手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

この写真はもっと良く解かる

2010-01-31 | 家造り
ワイワイキッチンの雰囲気は、昨日の写真でわかった。
もう少し、厨房機器が良くわかる写真がある。

                  

                  キッチン4

シンク台の右上に乗っているのは、オーブントースター。シンクの左側に作業スペースがあるので、
ここには調理機器を置いても差し支えないだろう。
このシンクはすばらしい。幅も深さも十分ありそうだ。
二層シンクなどもあるが、変に使い分けるとかえって使いにくい。

シンクの左下にあるのは、食器洗い機だろうか。
下洗いした食器を移すにはベストの位置。

正面の棚に、香辛料か多くの壜が並んでいるが、これは使いにくそう。
調味料・香辛料等 カマドで使う食材は、カマドのそばに・・・!。コンロ台の近くに
綺麗な収納スペースを、工夫したほうが良い。

コンロはガスコンロ。4口あるので十分だ。
コンロ台の下にはガスオーブン。位置がここしかないのだろうが、高齢になると
腰を曲げた作業は、結構負担がある。
胸の高さぐらいの位置に設置すると、うんと作業が楽になる。
<楽>は楽しさにつながる。
 
左は収納スペース。中段の作業スペースは、このように果物を置いたり、
パスタを作る器具だろうか・・・デザインの美しい物を乗せたい。

従来は、作業場だった空間が生活の中心に・・・これも<時代の変遷>の風景か。

似たようなダイニングキッチンがあった・・・

2010-01-30 | 家造り
ワイワイキッチン・・・
食生活を堪能できるようなダイニングキッチンは・・・
オープンなコンロ台と食卓が一体になった、これぞワイワイと言った写真があった。

                  

                  キッチン3

写真を見ても解かるように、今回の計画とそっくり!
ワンルームの空間と、部屋の中央に置かれた大型テーブル。
右手には、庭か・・・屋外の陽光がきらめく。

部屋内の家具の配置を見ると、左手の壁前には収納。
調理をしているのはご主人か・・・?その前にあるのがコンロ台。
写真では見難いが、ご主人の向こう側・・・正面の壁前にシンクの調理台がある。
壁面には、外の景色が見えるように小さな窓が・・・この辺りまでそっくり。

これは<食文化>を生活の中心に据えた生活スタイル。

竃を設計しよう!

2010-01-24 | 家造り
竃を設計しよう・・・カマドは昔から汚れて汚い代名詞。
部屋の隅に・・・時には家の隅にひっそりと置かれていた。

今では電化され、汚れの付かない機器が多く出回っている。
ピピットコンロ・・・IHコンロを組み込んだカマドを設計する。


                  

                  キッチン2

サイズは180cm×90cm、中央にコンロを設置する。

四周は、天板が10cm飛び出したような形になる。

天板下部の収納扉・引き出し等が、天板よりの下がっていたほうが、立ち仕事をする時
つま先が当たらず、立ちやすい。

コンロ前に立ったとき、足元の開き戸を開けると、油・調味料関連を収納するスペースがある。
カマドの両面から使えるので、かなりの量を収納できる。

短辺方向は引き出しになっていて、鍋・釜が収納できる。これも両端にあるので、収納量としては十分。

天板上にはガスボンベ使用の卓上コンロを置いて、焼きの調理に利用する。
オール電化でも、火を使った調理が出来る工夫はしておきたい。

このカマドにはキャスターをつけて、部屋内を移動することが出来る。
気分を変えて壁際に寄せたり、ダイニングテーブルに付けたり・・・
フロアーコンセントを設置しておけば、如何様にも変更できる。

<食>を楽しむ生活。
専業主婦に飽きた奥さんの代わりに、定年後の旦那さんが<食>の創造を楽しむ。
道具から入るシニアー夫婦にお勧めの<カマド>

キッチンの中心はカマド・・・

2010-01-23 | 家造り
個室の充実以上に、共用室(リビング・ダイニング・キッチン等)が魅力的でないと、
家族はバラバラ・・・

纏まりある<家庭>が形成できない。

二階のダイニングキッチンを魅力あるものにしよう。


                  
                  キッチン1

二階の2ブロックを使って、ダイニングキッチンを計画する。

ここに書かれたのは、ワイワイキッチン。
生活の重心を<食>に置いて描いてみる。

キッチンの中心は、カマドだと思う。
煮炊き・味付け・焼き・・・良い匂いがしてきそうだ。
みんなでワイワイ楽しみながら・・・甘いの、ショッパイのと、意見を交わし・・・
焦げ目が良いか、彩がどうのと楽しい一時を。

食材の洗い・きざみは、調理の前作業。
壁に向かって黙々と・・・でもしょうがないか?

