手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

キッチンの収納

2009-10-31 | 家造り
キッチンは、収納スペースを一番検討しないと、
後で使いにくくて、苦労する。

収納する食器類・調理器具・食材を、どの位置にどの様に分類整理するか・・・

              

              ユニット<キッチン2>

使い易さを考えると、キッチンカウンターと同じ高さに、調理機器をセットしたい。
炊飯器・電気ポット・電子レンジ・ミキサー・・・
重いもの・調理動作を伴うものは、当然この高さに!
高すぎても、低きすぎても・・・仕事にならない。
約90cmから1mの高さが良いだろう。

その下段に、食器類を整理する。
収納ケースは、引き出し式が良い。
奥の物も、引き出して楽に取り出せる。
食器は積み重ねると、下のものが取りにくいので、
立てて整理できると、更に使いやすそうだ。

食材は比較的軽いので、上段でも十分収納できる。
ここに画かれた絵は、3mの天井高いっぱいまで収納を確保しているので、
これでは踏み台が無いと、取り出せないが・・・
ここまでは要らないか?

最上段は一年に数回しか使わない、お重・飾りつけ絵皿等・・・特別な物をしまう。

これだけの収納スペースがあれば、置き式の食器棚は必要ないだろう。
部屋内をスッキリ見せるには、造り付けの家具を検討する必要がある。



キッチンユニット

2009-10-25 | 家造り
キッチンのユニットを検討する。
3m角では入りきれないが、キッチンとダイニングルームをセットで取り扱う。


               

               ユニット<キッチン1>


ここに書かれたのは、ごく一般的なレイアウト。
壁に面してコンロと流しが並ぶ。
シンク幅はちょっと広めの90cm幅。
流しのトータル長さは3m程度。

壁のL型部分は、収納と棚関係。
炊飯器・電子レンジ・ジューサー・電気ポット・・・まだ他にも多くの電化製品が並ぶと思う。

食器・食材関連も、この棚に収納する。

コンロ台の後ろは、冷蔵庫置場。
幅1m、奥行き75cmを確保。
並べて、配膳台を設置。

配膳台・冷蔵庫を中心に、作業動線がループ状に確保できることは、
家事作業が、非常にやりやすいと思う。

本来、これにダイニングルームを接続させるのだが、見ての通り
ほぼ満杯の様子・・・?

これから、収納の容量確認等を含め、
詳細の検討を要する!




クロゼットはオープンに・・・

2009-10-24 | 家造り
三帖ほどの水廻りが取れた。
幅1.5m、奥行き3m。

               

               ユニット<玄関6>

トイレの奥行きが90㎝、クロゼットの奥行きが70cmだから・・・
パウダーコーナーの幅は140cm確保できる。
この幅は洗面所の幅と同じだから、十分な広さである。

逆にこれだけの広さになると、かなり作り込まないと空虚な感じになる。
コンソールデスク・・・水廻りアイテムを置く化粧台も、小奇麗さが必要!
ライティングの工夫も必要である。

ユニットの組合せで、外部に面するような配置になれば、
外の景色を見せるのも、良い結果を得るかもしれない。

小さい住宅ほど、部屋を細かく割らずにおおらかに使いたい。

3m角を真っ二つに・・・

2009-10-18 | 家造り
ユニットの大きさは3m角。
この空間を真っ二つに割ってみる。


               

               ユニット<玄関5>


左半分がユーティリティー。
トイレ・パウダーコーナー・コートクロゼットが一列に並ぶ。
前回のトイレ・パウダーコーナーに比べ、二倍の空間的広がりがある。
コンソールデスク前に窓でも取れれば、明るく快適な空間になる。

玄関の靴脱ぎ空間は、1.5m角。十分な広さがある。
廊下幅は1.2mで、1,5m幅のシューズクロゼットを設置。

玄関への入口は、下方でも好・・・右方向からでも良い。
出入り口が一面に限られないことは、ユニットの組合せに自由度が出る。

前回よりも空間の「象徴性」は薄れ、面白みに欠けるが実用的な案である。

住宅に持たせる“意義”
コンセプトの方向がぶれると、まったく違った住宅が出来る。 

廊下の様な玄関・・・

2009-10-17 | 家造り
普通、廊下幅は1.2m程度。
この幅で玄関を作ったら如何に?

