浴室内から見ると・・・

浴室内から水周りを見てみよう。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　ユニット＜水廻り4＞


正面に見えるのがクロゼット。
タオル・下着関連が、十分納まる大きさがある。
解かりにくいが、2連のクロゼット。
その左が、水周りへの入口。
ベッドルームからの入口になるか、共用部からの入口になるかは、
全体プランの構成によって変化する。

左手には洗面化粧台・トイレと並ぶ。
洗面化粧台の前を開口部に出来れば、採光・通気が可能なので、
水廻り空間も、明るくさわやかな環境が整う。

　　　　　　　　　　　

収納を十分取った水廻り

水廻りにも収納は必要！
バスローブを引っ掛けるフック・・・
リネンとは別に、タオルを収納する棚・・・
下着を整理する衣類だな・・・

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　ユニット＜水廻り3＞

ユニット＜水廻り1＞との大きな違いは、収納量。
洗濯機の脇には、洗剤・洗濯備品・・・全てのものが収納できる。

その隣にクロゼット。
バスローブもキチンと収納。
夫婦だけなら、夫々専属で使える。

浴室の広さは前回と同じ。
洗面化粧台の幅が狭くなって、150センチ。洗面ボールは一つになる。

マイナス点もある。出入り口が一箇所しか確保できない！
ユニットの組合せで、どれほど支障が出るか・・・

浴室と洗面・トイレの間はガラス壁。
視界が通るので、狭さは感じないだろう。

3ｍの天井高はすごい！

３ｍ立法の水廻り空間・・・
天井高さがすばらしい。
３ｍ四方は4.5畳大である。
この空間で３ｍの天井高は、お寺並み。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　ユニット＜水廻り２＞

天井に釣り込むレインシャワーも、１ｍ程パイプで吊り下げることになる。
この天井高だと、浴室周りはガラスで囲って、広い空間を確保せねばならない。

床仕上げの選択も難しい。
広さを感じさせるためには、浴室内の床仕上げも洗面床に合わせることになる。
フローリングでは、浴室の仕上げには向かない。
耐水性に心配のない石材・タイル材と言うことになるか・・・

壁材も同じこと。
浴室内の仕上げが、洗面壁にも波及する。
ガラス材と言う選択はあるが、四方ガラス張りの部屋と言うのも・・・？

今回から水廻り・・・

今回からは水周りの検討。
まずは３ｍ四方に、どのようにレイアウトできるか・・・


　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ユニット＜水廻り１＞

浴室・洗面・洗濯・トイレを、一つの空間にレイアウトする。
洗面は2ボール。収納は洗面台の下部と、洗濯機置場の間にリネンを少々。

トイレに座ると、正面に洗濯機が見える。
最近は、この手のレイアウトが結構ある。
気になる御仁は、トイレの奥行きは十分あるので、
扉を付ける事も出来る。
この手のタイプは、浴室との境も壁となろう。

浴室は1600×２０００サイズ。
十分の広さがある。
天井面にレインシャワーを設置すると、チョッと狭さを感じるか・・・飛沫がバスタブに多少
入るかもしれない。

洗面化粧台側及びトイレ側の壁は、ガラスの間仕切り。
視界が通るので、空間の広さを感じる。

洗面台の前面とバスタブ側の壁が開口なら、開放感のある水周りになる。
ユニットの組合せで、水廻り環境は随分変わる。

水周りへの出入り口は2箇所。
回遊型のプランが作りやすい。
一つの出入り口はベッドルームへ。
もう一つの出入り口はキッチン又はダイニングへと・・・　

こじんまりとした・・・見通しの利く寝室

コジンマリトシタ・・・
程よく囲われた、ベッドコーナー。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　ユニット＜寝室８＞

Ｌ型にローカウンターを配置したせいか、
ベッド周辺が纏まりのあるコーナーになった。

左手を伸ばせば、カウンターに届きそうな距離。
寝ていて、なんでも出来そうだ。
これが高じると、病院の病室になる。

ベッドに寝ていて、庭の様子がわかる。視界の＜抜け＞が非常に良い。

天井高を３ｍで画いてみた。
これが気持ちよく見える原因かも・・・？

幅３ｍ、高さ３ｍ、奥行き６ｍ・・・これが寝室の空間ボリュウムである。

部屋内に飛び出したクローゼット。
部屋側へ７５センチ飛び出す勘定になる。
これが無いと、部屋の空間はもっとシンプルでリッチになるのだが・・・

ベッドを取り囲むサービスカウンター

ベッドを取り囲むＬ型カウンター・・・
フィッティングコーナーとの境カウンターにはＴＶが・・・


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　ユニット＜寝室７＞


上半分はフィッティングコーナー。
壁際にはクロゼットが・・・幅は２ｍ。
反対壁際には、ベンチ！
トッカエヒッカエ・・・洋服を選択？

ＴＶの向きを変えれば、ベンチで楽しむことも出来る。

ベットに入れば足元にＴＶが・・・
こんなにＴＶを見ることもないが！

ベットから手を伸ばせば、カウンターに収納したものが手に取れる。
カウンター下には小型冷蔵庫。
本を読みながらビールを一杯・・・
楽しい一時になりそうだ。

女性の寝室なら、カウンターに鏡をセットしてパウダーコーナーに。

ベッドから見た部屋の風景も、視界の＜抜け＞が良いので、広さを堪能できる。
１１帖の部屋には思えないだろう。