの通気も問題ない。
後はこの高さが、外観でどの様に見えてくるか・・・?
屋根と越し屋根(立ち上がり窓部分)のプロポーションや如何に・・・

キッチンセット

2006-10-22 | 住宅設備
キッチンセットの写真を見つけたので掲載。

            
            メモ18

形態はシンプル・・・
材質感もナチュラル・・・
家具的風格も併せ持つ。
ドイツからの輸入品のようだ。ガイア株式会社というところが輸入代理を
していて、ショールームは東京世田谷と神戸市にある。

この手の設備は、人体寸法にフィットしたものを求めないと、後々苦労する。
使用者の体型は千差万別・・・それを一つの標準で製作するところに無理がある。
ドイツ製だと、ドイツ人は体型がでかいから・・・天板が高いような気がする。
天板下は収納がたくさん付いていて、物がきちんと整理できそうだが、
立ち仕事のとき、膝・爪先がぶつかって、じゃまにならないか・・・?
可動部分は故障の原因にならないか・・・

確認すべきことはたくさんある。
必ず使用者が自分で操作して確認しないと、将来不都合が出る。
今はこの形で十分でも、近い将来椅子に座ってジャガイモの皮むきをしたいとなると、
天板下の収納の作りは問題ありの感じ・・・・

物決めは結構難しい!

イメージ写真

2006-10-21 | 家造り
写真の切り抜きで、イメージを確認する。
ドンピシャの写真は無いと思うが、いくつかのカットを組み合わせて、イメージを固める。
キッチン廻りの写真を見つけた。窓開口とキッチンセットの並びが似ている。

         
         メモ17

郊外の緑多い環境だったら、窓越しに気持ちよい空気を感じる。
窓を背にして、オープンキッチンが配置された雰囲気は、プランに良く似ている。
腰窓の高さもほぼ近い。
システムキッチンの画像が暗いのが残念だ!
キッチンは最近良いものが出ていて、まるで家具みたいなものもある。
家の隅にあった台所が、家の中心・・・それも陽のあたる場所に出てきたのは最近のことである。

キッチン台の上を何処まで見せるか・・・
作ったものをすぐ食する・・・。これは食事の鉄則!
でも汚れたキッチンを見ながらのディナーは興ざめ。
折り合いの付け所がポイントか?

床下へ・・・

2006-10-15 | 家造り
断面を書いたら、床下が気になったので、一気に床下へ!

床の下には土台があって、その下には基礎がある。
以前は布基礎といって、土台の下をコンクリートが帯状に繋がっていた。
ここ以外は、土のままである。床下に水が流れ込まないように、建物周囲よりは5センチ以上
高くしてあった。
最近はべた基礎といって、床下全体にコンクリートを打設している。
保湿・通風・・・問題は無いだろうか?
              
              メモ15

十字形に布基礎をながして、床下通風・換気の開口を大きくとる。
高床式ぐらい床下開口を大きく取れれば申し分ないが、チョッと今風でないので、
何か工夫を加える必要がある。
省エネ住宅の保熱空間として、積極的に利用することも出来る。
温風を通したり冷風を通して、床板を介した輻射冷暖房・・・・
効率を検討しなければならないが、何かありそう・・・

間取りがシンプルだと基礎の形もシンプル。
地盤が多少悪くても、構造的にはバランスの良さを感じさせる。
シンプル イズ ベスト!

建物の高さ関係チェック

2006-10-14 | 家造り
間取りが概ね煮詰まったので、高さ関係を検討してみよう!

寸法を決めるときには、一定の基準を決めておくと都合が良い。
日本には古来から一尺(303ミリ)を基準にした寸法取りがある。
一寸は一尺の1/10、一分は一寸の1/10・・・
何か古臭い勘定の仕方だが、チョッと前までは大工さんは使っていた。
そー言えば、尺貫法が廃止されたのは何時だったか・・・

話しを戻して、簡単な断面を書いてみる。
             
             メモ15
建物の半分を書いてみる。左の方は軒先 右のほうは建物の中央 吹抜け部分である。
地面から床面までの高さを606ミリ。
床からサッシュの上端までは2121ミリ・・・
梁の天端までは2727ミリ・・・
登り梁の上端は3636ミリ 303の12倍である。
メモは三尺を910ミリで目盛ったので、数字が少し違うが、303の倍数を使うと、
ぞろ目の連続で、なんとなく楽しい!
土台・柱・建具・・・・これらの寸法を何処まで基準寸法に乗せられるか?

