手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

2階平面・・・

2013-11-30 | 家造り
2階平面を見てみよう。

         
         20131130

左端に、1階から2階に上がる階段が・・・
階段を上りきると、左手に2階のトイレ。
上りきって・・・まっすぐ進むとリビング・ダイニング。
plus-oneと書かれた広縁部分の先には、キッチン。
広縁部分にはワークコーナー・プレイコーナー等、生活スタイルを特徴付けるコーナーが。
広縁から屋外に出ると、そこは4,5帖ほどの屋外テラス。
plus-oneの折り戸を開放すると、10帖大の半屋外空間が形成される。
自然環境を身近に感じられる「家」と言える。

リビングダイニングをステージ3、キッチンをステージ4と標記した。
それぞれのステージは、南北2面が吹抜けに面し、中空に浮いた「床」の感がある。

屋外テラスの前には、フライシェルターと記載したキャンバス布の目隠しが・・・
詳細は、追って説明しよう。

1階平面

2013-11-24 | 家造り
1階平面を概観しよう。

          
          20131124

左側が前面道路・・・西側に4m道路がある。
上方は北側で、隣地に接する。
東、南側も隣地に接し、南面に駐車場とテラス・庭を設けた。
玄関は西側中央に位置し、駐車場前の階段を70センチほど上がって、玄関ドアに至る。
住宅中央に、耐力壁で囲われたステージ1・2が、左側から並ぶ。
ステージ1は主寝室。ステージ2は寝室・・・子供部屋になる。
二つのステージに挟まれた空間は、水廻り。洗面脱衣とシャワーブースそして、洗濯機置き場。
これら三つを取り囲むように、廊下が廻る。
1階テラスへは、廊下のくぐり戸(ドアサイズがとても小さい)から・・・そっと出る。
ここらの設えの意味は、後ほど詳細に・・・

西側道路からテラス方向を見る

2013-11-23 | 家造り
西側道路に立って、グリーンゲイト越しに、駐車場と庭を見る。

          
          20131123

頭上を右から左へ伸びるのが、グリーンゲイト。
葡萄の蔓を這わせた棚は、道路部分と敷地を緩やかに仕切る。
左手が住宅の玄関。
正面には、絵に描かれていないが、愛車の姿が見えるはず。
車の後ろでは・・・1、2階ともテラスを設けて、屋外での生活を満喫できる。
車が視界のシェルターになるか・・・そして、テラスでの生活ができるかは、
住人の生活観による。
人の目が気になるようなら、塀的な遮蔽物を、施設しなければならないだろう。
周辺の町並み景観を配慮して、家の周辺は計画しよう。

建物の詳細に入る前に・・・外観をイメージ

2013-11-17 | 家造り
今回は、プランに入る前に外観をイメージしてみる。
上空から俯瞰した住宅の形は・・・

          
          20131117

道路側上空(西側)から、住宅を見る。
筒状の形態が、屋根上に伸びている。
ここが、コンセプトでフレームと称した、ステージ1~4の集合体。
フレームの右手に可動デッキが見える。
手前道路際には、「グリーンゲイト」が。
葡萄の蔓を這わせ・・・夏の緑陰を作り出す。
道行く人の視線を適度に遮断し・・・そして、公共空間との間を緩やかに繋ぐ。


お楽しみの付いた住宅

2013-11-16 | 家造り
何がお楽しみなのか・・・
追い追い図面の中で説明していくが、簡単に言えば部屋の床面積が増える。
2階にある20帖の部屋が27帖に変身。

       
       20131116
この字が読めれば分かるのだが・・・見えない!

