手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

タウン

2020-10-31 | 建材
ムクロジ科・・・
別名マルガイ(フィリピン)、カサイ(サバ、サラワク)、マトア(イリアンジャヤ)

柾目の画像を・・


分布は東南アジア、ニューギニアなど広く分布。

辺材は淡い黄褐色。

心材は淡い褐色~赤褐色。

木理は通直~交錯と幅が広く、
肌目はやや粗い。

独特の光沢を有し、
時に柾目面にリボン杢が現れる。

やや重硬で加工性にやや難があるが、
表面の仕上がりは良好。

乾燥時に、反りや落ち込みが出やすい。

耐朽性は中程度。

用途は床材、造作材、装飾材、家具、合板など。

パラゴムノキのブラウン色仕上げ

2020-10-18 | 建材
ゴム採取後の廃材利用を目的に、
用途開発が行われ、
現在では、
大量のパラゴムノキが、家具材・造作材として、
日本国内で利用されている。

約25年くらいで伐採するため、
10~15㎝の小径木で、
一般には集成材として使われる。

他の木材では見られないほどの道管があり、
体質顔料の入らない着色剤では、
吹き戻りが生じる。

集成材の継ぎ目が目立たないように、
塗膜着色にウエイトを置く。

その着色した画像がこれ。

パラゴムノキ

2020-10-17 | 建材
トウダイグサ科で、
別名ゴムノキ、パラウッド。

原産地はブラジルで、
現在は東南アジア・南太平洋地域で、
ゴムを採取するため、造林されている。

パラゴムノキの画像は・・・


これは集成材の画像。

全体に灰白色~淡い黄色で、
辺心材の境界は不明瞭。

木理は通直~やや交錯し、
肌目はやや粗く、
大きな道管をもつ。

やや軽軟で、
加工は比較的容易だが、
耐朽性は極めて小さい。

イグサ科だから、
草の類か・・・?

青変菌に侵されやすい。

用途は主に集成材とされ、
造作材、家具、合板の芯材などに利用される。

ターミナリア

2020-10-11 | 建材
シクンシ科・・聞きなれない!

材色の濃淡によって、
イエローターミナリヤ、ブラウンターミナリヤ、レッドブラウンターミナリヤに分けられる。

それでは画像を



分布は東南アジア、南米、アフリカなど。

心材の色調は、
淡い褐色~黄褐色のものと、
淡い褐色~褐色のものに大別され、
辺材は、
それぞれ心材より淡色。

何れも木理は交錯し、
肌目も粗い。

樹種により、
軽軟~やや重硬と幅があり、
加工性も容易~やや難。

強度・耐朽性は、
ともに中程度。

用途は家具、造作材、合板、集成材。

ビンタゴール

2020-10-10 | 建材
オトギリソウ科・・
別名はカロフィルム(ニューギニア)

追柾目の画像から


分布はニューギニア、スマトラ、ボルネオ、マレーシア、インドネシア。

辺材は黄白色~黄褐色。

心材は桃褐色~赤褐色で、
辺心材の境界はほぼ明瞭。

木理は交錯し、
肌目も粗いが、
光沢を持ち、
リボン杢が現れる。

やや重硬な為、
乾燥にやや難がある。

加工は比較的良いが、
毛羽立ちやすいので、
注意が必要。

耐朽性は中程度。

用途は家具、合板、楽器など。


ディレニア

2020-10-04 | 建材
科目はビワモドキ科。
枇杷に似た樹種だろうか?

別名はシンポ―(サバ、サラワク)

分布はニューギニア、インドネシア、タイ、ミャンマーなど。

画像から・・


辺材は淡い褐色。

心材は赤褐色~濃い赤褐色で、
時に紫色を帯びる。

木理はやや交錯し、
肌目も粗いが、
柾目板に杢目が現れる。

やや重硬な為、
加工性にやや難があるが、
表面の仕上がりは良好。

乾燥時に反りや割れが出やすいので、
注意を要する。

耐朽性は小。

用途は床材、構造材、フローリング、合板など。

カナリウム

2020-10-03 | 建材
材名は聞きなれない名前だが・・
科目はカンラン科。
こちらも初耳・・・

別名はケドンドン(マレーシア、マラヤ、サバ)、ケナリ(インドネシア)

板目の画像


分布はニューギニア~東南アジア~インドに分布。

全体に淡い黄褐色~淡い桃褐色で、
辺心材の境界は不明瞭。

木理は交錯し、
肌目はやや粗い。

やや軽軟~やや重硬と、
材により幅がある。

乾燥・加工性は比較的良く、
接着性、釘・ネジの保持性、
表面の仕上がりも良好。

加工時に毛羽立ちやすいので、
注意が必要。

耐朽性は小。

用途は床材、家具、合板など。