手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

60センチの驚異

2010-06-27 | 家造り
四つのブロックを組み合わせた住宅・・・
一辺が3メートルのキューブでは確保できなかった空間も
60センチ増やしただけで、こんなにゆったりとした空間になった。

                  


                  最小ハウス19


間取りは変えていない。

それぞれ、4つのブロックは8帖の大きさ。
この大きさが、空間の最小単位か?

寝室・・・
8帖の空間内に、クロゼットまで納まった。
リビング側から使う必要は無い。
寝室の独自性が一段と高まる。

水周りも充実した。
洗面化粧台の自立・・・?
トイレ側から兼用しなくても良い。
トイレ内には小型手洗いがある。
おまけに洗濯機を置くスペースも確保できた。

二つを足した空間・・・16帖はプライベートゾーンとしては充分だろう。

キッチンにセットした流し台の幅は240センチ。
料理らしいことができる幅まで広がった。
間取りの上方に書いたのは、配膳台と食器収納。幅は240センチあるので充分な大きさ。
厨房家電を置くスペースも充実した。

食卓をこの空間にセットしたので、8帖のリビングは独立。
リビング・ダイニングの空間を足すと、16帖。
16坪の住宅では、贅沢な空間になっている。

3m四方のキューブのとき、住宅の面積は10坪。
3メートルを3.6メートルに増やしただけで・・・この豊かさ。
しかし・・・その住宅の大きさは、16坪になった。

6割アップの結果とすれば、充分想像できる結末。
600万でできた住宅が、960万になった。
360万の増額を高いとするか・・・
車1台の金額と考えれば・・・空間の豊かさに投資しよう。




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どちらが使いやすいか・・・

2010-06-20 | 家造り
ここで二つのプランを並べてみよう。
外形ラインも面積も同じ。
違うのは各部屋のゾーニング。

これは4月24日に掲載したプラン。

                  


中央に、各部屋が背中を付けるようにして、並んでいる。
外壁周辺は<回廊>になり、住宅内を一巡できる。

各部屋の孤立性も高く、落ち着いた環境を創れる。
各ゾーンの使い勝手も良さそうだ。

難を言えば、一つのゾーンが9㎡・・・5.5帖しかない。
なんとも小さいが、<回廊>が空間の一体性を、どこまで補完できているか・・・


こちらは前回のプラン・・・


                  


前回説明した通り、部屋の大きさは充分・・・

ただし、・・・
空間の兼用を、余儀なくされる。

寝室兼ダイニング。
寝室兼水周り。
まあ、これは一体で使うので、それ程不都合を感じないか・・・

ただ、個人のプライバシーは・・・皆無。

経験ないが、監視下での生活は、これに近いのだろうか?


ブロックの大きさを8帖にすれば・・・4月24日案でもOKだろう。
充分広いとは言えないまでも。

3m角のユニットを、3.6m角に変更すれば良い。
この程度のサイズ増は、金額的にも可能だ。

費用対効果のバランスは、常に念頭に置きたい。            
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反転プラン

2010-06-19 | 家造り
プランをフト見ていたら・・・
反転もあり得るかと?
何を反転するかといえば・・・
住宅の中央に集めた諸室を
外壁側に張り付かせる。

何が違うかは・・・


                  


                 最小ハウス18

見ての通り・・・住宅の中心に大きな空間ができた。

右側に描いてあるのが、部屋の大きさ。
キッチンとダイニングルームで11帖。
更に寝室部分を加えると、18.5帖の大きさになる。
ダイニングと寝室部分では15帖・・・

プライベートで生活するなら、15帖から18帖のワンルーム空間を贅沢だろう。

点線を引いたところには、引き戸が入る。
ライフスタイルに合わせて空間を仕切ると、バリエーションが増える。

もう一つ良い点は、市街地で生活する場合、
外部からの視線を遮断しやすい。

外壁に多くの窓を設けず、一部分に絞って開口を設ける。
このプランだと、差し詰めダイニングキッチンに設けることになるだろう。
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玄関位置が決まった。

2010-06-13 | 家造り
諸室・諸設備を中央に配し、回廊で周囲を囲んだ住宅プランでは、
玄関の位置は、フリーに設定できるとした。


                  

           
                  最小ハウス17


上の図は、図の下側に前面道路(道幅6m)を想定した。
図の上部は北の方向を指す。

図の右側は駐車場で、東側に位置する。
玄関の位置は、西側の建物と駐車場の間・・・ほぼ敷地の中央にである。

道路の位置・隣接する敷地の状況・駐車場の位置等が決まると、
玄関位置は、必然的に決まってくる。
必然的にとは・・・毎日の生活行動、利便さ等に配慮すると、
この位置しか考えられないと思われる・・・?場所がある。