また別のチャレンジ目標が出来た。

プライベートガーデン

2006-10-09 | 家造り
プライベートガーデンを計画してみよう!

住宅の中心に、外部空間を取り入れる。
ここに、癒しの緑化空間を・・・
二間四方だから・・・四坪 8畳の庭が出来た。ここなら他からも見られることが無く、
好き勝手な時間に、好き勝手な格好で・・・自然を堪能できる。

           
           メモ14

デッキを半分ほど敷き込めば、ダイニング空間が広がる。
キッチンで作ったものを中庭に持ち出せば、ちょっとしたアウトドア感覚・・・
季節の中間期は、ここでの昼食が楽しいだろう!
秋刀魚も外で焼いたら、臭いも煙も気にならない。ベリーグー!
部屋への通風・採光も、ここに庭があれば、簡単に出来る。
部屋が明るければ・・・換気が十分に取れれば、機械に頼ることは無い。
エコロジカルな住宅が出来る。環境共生・・・使い古された言葉ではあるが、
今こそ真剣に考えるべきことである。
身近なことから・・・
自分で出来ることから・・・
これらの積み重ねが、昔あった日本文化を再形成することになるのでは?

プライベート ガーデン

2006-10-08 | 家造り
外に向いたプラン構成で進めてきたが、人に見られないで寛げるプライベート ガーデンが
作れるか・・・?

広い敷地に計画するときは、周囲の視線を気にせずに、楽しめる庭が作れる。
都心に近ずくと、庭に出るにも<人の目>が気になる。

屋外での簡単な食事・・・
気ままな格好での庭いじり・・・
日光浴・・・
これらは屋外生活の楽しい ワン シーンである。

住宅形式で、コートハウス 町屋の中庭 等昔から工夫はされていた。
戦後、郊外の狭小敷地に文化住宅を建てだしてから、これらの庭は取りえなくなった。
ここいらで、昔の優れた生活環境を取り戻してみたい。
通風・採光・換気・・・自然環境を取り入れた、自然体生活。

計画中のプランが、これらの要望を満たせるか、検討を加えてみよう!
  これを次回に。

玄関位置変更・・・

2006-10-07 | 家造り
左下にあった玄関位置を、左上に変更してみよう!

敷地の道路付けが決まっていない現在は、想定の上でプランを検討する。
ホビールームに想定していた位置に、玄関が来る。
これだけの広さがあれば、シューズインコロゼット・来客用クロゼット 等十分に確保できる。
将来の想定・・・・来客主体か? 趣味の世界主体か?
悩みどころである。 どちらにも転用が利く配慮があれば・・・・?

          
          メモ13

ゾーニングを円で囲った。生活空間がはっきりしてくる。
リビングとダイニングの中間 昔の玄関部分に<暖炉>が出来た。
暖炉を回って外に出ればテラス・・・
生活空間の<拠り所>がはっきりした。
これから冬に向けて、暖炉のチロチロ燃える火を見ながら、夜長を過ごす。
<憧れだった生活>が実現しそう!
  

水廻りの音が・・・?

2006-10-01 | 家造り
耐震壁を開口の中央に配置した形で、間取りを引きなおしてみる。

家の中央は多目的用途の、収納室になっている。
寝室・キッチン・リビングとの視覚的繋がりも、ほぼ納得。
四隅の柱も、作り方を工夫すれば、家の<大黒柱>となる。

         
         メモ12

左上にホビールーム 趣味のコーナーを計画した。リビングの延長で広々と使える。
夫婦どちらの趣味の部屋になるか・・・展開が楽しみ!
ホビールームの隣のトイレ位置が気になった。
身内といってもトイレの音は・・・寝室となりに浴室を移して、レイアウトの検討をしてみる。
浴室と洗面室が離れ、脱衣空間も十分とはいえない。
寝室から浴室に駆け込むか・・・?もう少し工夫するとしよう!

土地が設定されていないので、玄関が左下隅にある。
下を南としているので、南方から家にアクセスするのは良いと思うが、
ここに多少無理があるか?
次回はここを検討しよう。