手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

ヒートポンプ式のバスコンディショナー

2013-08-25 | 家造り
ヒートポンプ式とは、どの様な・・・
パナソニックのイメージ図を掲載する。
          
          20130825-1

左に概念図が・・・
冷媒を圧縮・減圧することによって温度を上げ下げし、
その間を空気を通すことによって、温風・冷風を作るようだ。
室内の空気を屋外に排気する前に熱交換するので、
加熱エネルギーをその分節約できる。
従来は、ヒーターで空気を加熱していたので、
加熱分は電気エネルギーを、もろ必要としていた。
この省エネ率は60%にもなると言うから、
是非、採用したい気にはなる。

各運転モードは、次図のようだ。
          
          20130825-2

上段二つが、ヒートポンプモード。
除湿乾燥(洗濯物の乾燥)と予備暖房(冬、寒い風呂に入るのがいやな人)には、
ヒートポンプが必要になる。
下段二つは、ヒートポンプ停止モード。
涼風と換気には必要ないようだ。

バスコンディショナー

2013-08-24 | 家造り
浴室をシャワーだけで使い込むには、
浴室のコンディションを快適にしなければ・・・
シャワーを使用中に、ゾクゾクとしてはまずい。
浴室に、バスコンを設置しよう。

         
         20130824

右に天井伏せを書いた。
50センチ角位の設備器機をセットすることで、
環境を改善できる。
器機からは、ダクトがサニタリーとダイニングに伸びている。
これらの部屋から暖気を回収しながら、浴室を暖めつつ換気する。
省エネに配慮した器機が、発売されている。

今回は、パナソニックの商品カタログを転載する。
         
         20130824-1
これが、浴室の天井に取り付けられる設備器機の図。
ダクトが3本取り付くのが分かるだろうか。
1本が排気ダクト。
これが外壁に突き出て、屋外に排気する。

天井伏せの左側に、排気ダクトの断面を記載した。
外壁に着く梁を掻い潜って屋外に出るため、
浴室の天井を、一部10センチ下げねばならない。
さもなくば・・・階高を10センチ上げて、浴室天井をフラットにするか?

水廻りの断面検討

2013-08-18 | 家造り
水廻りには給水・排水・換気・・・色々な機能が要求される。
したがって、床下・天井裏には、多くのものが内蔵される。

          
          20130818

階高を2.7mに設定してみる。
床下に20センチの空間を確保した。
トイレ・洗面・洗濯・浴室からの排水を、この床下空間を利用して
パイプスペースまで導く。
排水勾配は1/50から1/75位に設定しよう。
竪管までの距離が短ければ、配管詰まりのリスクは少なくなる。
この20センチ段差は、浴室の床防水を施工するにもメリットがある。

木造住宅で、床部分を2重床にすることは、少ないだろう。
しかし、配管・配線を床下に入れれば、天井内に配置するよりも、
メンテナンスがし易い。

そして・・・居室の空調は、床下空間をチャンバーにして、冷暖房する。
床下から温風や冷風が出れば、心地よいことこの上ないのでは?

水廻りの詳細

2013-08-17 | 家造り
水廻りを拡大してみる。

          
          20130817

シャワーブースを、ガラスのドアーと壁で区画した。
広さは2.1m×1.8m。
この広さは1620と呼ばれるユニットバスに該当する。
これはファミリー家族が使う浴室に該当する。
半分の床にすのこを敷き、休憩用の椅子を置いた。
椅子を引き出して、座ったままでシャワーを使うこともできる。
バスタブを使わない浴室では、これ位のゆとりを持たせよう。

バスタブが欲しくなった時は、置き式のバスタブを買い込もう。
この状況を想定して・・・十分な広さを確保した。

シャワーブースの手前は洗面脱衣とトイレ。
そして・・・ドア付きの洗濯機置き場を設置。
洗面トイレをワンセットにしたので・・・狭さは感じないだろう。

2・3階部分の賃貸バージョンを見直す

2013-08-10 | 家造り
賃貸に間取り変更したとき、主寝室で8帖をキープできなかった。
個室の充実は欠かせないことだし・・・
なんと言っても、8帖の空間はゆとりを感じる。
水廻りを工夫して、寝室を大きくしてみよう。

           
           前回までのプラン

寝室は、6帖大しか確保できない。
水廻りも、廊下を含めると6帖近くある。
これはバランスが少し悪い。
水廻りの合理化?を図る。

           
           20130810

緑で囲った範囲が8帖。
クロゼットを除いて、8帖がキープできた。
水廻りと寝室の間にクローゼットを移動したことによって、
リビングダイニングと、空間を連続させることができる。

寝室から廊下に通じる内玄関もできた。
ワンルーム住居では、2箇所の出入り口があると、
これは・・・とっても使いやすくなる。

後は・・・4帖の水廻りが、うまく機能するか?

屋上を共用スペースにするには・・・

2013-08-04 | 家造り
3階の住人しか屋上が使えないのでは、不公平!
このように思われる人も多いだろう。
住人が共同で屋上を使う。
もう少し・・・積極的に、コミュニケイションの「場」にするには・・・

           
           従前のプラン

階段に沿って、廊下を付ければよい。
これだと2階のプラント同じになる。

           
リビングダイニングの広さが14帖になった。
キッチンの幅も90cm減少。

2階プランを検討すれば、多少改善できるだろう。
肝心な点は、屋上を誰が使うか・・・
どのような使い方が、一番家賃UPに貢献するかを判断すること。           

3階の賃貸バージョン・・・

2013-08-03 | 家造り
3階を賃貸バージョンで検討してみよう。
予め水廻りに想定した箇所が、プランにうまく乗るか・・・

           
         コンバージョン前の3階プラン

従来は、リビング・ダイニング・キッチンの ALL-IN-ONE 空間だった。
収納とトイレ・洗面で構成されたエリアを、水廻りに変更する。

         
         20130803

階段を上りきった所が玄関になる。
廊下を進むと、左手はリビングダイニングとキッチン。
16帖の ONE-ROOM になっている。
リビングダイニングには大型テーブルを配置して、
ソファーセットは省略した。
リビングダイニングテーブルで、全てを賄う。
家具を細々と置くと、空間が貧相になる。
しっかりした家具を、1品・・・・ドンと据える。

右手には屋上へ出る階段が・・・
と言う事は、屋上は3階住宅の独占になる。

水廻りは・・・トイレの位置は変えず、収納部分に浴室をはめ込んだ。
洗面と洗濯機の位置は・・・微動。
キッチン廻りは、変更無しとした。
重装備の部分を変更すると、大事になる。
事前に変更後のイメージができていれば、
プランに反映させておけば、後が楽。

このプランでは、収納が将来対応のエリアだった。