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ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

難燃処理木材を、外壁に使う場合の注意点。

2017-08-27 | 建材
外壁に木材を使う時には地域の制約で、
難燃材等を使用しなければならないことがある。

木材はもともと耐候性に劣るものだが、
化学処理によって、
さらなる不都合が起きることもある。

木材の難燃処理は水溶性の薬剤注入が基本であるため、
屋外で難燃処理木材を用いた場合には、
雨水の影響や木材の吸放湿の過程で、
薬剤が内部から移動し、材面に白い粉状に吹き出す
(白華)ことがある。
この現象は塗装によりある程度まで抑制することができる。

2014 年、日本住宅・木材技術センターの優良木質建材認証(AQ)において、
塗装処理により薬剤の溶出を抑え白華を抑制した難燃処理木質建材が、
「白華抑制塗装木質建材」として新たに規定されたところである。
すでに同認証を得た製品が市販されている。
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下見板張りは、どんな風景だったか? 昔を懐かしんで・・・

2017-08-26 | 建材
ミッドセンチュリー・・・
20世紀の中頃・・第二次世界大戦が終わって、
日本が、これからどのようになっていくか?

不安と・・戦後の開放感。

ふっと息が抜けて、
明日からの生活を始める住処を作り始めた。

こんな時に、
敗戦後の焼け野原にあった残材と、
山から切り出された杉板たで作られたのが、
木造下見板張りの住宅。


今では、ほとんど見られなくなった、
時代を感じさせる外観。
時代劇に、出てきそうだ!

外壁の断面を図面で表すと、

このようになる。
防火性能も遮音も全く期待できない住処。
まさに・・・雨露をしのぐ侘び住まいだった。
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木質系サイディング・・・戦後すぐに建てられた建物は、板張り外壁がほとんど。

2017-08-20 | 建材
sidingサイディング 研究社ライトハウス英和辞典には、
米国用法として、①下見張り、壁板 とある。
もともと、板張り外壁を指したものだろうか?
今では・・・
・木質系
・軽量気泡コンクリート系
・窯業系
・金属系
・セラミック系
・樹脂系

と、材種によって、
多くのサイディングが、商品化されている。

初回は、木質系サイディング。
天然木材(すぎ、ヒノキ、ひば)や、合板を塗装したものなどがある。
不燃材料ではないため、
使用できる地域等が限定されるので、
適宜確認が必要である。

最近は、不燃液を加圧含浸処理した、
不燃木材が、商品化されている。

不燃木材の加工販売をしているのは、
(株)アサノ不燃木材
本社は、東京都江東区にある。
木材や建具などにホウ酸塩系薬剤を加圧含浸させ、
不燃性を持たせた製品を製造・販売するほか、
不燃化技術による新技術・新製品の開発を行う。
同社の不燃木材は浅野成昭が開発し、
2001年に日本で初めて国土交通省から不燃材料の認定を受けた。
主な納入実績として、地下構造物の汐留駅、
超高層建築物の秋葉原UDX、鉄道車両の海幸山幸などに採用されている。
2006年には新日本様式100選の認定を受けた。
ブランド名の「セルフネン」は、セルロースと不燃との合成語である。

規格品はスギ、ヒノキで、長さ2000 幅110 厚み18、24㎜となっている。

次回は、不燃化の技術を検証してみよう。
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サイディング・・・言葉の意味から

2017-08-19 | 建材
サイディング・・・建築用語でよく聞く言葉だが、
意味まで調べたことがない。

ちょっとWEBを覗いてみると・・・
建築用語大辞典では板状外壁材の総称。
乾式工法の主要材料の一つで、
施工の合理化に伴い採用されることが多くなっている。
セメントなどを主原料にしたもののほか、
断熱材やハードボードなどを芯材に
金属板で被覆したものなど多くの種類がある。
と、ある。