今回の場合は、敷地の中央。
南面入りの玄関は、“陽に明るく照らされる建物”に向かって、
気持ちよく入ることができる。
昔から、北側の玄関よりは<良し>とされている。 

位置決めをするとき、<必然>で決まらないときがある。
それは<住宅>への、あるいは<住み方>に思い入れがある時。
不合理と思われても、この様な場合は柔軟に対応しよう!
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南面道路の配置計画

2010-06-12 | 家造り
南面道路で・・・
最小敷地は?

市街地を想定して、幅11メートル・奥行き9メートルの敷地に計画。


                  

                  最小ハウス16


敷地面積は99㎡。30坪に該当

南面に6メートル幅の道路を想定。
この広がりを、最大限利用しなければならない。

建物の大きさは、6メートル角。
36㎡。10坪の広さ

建物の右側に、駐車スペースを確保。

右下に描いたのは、敷地を上空から見た状態。
建物の四周と駐車スペースの上部に、パーゴラを計画した。
目的は周辺住宅からの視線カット。

隣地境界までの距離が十分に確保できないので、
建物に帽子のつばを付け、上方からの覗き込みを防ぐ。
パーゴラなので、つる性の植物を這わせる。
葡萄が良いだろう。

夏場は葉が茂って、直射日光を遮り省エネになる。
冬になると葉を落とし、暖かい陽射しを確保できる。


土地代が50万/坪なら、敷地購入代金1500万。
10坪の住宅建設費は600万。
合計2100万で住宅が手に入る。

土地代が80万なら2400万+600万=3000万が建設費になる。
小さな家でも土地代が高いと、大変な出費を覚悟しなければならない!
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窓の位置は敷地と関係する・・・

2010-06-06 | 家造り
窓の位置は・・・

見る・・見られると言うプライバシーに、
関連する。

それでは、仮想の敷地を想定してみよう。

                 

                 最小ハウス15


左上は<東側道路>に面した敷地。
残り三辺は隣地に接している。
南面に小さな庭?を持ち、そこに駐車スペースを確保した。
ダイニングルームの窓越しに、愛車が見える。
車を入れる関係上、南面には奥行き3メートル以上の空間が確保されるため、
覗き込まれることは少ないだろう。
残りの三辺は、隣地と1メートルも離れていない。
十分、人の目を気にしなければならない。

住宅への出入り口は東面。
玄関はダイニングルーム・キッチン側になる。
うまく計画できるだろうか?

右下は<北側道路>に面した敷地。
東側に駐車スペースを確保。
南面は完全にオープンの状態。
この面の奥行きが十分に取れないと、寝室・ダイニングルームのプライバシーが確保できない。

南面道路だと、この点が解消できる。
6メートル幅の道路が南側にあれば、通行人の視線を回避するだけで、
日常の生活に、隣家の視線を感じることはないだろう・・・

市街地で十分広い敷地が確保できないときは、
南側道路の敷地を確保することは、大変有利である。
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ダイニングルームの開口

2010-06-05 | 家造り
ダイニングルームの開口は、どのように空けるか・・・

ダイニングテーブルあり・・・
食器ケースあり・・・
家事家電も、たくさん並んでいる。

雑然とした風景になりそうだ。

                  


                  最小ハウス14


食事をしながら、外の風景を見る程度なら・・・

外から見られない程度に、開口をふさぐなら・・・

腰窓が良い。

80センチ程度の腰壁を作り、その上に開口を作る。
開口の高さは140センチ程度だから、一番高いところで220センチ。
掃きだし窓の天端に、高さが揃う。

外からも覗かれず、室内での閉塞感もない。
掲載の絵には、キッチン側から見た雰囲気を描いてみた。
部屋のコーナー部分に、L型に腰窓を設けた。
ほとんどの部分は壁である。
部屋は落ち着きを持つ。

"部屋に開放感を”という御仁には、天窓はいかがか・・・?
市街地の住宅では、プライバシーを確保しつつ・・・開放感を得るのにもってこい!
ただ、注意しなければならないのが、維持管理の難しさ。

埃にまみれ・・・
雨に汚れ・・・
“どーやったら掃除ができるの”と、考えてしまうような取り付け方が多い。

快適な生活を維持するためには、毎日の維持管理が検討されていなければ、
せっかくの工夫も、悔やまれる結果となる。

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