手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

洋服を収納するクロゼット置場・・・

2010-04-24 | 家造り
最小ハウスでの<ウルトラC>・・・その2。
シャワールーム周辺には、リネンと下着・部屋着程度しか置けない。
普段着る服は、どこに収納するか?

どこにクロゼットがあると使いやすいか・・・
当然、脱ぎ着する場所・・・寝室か人によっては、居間。

それでは、居間と寝室の間に置こう。


                  

                  最小ハウス5

ベッドコーナーのヘッドボード位置に、クロゼットを設置した。
詳細はこれから検討するが、両方の部屋から両使いできると便利だ。
しかも、ワンルーム使いなので遮り感のない形態・・・
こんなものが、うまくできるだろうか?

幅は2m。
シニアー世代は、これ位の収納で・・・ロハスに生活したい。


日常生活を再考して、少し書き加えた間取り。
左上の水周りコーナーは、引き戸で区画できる。
一人生活ならまだしも・・・二人暮らしなら、このエリアは区画したい。

ベッドコーナーとリビングダイニング?間は、ドアで仕切る。
引き戸が良いのだが・・・取り付けにくい。

何となく詰め込んだが・・・うまく生活できるだろうか。


その都度プランを調整しておく

2010-04-18 | 家造り
詳細を検討すると、その都度プランが変化していく。
書き加え、削除は日常茶飯事。

各部屋を調整すると、また寝室・水廻り他で辻褄合わせが必要になる。
この繰り返しが、設計活動かもしれない。

                 

                 最小ハウス4

前回書いた間取りと比べてほしい。
寝室側にあったクロゼットが、洗面台側へ移っている。
洗面室・トイレ間の洗面化粧台を検討した結果、
リネンをクロゼットに併設して設けた結果だ。

反面、クロゼットの幅が狭くなっている。
この寸法では、洋服は収まらない。
せいぜい下着類と、バスローブのような寛ぐ時に羽織る衣類・・・

それでは、クロゼットはどこに設けるのか・・・
また<ウルトラC>の工夫をしないと・・・裸の王様になってしまう!

今回のは、ウルトラ C!

2010-04-17 | 家造り
最小住宅では、<ウルトラC>を連発しないと
思ったような住宅にはならない。

形の上での<ウルトラC>だけでなく、
住まい方の<C>を連発することだ。


                  

                  最小住宅3

今回は、洗面とトイレの使い方に関しての<C>。

左上にプランを書いた。
上がトイレで下が洗面コーナー。間にあるのは、洗面カウンター(トイレの手洗い器)だけ。

左下に書いたのは、洗面化粧台の姿。
正面に壁がないので、カウンターは中空に浮いた感じ。

   右に描いたイメージを参考に・・・

壁がないので、鏡を付ける場所に困る。
ここいらが使い方の<C>で、細部を見るにはカウンター上に置いた手鏡を。
全体を見るには、正面の壁・・・そう!トイレの壁に付けた姿見を使う。

トイレに入ったときは、姿見を背にして便器に座る。
自分の姿が映る訳ではないので、<脂汗>も出ないだろう。
むしる、洗面カウンター越しに外の景色が見えれば、
爽快感もあるというものだ。

カウンター脇にはリネン庫を設置して、周辺が雑然としないように工夫しないと
せっかくの<C>が際立たないので、注意したい!
















最小ハウスのウルトラC

2010-04-11 | 家造り
最小ハウスを成立させるためには、幾つかのウルトラCを考えねばならない。
最小スペースを、如何に有効に使うか。
切り捨てられるものは、何か・・・


                 


                 最小ハウス2

この絵は左にトイレ、中央にシャワーブース、右側に寝室がレイアウトされている。
シャワーブースの前に、クロゼットがダブっているのでわかり難いが、
浴室を中心に生活のワンシーンが描かれる。

浴室とトイレの間・浴室と寝室間の壁は、一部をガラスにして
空間の広がりを確保する。
この辺は<C>に該当する裏技か。

クロゼットの長さも、十分に確保できない。
所持する衣類のメニューは?
日常着る衣類を中心に、厳選して収納する。

ここで、大きく切捨てをしなければならない。

終の棲家・・・最小ハウス

2010-04-10 | 家造り
今回からは<終の棲家>にふさわしい・・・最小規模の住宅を検討!
終の棲家と最小住宅は、同義語とは思わないが・・・
ひそやかに、無駄無く、ロハスな生活を。


                

                最小住宅1

ご覧のように、これは3m角のグリッドを4つ集めた形。
グリッドひとつが6畳だから、〆て24畳。建坪にして12坪の家である。

空間的にはワンルーム形式。

ベッドとキッチンセット。トイレ・浴室を中心に、外周を回廊(縁側)が取り囲む。
四周に開口部を確保し、開放的で明るい住宅になる。
玄関らしいものは無い。
どこからでも上がり込める、昔ながらの住宅感覚。

水周りもシンプルに。
浴室はシャワーブースのみ。
1.2m角と広めにとってあるので、介助も十分にできる。
風呂の沸かしかえが少なくなった今では、浴槽の必然性が薄らいでいる。
若い世代では、シャワーオンリーの生活も成り立っているとか?

楽しげな最小住宅を、考えていこう・・・

使いやすい大型テーブル

2010-04-04 | 家造り
居間に置く家具・・・
従来の応接セットは、似つかわしくない。
ワークコーナーを持つリビングでは、ワークデスクと同じような
大型テーブルが使いやすい。

                   

                   家具8


この写真は、ダイニングに置くダイニングテーブルだが、
この位ゆったりしたテーブルを、部屋の中央にセットすれば、
後は何とでもなる。

ソファーに座って、後ろに仰け反るのでなく、
テーブルに座って前かがみに・・・
生活イメージはこんな感じか。

これだけの大きさがあれば、薄型のテレビくらい十分に乗る。

テーブルを挟んだ会話。
テーブルに物を開いての談笑。
活気のある家族団欒が見えてきそうだ。