               

               ユニット<玄関4>


中央に1.2m幅の玄関空間。

左側は、コートクロゼットとシューズクロゼット。
右側は、パウダーコーナーとトイレ。
何れも幅0.9m奥行き3m・・・程ほどの広さはある。

形が、なんとシンプルなこと・・・
玄関ホールも、扉が前後に2枚左右に2枚と・・・対象形を作る。

何か「象徴性」を感じる空間。

玄関は一家の「顔」。
意味合いを持たせるのは、良いと思う。


玄関脇のパウダーコーナー

2009-10-11 | 家造り
玄関脇に設けたパウダーコーナー。
来客が洗面を利用して、身だしなみを整える。
人前をはずして、ちょっと連絡を入れる。
書き物をする。

いろいろの利用法が考えられる。


               

               ユニット<玄関3>

パウダーコーナーには椅子を置きたい。
腰掛けて化粧を直す。
コンソールデスクで書き物をする。

壁に取り付けた縦長の大鏡があれば、全身のチェックが容易に出来る。
玄関に設けたコートクロゼットから、コートを取り出して着るときにも欠かせない。
トイレ前でないような、雰囲気作りを心がける。

畳一畳分の空間を、個性あるものにしたい。

シンプルな玄関の景色・・・

2009-10-10 | 家造り
奥行き3m×幅1.4m×高さ2.5mの空間は・・・
玄関扉1.4m幅は十分な広さと考える。
扉幅がそのまま玄関の空間に・・・・
そして居間への扉幅も1.4m。

               

               ユニット<玄関2>

居間への扉も、両引きの引戸が良い。
引き込んであれば、玄関扉を開けると一通の空間に。

左手が収納部分の扉。壁を感じさせるようなフラットな感じに仕上げる。
出来れば、壁仕上げと同じ材料で“トリック扉”としたい。
開き方も工夫して、「開けゴマ・・・」の世界にしたい!

右手は水廻り。パウダーコーナーへの入口が見える。
ここは扉なしでも、それほど見苦しくはないかもしれない。
出来れば、開けたてせずに空間を移動できると良い。

床仕上げも、靴脱ぎ部分は石張り。パウダーコーナー前辺りからフローリングと
エリアで仕上げ材を変え、段差なしのフラット床にする。

バリアフリー・ハンドフリーは高齢者住宅では、必要不可欠。

玄関収納

2009-10-04 | 家造り
玄関収納は、思いのほか多くいる。
3m幅の収納スペースに、どれほど物が入るか・・・

               

               ユニット<収納1>

左端の50センチ幅には、上段にゴルフバック・釣竿・・・等、比較的長めの趣味の道具。
下段は傘関連。傘の本数も20本は置けるだろう。

次の1m幅には、靴関連を。上段には短靴を前後2列で56足。
革靴(フォーマル・カジュアル・・・)スポーツ靴、スニーカー・・・多岐にわたるので、思いのほかの数になる。
下段は長めのブーツ・長靴関連。8足収納できる。
最上段には、靴箱・靴墨・ブラシ関連の小物を置く。

次の1m幅にはコート関連を。
上段がコートハンガー。手前にスローダウンするハンガーパイプを設置。
下段には棚板を吊って、来客の鞄・手荷物を置く。
普段使いでは、家族の鞄関連を収納できる。

右端の50センチ幅には、掃除機・モップ・・・等、清掃用具を収納。
長めのものでも十分入る高さがある。

収納が十分取れた住宅は、インテリアもスッキリと、見た目にも美しい。


エントランス・・・玄関周りは?

2009-10-03 | 家造り
玄関周りの詳細を検討する。
今回はシンプルな空間を作る。


              

              ユニット<玄関1>


玄関周りには靴箱・・・
客用の水廻り(トイレ)を設けることもある。
もっとリッチにするには、客用のパウダーコーナー(化粧室)を設ける。
来客がトイレを使用したときに、身だしなみを整える空間。
広さが取れるなら、メモをしたりTELできるコンソールデスクを置けると良いのだが・・・

コートを掛けるクロゼットも設けよう。
扉をつけて整然としまえるのならベスト。

今回のプランでは、玄関を入ると左手にシューズボックス。
クロゼット幅に合わせた奥行きがあるので、前後二段に靴を収納。
下段を傘とか小物入れにしても、床面から天井面まで使えるので、
収容能力は十分だろう。

クロゼット幅は1.5mあるので、10人くらいのコートは入るだろう。
小物・荷物を置ける棚を設けると便利。
普段使いとして、家族がコートの着替えを玄関ですることも出来る。
日本での生活習慣では、寝室で着替えをすることが多いが・・・
コート・帽子・マフラーなどの上着は、エントランスで取り替えるのもアリ!

入口の右手は水廻り。
下側がトイレで上側がパウダーコーナー。
場合によっては、この間の扉は不要か・・・
空間が広くなる。

玄関は幅1.4m、奥行き3m。
十分な広さだろう。
左右の壁が、住宅内部にまっすぐ伸びているので
指向性がはっきりしていて、明快!