また、ほかの言葉辞典では・・・
建物の外壁に使う板。
15~60cm幅の板を、建物の外壁に横方向或いは縦方向に、
釘・金具などで取り付けて使う。
外壁の意匠性だけでなく、雨・風や飛来物から建物を守る役目がある。
アルミやスチールを利用した物や樹脂で出来た物などがあるが、
セメントや珪酸カルシウムなどで作られた物を、
窯業系サイディングと呼び、
建物の防火性能を向上させることが出来る。
と、ある。

住宅用語大辞典では・・・
本来は羽目板や下見板など外壁に張る板材の総称。
一般的に、セメントやセラミック、金属を使った
工業製品化された外壁材を指す。
最近では、耐久性や断熱性、防火性、デザイン性
(タイル風、石材風など表面の意匠もさまざま)に
優れたものが開発されている。
と、ある。

どれも同じような解説で、
大体のイメージは、掴めたかと思う。

次回は木質系の商品から、
話を始めよう。
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最後に複層塗材RE・・・

2017-08-13 | 建材
JIS呼び名 複合塗材RE・・・
反応硬化形合成樹脂系複層模様吹き付け材・・・長すぎて、
二度と書けない!

メーカーも材種も少ない。
何故ならば・・・下地の条件が最も厳しい。
コンクリートかモルタルか・・コンクリートブロックしか
適さないときている。
要は・・・下地が動きにくく、
収縮しないと言うことか?

菊水化学のキクスイタイル・エポ
ダイフレックスのダイヤエポンE
AGCコーテックのHBP-SR
の3種類くらいか?

吹き付け材で注意しなければならないのは、
防火認定を取っているか否か。

外壁に防火性能が要求されるときには、
下地と合わせて、認定品を使わなければならない。

吹き付け材には、意外と認定品が少ないと言うこと。

むしろ次回から話を進めるサイディング・・・
乾式外壁材の方が、認定品が多いかもしれない。
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外壁複層塗材E・・樹脂系吹き付け材

2017-08-12 | 建材
JIS呼び名の複層塗材Eは、
合成樹脂エマルション系複層模様吹き付け材。
長ったらしくて良く解らないが・・・

種類がたくさんある訳でもなさそうだ。
メイカー数も3社程度、
商品数も5種類あるだろうか?

菊水科学工業のキクスイタイル・エマルナ
エスケー化研のレナラック
AGCコーテックのボンフロン弾性HB-SR など

いずれも、塗膜材にフッ素樹脂、アクリル樹脂、シリコンエナメル樹脂 等の
合成樹脂が添加され、
下地の割れに追従する性能を有する。

これらの吹き付け材は、
ほとんどの下地に、適応している。

因みに・・・値段は、2000〜4000円/平米・材工ほどだろうか?
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合成樹脂系には薄塗り材がある

2017-08-06 | 建材
外壁吹き付け材のセメント系には
薄塗り材Cはなかった。
厚吹き材で2種類程度と、
商品は少ない。

セメント系の複層塗り材Cも
商品は見つからない。

合成樹脂エマルション系砂壁状吹き付け材・・
JIS呼称 外装薄塗り材Eになると、
商品数はぐっと増える。

菊水化学のキクスイ マスロールA
山本窯業のセラスキンローラー
     グッセラ・Gローラーグラテ
    アルチストーン
メーカー数にして5社程度
商品数にすると、30〜40種はあろうか?
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外装薄塗り材Cは・・・も〜存在しないのか?

2017-08-05 | 建材
JISの規格に表記されているC材・・
メーカーの商品リストを見ても、
なかなか出てこない。
と言うより・・皆無なのかもしれない?

外壁に亀裂ができたら、
漏水の危険性が大。

漏水は建物のクレームナンバーワンだから、
これは何としても、回避しなければならない!

現在C材であるのは、
厚塗りの商品に限られそうだ。

外装厚塗り材C で、見つかったのは・・・
菊水科学のキクスイタイロック
太平洋マテリアルの太平洋ユニスタッコ
二つしか見当たらない。

多くは、可塑性に優れた、
樹脂系の吹き付け材になる。

建築仕様書に、
外装薄塗り材Cと表記されていた時には、
まず、材料の存在を確認するとともに、
設計者の考えを確認しよう!
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