生活をイメージすると、プランはおのずと上記のようになる。

壁に面して、左から冷蔵庫・配膳台・シンク。
配膳台は少し高めに作って、下部はオーブンレンジをビルトイン。
シンクの幅は、90cm以上あると使いやすい。
壁面には横長の窓を設けて、採光・換気と眺望を確保しよう。

振り向けば調理台。4口の熱源を確保。前後から向き合って鍋振りが出来る。
調理台の幅は180センチ。奥行き90cmは必要か・・・
両サイドに、鍋置き出来るスペースを確保。45センチ幅で二箇所設けられる。
配膳台にも活用して、作業性の向上を常に念頭に置くように。

ダイニングテーブルは、180cm×90cmサイズのものが良い。大きいテーブルでゆったり座って・・・
夫婦二人だったら、長手方向に向き合って座るのも・・・180cm離れるとお互い新鮮味が沸くかもしれない。


こんな感じのベッドルーム

2010-01-17 | 家造り
個室の充実をどこまで図るか・・・
全てを完結する部屋とするか・・・
思いは夫々異なる。


                  

                  環境1

写真に写っているのは、水周りに設置させる衛生設備一式。
奥の壁には、暖炉が設けられている。

手前にベットが置かれていれば、ベッドルームにもなる。
飲み食いを除けば、生活が完結する。

家族のコミュニティー意識が希薄な現代では、比較的納得されるインテリアかもしれない。

自分の部屋に入ったら、食事まで出てこない。

趣味・趣向に埋没・・・?

シニアー夫婦・ディンクスにも、これでは問題が発生しそうだ。
家族崩壊・・・

環境を使いこなせる人々だけに、使用が許される空間。
必要な時には、コミュニケーションを図り・・・
家庭を運営する。

優れた道具(環境)は、時には破壊の前兆を感じさせる。

思いっきり生活を楽しむTwo-bath住宅

2010-01-10 | 家造り
とことんプライベート空間を充実させるために、
水廻り(浴室・洗面・トイレ)を、夫々の寝室に設けよう。

              
              
              プラン変更2

プランを見ると、左下の寝室及び右上の寝室夫々に
水廻りが付いている。


左下の寝室は、見るからにホテルの客室風だ。
寝室にはワードローブとベット及びサイドテーブル程度。
水周りはバスユニットと洗面トイレの三点セット。
空間を広く見せる関係上、浴室と洗面の間の壁は、ガラス張り。

右上の寝室はもっとオープン・・・
一室の中に、水廻り空間もベッドも置かれる。
高めのヘッドボードの向こうは、バスタブと洗面・トイレが置かれている。

何れの寝室も、部屋に入ったらどんな格好で過ごそうと、お構いなし!
風呂から上がってストレッチをやったり・・・
アンダーウエアーのままで読書を楽しんだり・・・

個人生活に重点を置いて住宅を計画すると、こんな格好になるかも・・・

シニアー住宅のプラン変更1

2010-01-09 | 家造り
シルバー世代が住む住宅・・・
ディンクス夫婦が住む住宅・・・
子育ての必要がない家族は、
自分たちの生活をより満喫できる、住宅プランが可能になる。

プライベートゾーン(寝室・浴室関連)を1階に、生活時間の長いパブリックゾーンを
生活環境(日当たり・通風・視界)の良い2階に計画するだろう。

今回は、1階の水廻り(浴室)の位置を変更してみる。


              

                プラン変更1

左に書かれているプランは、前回計画した時の間取りである。
寝室への廊下が中庭側にあった関係で、浴室が西側外壁側に位置している。

浴室の環境を確保するための通風・採光は、程ほどに保たれているが、
楽しみがない。

右側の改良案では、中庭を見ながら風呂に入る“楽しみ”を付加した。
市街地では、外に向いた景観の確保は、ほとんど不可能だろうから、
このような<マイガーデン>を楽しむプランが、唯一の解決策だろう。

見ての通り、寝室がかなり小さくなった。
就寝の場と考えれば十分な広さ。
ワークスペースと考えれば、チョッと狭い。

生活の主体をどこにおくかで、部屋の広さの割付が変わる。
生活をデザインする。これが住宅設計の基本だろう。