2階吹抜けの手摺を倒すと、簡易床になる。
これは、吹抜けにある窓面を清掃するために設けたキャットウォーク。  
仮設だから制約はあるが・・・結構楽しい仕掛けになる。

乞うご期待。

誰にでも手に入る低廉な邸宅

2013-11-10 | 家造り
低廉な住宅を建てるのは・・・みんなの夢。
この住宅では屋根・外壁をパネル化することで、工数の簡略化を図り建設費の低廉化を図った。

          
          20131110

ここに低廉邸宅のコメントを掲載したが、
判読しにくいので、内容を説明しよう。

建設現場で屋根・外壁下地を作り、断熱材を充填して仕上材を張る。
その間に、開口部のサッシュと取り付け、防水をしていては工数がかかる。
屋根・外壁を、90cmあるいは180cm幅のパネルに加工して・・・これにはサッシュも取り付けてしまおう
建設現場に運び込み、柱梁に取り付ける。
工期は格段に短縮されるだろう。
天候に左右されることもない。
パネル製作工場で作成するパネルは、製品精度も向上する。
住宅品質も大きく向上する。
良いことづくめの低廉邸宅・・・是非実現しよう。

環境に配慮したサスティナブル住宅

2013-11-09 | 家造り
住宅を造るに当たって、自然環境と共生する・・・自然の風、陽光、太陽熱を
うまく利用して、快適な環境下で生活することを心がけよう。

住宅で屋内外を仕切るのは、屋根と外壁。
断熱性の向上、通風・採光の確保・・・これらがうまくできれば、省エネ住宅・・・ロハスな生活が可能になる。
省資源が叫ばれる今、住宅建設のコンセプトとして、考えてみよう。

           
           20131109
コンセプトを記載したシートを掲載する。

左側に住宅のフレームを示す。
3.6mグリッドを、4つ積み上げた空間が、住宅の骨格になる。
4隅を耐力壁で固定した、非常に強固な立体である。
このフレームにシートをが撫せるように、屋根と壁が付く。
右側にイメージを・・・グレーの部分が屋根・外壁になる。
シートには幾つかの穴が開く。
この穴が、風の通り道であったり、陽光の取り込み穴であったり・・・人の通り抜ける出入り口になる。
何のことはない・・・窓、ドアを「穴」と表現しただけだ。
しかし・・・「穴」と考えると、取付け位置や大きさが、従来のサイズにこだわる必要がない。

住宅の外観は、かなり「ミステリアスな風貌」となろう。

人生のフェイズに合わせたステージの使われ方

2013-11-03 | 家造り
新家庭を作ってからシニアー夫婦に至る人生の変遷
これらのフェイズに合わせて、住宅も変わっていく。
4つのステージとPlus-oneはどのように使われるのか?
一覧にまとめる。

          
          20131103

フェーズ1では、30代の生活者(若夫婦)が、各ステージをどのように活用するか?
        趣味の生活、パーティー交流、スキルアップ等
フェーズ2では、30代~50代生活者(子育て世代)が、各ステージをどのように活用するか?
        ワークスペース、プレイスペースの充実
フェーズ3では、60代~の生活者(子育てが終わったシニアー夫婦)が、各ステージをどのように活用するか?
        個室の充実、趣味の生活、地域交流等
これらの変遷に耐え抜く空間は、シンプルで明快。

生活者が工夫し、進化させる過程が「住宅の本質」と思う。

今回からは、1500万で建てる面白い住宅

2013-11-02 | 家造り
新しい住まい方を提案する。

壁とドアによって仕切られた「部屋」から決別しよう。
そして、○○LDKと言う、部屋数で住宅を語ることから卒業しよう。
部屋に取って代わる「ステージ」の導入により、
一つの空間の中に生活者の息遣いを感じられる住宅を創ろう。

        
        20131102イメージ図

1つのステージは、3.6m×3.6m×2.5m(2.85m)の立方体。
四隅を耐力壁で囲まれたプライマリーな空間。
この空間に色々な性格を与えるのは、生活者の「役割」。

今回は、1階に2ステージ2階に2ステージと、これらのステージを繋ぎとめる空間「Plus-One」を計画。
                    ↓
               4Stage-plus-one  ネーミングをしました。
プラスワンは、多用途空間とCorridor(廊下)及びVoid(吹抜け)の混成空間が、
2階屋外の可動テラスと一体になった、この住宅で一番楽しいエリア。

この各ステージが、どのように変遷していくか・・・